緊急時避難準備区域 解除へ

緊急時避難準備区域 解除へ
 
NHK 9月30日 12時13分
 
原発事故を受けて政府が福島県の5つの自治体を指定した「緊急時避難準備区域」が、30日夕方、解除されます。歓迎する住民がいる一方で、放射性物質の除染が進まないと不安だという声も相次いでいます。
原発の異常事態に備え避難の準備が求められている「緊急時避難準備区域」には、福島県の南相馬市、田村市、広野町、楢葉町、川内村の5つの自治体が指定されていて、区域内では放射線への不安などから学校や商店、企業などの多くが閉鎖され、住民の半数に当たるおよそ2万8500人が区域外での避難生活を続けています。政府は原発の状況が改善してきたとして、30日夕方、原子力災害対策本部を開き「緊急時避難準備区域」を解除する予定です。解除を前に住民からは歓迎する声とともに放射性物質を取り除く除染が進まないと不安だという声が相次いでいます。このうち川内村から避難している80代の女性は「解除と聞いて本当にうれしいです。しかし、放射線の影響で戻っても安全に農作業ができるか不安です」と話していました。また、家族とともに避難先から南相馬市に戻った57歳の女性は「解除されても地域の除染が進んでいないので、不安な気持ちは変わりません。早く除染を進めてほしい」と話していました。
 
 
 
フジテレビ系 9月30日(金)12時12分配信
 
福島第1原子力発電所の事故で設定された緊急時避難準備区域が、30日夕方に解除される。
南相馬市の20km~30km圏内や、田村市や川内村の20km圏より外の全域などが指定されていた。
政府は、原子炉の安定的な冷却対策が達成されたこと、そして、対象となる5つの市町村が復旧計画を提出したなど、解除の要件がそろったとして、30日夕方の原子力災害対策本部で解除を正式決定する。
しかし、住民が安心して生活していくためには、除染やライフラインの整備など、さまざまな問題が山積している。
緊急時避難準備区域が解除される広野町。
福島第1原発から、およそ25kmの距離にあるJR常磐線の広野駅は、仮設ホームの工事がほぼ終了し、今後鉄道が復旧する計画もある。
緊急時避難準備区域は、30日に解除される見通しだが、すぐに住民が帰還できるわけではない。
広野町では、およそ5,000人の人口のうち、現在、ここに居住している人は、およそ300人となっている。
30日も避難先から自宅に戻り、除染している人がいた。
除染していた人は「きちっとやっぱりね、除染をしてもらわないと。われわれ年配の人はいいけれども、子どもね。子どもたちはやっぱりね、本当にちゃんとね、やらないと、帰ってこないと思います」と話した。
緊急時避難準備区域には、広野町をはじめ、5つの市町村が該当し、人口は5万9,000人となっている。
それぞれの市町村が、復旧計画書を政府に提出しているが、広野町では、除染をして安全が確保できれば、段階的に住民の帰還を始めるとしていて、市町村によって住民の帰還時期も違う。
交通機関や学校、そして病院の再開、除染が大きな課題となる。
 
 
 
小出裕章氏のコメント 毎日放送9/20「たね蒔きジャーナル」にて
 
 
水野「これ復旧計画の中身がどういうものかって、小出先生ご存知でしたか?」
小出「知りません」
水野「これはね、実は除染の計画のようですね」
小出「はい」
水野「各自治体が除染をどうやっていくかという方針をしめす。あるいは住民の皆さんを戻す時期などを記す、復旧計画。これを提出するということが、この避難準備区域を解除する要件だったようです」
小出「はい」
水野「この除染の計画を立てたらいつかえるというようなことを決めるということって、科学的に、まあ皆さんが、安心していいかどうかということとどう関わっているのでしょうか」
小出「えー。私はこの番組で何度も、聞いていただいてきました、が。日本の普通の方々は1年間に1ミリシーベルト以上に被曝してはいけない、というのが法律なんですね。」
水野「はい」
小出「今、避難をさせられている地域というのは、20ミリシーベルトを超えてしまうところは必ずもう避難」
水野「はい。立ち入ることができない」
小出「で、避難準備区域というのは20ミリシーベルトには達しないけれども、1ミリシーベルトは遥かに超えているという地域なのです」
水野「そうですね」
小出「その地域に、人々を住まわせるというのは法律を作ってきた国としては、どういう考えなのでしょうね。国が率先して法律を破ることをやる、ということなのかなと私は思います」
水野「はい。更に今回はですね。この解除によって子供たちあるいは妊婦さん、入院患者の方たちも、住めるようになるという言い方が正しいのかどうかわかりませんが。」
小出「はい」
水野「まあ政府からしたらそういうことでしょうね」
小出「そうですね。被曝をしてしまうし。我慢しなさいと言ってるわけですね」
水野「20ミリシーベルトには達しないという地域に、子供や妊婦さんたちが住むということについて小出先生はどうお考えになりますか。科学的にはどうですか」
小出「1ミリシーベルトを超えて、20ミリシーベルトを超えないというのは、私のような放射線業務従事者という特殊な人間だけに許されてきた基準です。これから避難を解除するという地域は、子どもも含めて私のような放射線業務従事者になれというに等しいです
 
 
冷却対策が達成された
冷却が達成されたではありませんよね。
 
復旧計画提出された
復旧した、ではもちろん、ありませんよね。
 
復旧計画の実態は除染計画で、
小出先生は除染は基本的に不可能、と述べています。放射性物質を取り除く具体策もあいまいなら、取り除いたものをどこへどう処理するのかも明らかになっていません。
提出された計画というのは、この程度の「形式的文書」のようです。
 
すべての住民に、望むと望まないとにかかわらず、そこにいるという、放射線業務をせよ、というわけですか。
 

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Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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