デッカも大規模なボックスを企画

グラモフォン、RCA、ヴィヴァルテなど、
代表的な音源を網羅したボックスセットが次々に出ている。
ネコパパは、グラモフォン111の後編(黄箱)とヴィヴァルテを購入し
少しずつ聴き進めているのだが
いやその内容の濃いこと。食わず嫌いの未知の曲をあらためて聞き直す喜びもある。
 
さて、名録音で知られるデッカも、今回同様のセットを発売するという。さっそく注文した。発売は10月20日とのこと。
デッカなのだから、大方架蔵しているものだろう。パスでいいや、と思ったのだが、
それが意外にダブりが少ない。デッカといっても日ごろはアンセルメ、バックハウス、ボスコフスキーに往年のウィーン・フィルとの演奏ばかり耳にしているわけで、案外、守備範囲は狭かったのだ。
 
このセットにはバックハウスはないし、モントゥー、クナッパーツブッシュなどの50年代後半から60年代初期の名盤は意識して避けられているようだ。
編集者は、日ごろ光の当たっていない部分に目をつけているように思う。
 
売れない、といって死蔵はもったいない。
ここから聞き手が未知の分野に「枝分かれ」して、関連音源に手を出してくれれば…という意図なのだろう。
大掛かりなサンプラー、といっていいかもしれない。
 
曲目と演奏者の確認はこちらからどうぞ。
 

ネコパパには、この「オリジナルジャケット」みたさ、という興味もある。
きっと、そういう人は多いだろう。とくにLP全盛期に青春時代を送った世代には。
うまい商売のやり方だ。この価格なら、そんな趣味も大目に見てもらえるのでは。
 
国内盤では、こんな企画がめったにないのはなぜだろう?
声楽曲など、対訳がないのはちょっと面倒だ。
 
でもまあ、到着が楽しみ。
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コメント

コメント(5)
No title
こんにちは。半分は重複になっていますね。戦争レクイエムは国内盤が出た折、早速買い込んでしまっていますし、アンセルメ、モントゥーのものも所持しています。私はパスかなと思いました。

SL-Mania

2011/09/09 URL 編集返信

No title
半分ではパスですよね。
私は声楽のディスクを比較的買わないので、今回のものは歓迎です。
戦争レクイエムなど、LPで所有してはいるのですが、なかなか聴く気になれません。
たしか、ロンドン初演を映像で見ているのですが、重苦しく音楽がまったく頭に入ってこなかったのがトラウマになっているのかも。

yositaka

2011/09/09 URL 編集返信

No title
うちのCDとの重複は10枚もありませんが(汗)、自分の主要レパートリーとの乖離を考えるとパスかな…と思いつつ、なんと2枚目!カンポーリ(Vn)のチャイコンが含まれているではないですか!
この1枚だけのために、買っちゃうかも。マルチバイで9180円ですか…(><)

40枚目のスザート『ダンスリー』は、16世紀の世俗舞曲集。かつてデイヴィッド・マンロウも演奏したレパートリー。ピケット盤は20代の頃、苦労して探して見つけたのに、こういうBOXに選ばれるとは驚きです。
38枚目の「3大テノール」は、別の意味で異色ですねぇ(汗)

Loree

2011/09/23 URL 編集返信

No title
ロレーさん、こういうボックスの編集はどういう基準でやるのでしょうね。
今回はオリジナルアルバムの余白に入っているものの選び方が異色ですね。
さすがに予約状況は好調のようです。

yositaka

2011/09/23 URL 編集返信

No title
ボックス到着しました。今少しずつ聞いているところです。
ステレオ時代以降のものを選んでいるだけに録音はどれも鮮明です。
カンポーリのチャイコフスキーはカットがすごく多くて驚かされたり
アシュケナージのラフマニノフ、第3協奏曲ではフィストゥラーリの伴奏振りが見事で、そればかりに耳が行ってしまったり。
アルヘンタの「スペイン」のゴージャスだが細部まで考え抜かれた表情に師シューリヒトの姿がみえたり。
その一方、ボスコフスキーのニューイヤーコンサート79では、当夜最高の一曲『天体の音楽』だけが無残にカットされているなどの問題も。
しかし、すごい内容です。ゆっくりと賞味させていただきます。

yositaka

2011/10/31 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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