急ぎ足の博多

長崎から博多へはJR九州の特急で。
かもめ1号・かもめ2号とあって、
「白いかもめ」「黒いかもめ」といわれているんだろうか。
対照的なデザインの特急車両である。
ネコパパとアヤママが乗ったのは黒い方。

 

 
 
まるで「ゴジラ」の映画に出てくる対ゴジラ兵器の「スーパーX」みたい。
車両内部も、グレーの一色でものものしく決めてます。
約1時間半で博多に到着。
 
長崎とは違って、異国情緒漂う都会です。
まずはレンタカーを借りて、大宰府天満宮へ。
学問の神様の宮は、各国からの団体客が訪れていて、さまざまな外国語が飛び交っていました。
ここで参拝。
おみくじは二人とも「中吉
 
さて、天満宮の背後の山中には、九州国立博物館があります。
天満宮境内から長いエスカレーターに乗っていけるのですが、全国で4湾箇所ある国立博物館の中で、最新、最大規模をほこる施設なのでした。

その景観は、山すそに着陸した宇宙船といったところ。
 

 
展示物は膨大。
石器時代・縄文時代から近世に至る、出土品の数々。
文書、工芸品…どれだけあるのでしょう。
火炎土器や土偶をはじめ、歴史の教科書に出ていた諸々の実物にお目にかかれます。
ただし
数時間では、とても回りきれない物量。

館員は多くの人数配置されていて、質問すると、丁寧に、くわしく説明してくれます。
時価十億円の茶碗なんていうのも、あっさり並んでいます。
 

 
市内に戻った後は
福岡レンガ館(福岡市文学館)や貴賓館といった古い洋式建築を見学して回りました。
長崎でもそうだったんですが、各施設に歴史に詳しいボランティアのガイドさんが常駐していて、丁寧に説明をしてくださる。
初めての観光客でも、土地が身近に感じられますね。
最後は福岡アジア美術館へ。
 

 
アジア諸国との長い交流の賜物でもある、アジア各国の美術作品が展示されていました。
ヨーロッパ近代の作品とはまるで違う斬新さ。素朴な画風に大胆な描写…
企画展は、ネコパパ大喜びの「絵本ミュージアム2012

 

 
子どもたち参加型のイベントで、絵本を拡大・立体化・3D映像化した展示の数々に、多くの子どもたちが遊び気分で参加していました。
絵本の原画も数多く紹介。ユニークなところは、地味な存在の科学絵本・歴史絵本に焦点が当てられているところです。この分野の大家である かこさとしさんなどは、大きな特集コーナーが設けられていました。
 
中でも、ひときわ目を引いたのは、鈴木まもるさんの『鳥の巣』をテーマにした多くの絵本の展示です。
原画とともに、親鳥が子を守るために工夫を凝らした巣の実物も出品されていました。
鈴木さんは巣立ちが終わって「空き家」になった鳥の巣を収集し、研究されているとのこと。
 

 
たとえば、南アフリカに生息するキバラアフリカツリスガラの巣。
ヘビを欺くため、偽の入り口があり、寒さからひなを保るためヒツジの毛などで作られています。そのつくりの巧みなこと。
ネコパパとアヤママは、すっかり感心して、『鳥の巣』の絵本を思わず購入してしまったのです。
 
博多の空気に、ちょっとは触れることができたかな。
 
 
福岡…といえば、杜の会主宰のDukeさんのお店『ニイノニイーノ』のあるところですが
急ぎ足の今回は、ちょっと足を伸ばせませんでした。
みるべきところはまだまだありましたが…それは次の機会に。
 
 
 
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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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