CD-Rの終焉、近し

CD-Rの開発会社が、ディスク事業から撤退するようだ。
ネコパパは、今でもCD-Rは愛用している。
この会社は、各メディアから「もっとも信頼のできるメーカー」と評価されていたところである。
That’sのブランドも、カセットテープ以来馴染み深い。
そうなると、今後はあまり信頼できないメーカーの製品ばかりとなるのか、
それとも、ディスクそのものが無くなってしまうのか…
カセットだって、まだ需要があるというのに。

個人的には、せっかく開発した製品、必ず需要はあるはずなので、多少高価になっても、老舗の責任として、少量生産は続けてほしいと思うのだ。
それが文化であり
ものづくりの心でもあると思うのだが。

 
太陽誘電、光記録ディスクから撤退 CD-Rの生みの親
朝日新聞デジタル  20150611 1955



 
電子部品メーカーの太陽誘電(東京都台東区)は611日、CD-RDVD-RBD-Rなどの光記録メディア事業から撤退することを発表した。
 
同社は、1988年にCD-Rを世界で初めて開発したことで知られる老舗メーカー。日本製にこだわり「That's」のブランド名で高品質な光記録メディアを展開してきた。
 
プレスリリースの中で、同社は知名度の高かった光記録メディア事業から撤退する理由を「想定を超える市場規模の縮小」などと、説明している。
 
ハードディスクドライブの大容量化やクラウドコンピューティングの普及に伴い、光記録メディア製品の市場は縮小を続けています。このような状況に対応するため、当社は原価低減の加速、生産性の向上およびアーカイブビジネスの推進などを進め、収益性の改善に努めてまいりました。しかしながら、想定を超える市場の縮小、および原材料価格の高騰等の影響により、さらなる収益改善は困難な状況であると判断し、記録製品事業からの撤退を決定いたしました。
 
201512月末で光記録メディア製品の販売を終了する予定で、今後は電子部品や、同社の「成長戦略の要」としているスーパーハイエンド商品に経営資源を集中していくという。
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コメント

コメント(2)
No title
昔はPCのディスク残量を気にしながら、古いものを削除していましたが、いまのPCは1テラ・バイトが普通に装備されていますから、圧縮とかをすることもなくなりました。
しかも、クラウドに保存しておけば、突然のPC死滅にも慌てる必要がありません。
そう考えるとCD-RはDVD-Rともども、過去の遺物となっていくのでしょうね。
近頃の若者は、カセットテープにプログラムを記録していたと話をすると「ウソぉ~」と言います(笑)

gustav_xxx_2003

2015/06/23 URL 編集返信

No title
グスタフさん、私もPC保管はしていますが「かたち」が欲しいときもあります。
音楽聴きも、データはあくまでサブ音源で、まともに聴こうと思えばLP、CDを「掛ける」ことになります。
われわれの世代の多くは、おそらくこの習慣を変えない気がします。

この記事で気になるのは「成長戦略の要」という言葉です。
「成長」を目指したために倒産したり、吸収されたりした企業が、とくに音楽業界、音響メーカーには多い。海外には「成長」よりも「品質維持」「小規模」「地道な継続」によって長い企業生命を維持している職人的メーカーが多い気がします。少子高齢化のすすむ日本で「経済成長」はもはや幻想、ないものをめざして貴重な文化を衰退させるのは惜しいという気がしてなりません。

yositaka

2015/06/23 URL 編集返信

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yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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