サライ11月号は、「奈良」と『運命』

雑誌『サライ201511月号(小学館)を購入してきました。
「サライ、買ってきたよ~。奈良特集だよ」
「へえ、いいじゃない。あとでちょっと見せてね」
翌朝。
「読んだ読んだ。ネコパパ、どうしてこれ買ってきたのか、わかっちゃった」
「え、どうして?
「広上さんでしょ、この付録のCD
「ばれたか…」


公式サイトより
 
『サライ』11月号では、「未体験の奈良へ」と題し、錦繍の大和路の旅を大特集しています。まずは、「心の拠り所となる仏像」と題して、辻惟雄さん、黒田杏子さん、千住明さんほか、奈良に魅せられた7人に、心の拠り所とする一軀の仏像との邂逅と見どころを語っていただきました。
続いて、「悠久の時を刻んできた古道」と題した企画では、山辺、葛城、柳生、室生と呼ばれる4つの古道を歩きます。大和の歴史と文化を育み、男女が恋を語らってきた古の道を逍遥することで、はるか古代の人々の息遣いが聞こえてきます
また、蹴鞠や僧修行などの歴史と文化を体験できるメニューや、倭鴨や大和牛、伝統野菜など、奈良の特産品を使った絶品の料理が味わえる市内の8店も紹介。巻末に詳細地図を用意しましたので、奈良散策にご活用ください。
 
第2特集は、名曲中の名曲であるベートーヴェンの交響曲第5番「運命」に焦点を当てた、「『運命』から始めるクラシック音楽入門」です。
愛好家ならずとも、「運命」冒頭の「ダダダダーン」という旋律を耳にしたことがあるでしょう。今回は、この名演を収録したオリジナルCD(56分)を付録に用意し、特集記事では「運命」の聴きどころを分・秒単位で丁寧に解説しています。CDを聴きながら記事を読むことで、「運命」の魅力や曲に込められたベートーヴェンの想いをきっと感じられることでしょう。
さらに、「運命」の次に聴きたい6つの交響曲や、記事で紹介した交響曲が実際に聴ける、この秋から冬に開催されるコンサート情報も案内しています。この機会にクラシック音楽の奥深い世界にぜひ触れてみてください。
 
付録CDには広上淳一指揮日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で、ベートーヴェンの交響曲第5番の全曲を収録。
1997年録音。日本フィル自主制作盤からの収録。
オマケとしてDG原盤のフルトヴェングラーとカルロス・クライバーの同曲の一部が「聞き較べ用」として収録されています。
本誌も第2特集と入っても20ページを割いて「交響曲の聴き方」を懇切丁寧に解説した記事も。交響曲だけに絞っているところにセンスが感じられます。
「運命」を聞いた「次に聴く6曲」の選曲も面白い。
 
1 ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」
2 ベートーヴェン 交響曲第9
3 ベルリオーズ 幻想交響曲
4 チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
5 ブラームス 交響曲第1
6 マーラー 交響曲第5

昔なら「新世界」「田園」、マーラーなら「巨人」と、ニックネームつきがずらりと並んだことでしょう。
いささかマニアックすぎて、初心者が真面目にこれを聞いたら、道を誤るかもしれません。しかも「ロンドン」を除いて、全て短調の作品ですよ。クライです。
これも世相を反映しているのでしょうか。
 
付録CDの広上淳一の「第5」は、ライヴ一発録りの感興に溢れたもので、
冒頭こそ重く、ちょっと倦怠感のある滑り出しなんですが、次第に音圧も上がり、熱演を展開していきます。
付録だけでも840は安いですよ。

でも広上さん、フルトヴェングラーとクライバーが続けて聞かれるのは…きっと嫌だったんじゃないかなあ。
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コメント

コメント(4)
No title
おまけ目的で雑誌を買うのは、女性だけかと思っておりました(笑)
第1特集の奈良はお読みになられたのでしょうか?

gustav_xxx_2003

2015/10/22 URL 編集返信

No title
いやそれはグスタフさん、ちゃんと見ていますよー第2特集を読んでからですけどね。特集以外にも、舘野泉さんのインタビューとか、興味深い記事もありました。

yositaka

2015/10/22 URL 編集返信

No title
中々魅力的な付録ですね。子供時代に月刊誌の付録で育った世代だけにこういう付録付きは大歓迎です。レコード会社が売るのとは桁違いの枚数が裁けるのも魅力なんでしょうね。
こういう企画で、過去の名演が発掘されるといいですね。レコ芸では期待出来ませんからね。さしずめ、かなり前になりますが高関健氏がベルリオーズの幻想交響曲を指定テンポで演奏したという記事を目にしたことがあります。かのブーレーズよりも遅い演奏とかで興味あります。こういうのを発掘して欲しいですね。

geezenstac

2015/10/23 URL 編集返信

No title
geezenstacさん、おはようございます。最近はオーディオ雑誌などを見ても付録がすごく、スピーカーやケーブル、DACなどもつけているのには驚いてしまいます。電子書籍の普及に対する紙媒体の逆襲をはかる戦法かもしれません。レコ芸も「BBCmusic」などに習って、サンプル盤でなく独立した作品を企画すれば、売れ行きも期待できると思うんですがね。別冊についていたクリュイタンスの「ラヴェル・アルバム」は良いものでした。

yositaka

2015/10/23 URL 編集返信

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yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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