ウィーンフィルのニューイヤー、メスト登場

ウィーン・フィル恒例のニュー・イヤー・コンサート
2011年のプログラムが発表された。
すでにCDのアルバム・デザインも決まっているようだ。
 


指揮:フランツ・ウェルザー・メスト
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 
-1部-
騎兵行進曲 作品428(ヨハン・シュトラウス)
ワルツ「ドナウ川の乙女」作品427(ヨハン・シュトラウス)
アマゾン・ポルカ 作品9(ヨハン・シュトラウス)
デビュー・カドリーユ 作品2(ヨハン・シュトラウス)
ワルツ「シェーンブルンの人々」作品200(ヨーゼフ・ランナー)
ポルカ「勇敢に進め!」作品432(ヨハン・シュトラウス)

-2部-
喜歌劇「騎士パスマン」からチャールダーシュ(ヨハン・シュトラウス)
ワルツ「別れの叫び」作品179(ヨハン・シュトラウス)
リストの主題による「狂乱のギャロップ」作品114(ヨハン・シュトラウス父)
メフィスト・ワルツ 第1番(フランツ・リスト)
ポルカ・マズルカ「遠方から」作品270(ヨーゼフ・シュトラウス)
スペイン行進曲 作品433(ヨハン・シュトラウス)
バレエ音楽「イベリアの真珠」から ロマの踊り(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー)
カチューチャ・ギャロップ 作品97(ヨハン・シュトラウス父)
ワルツ「わが人生は愛と喜び」作品263(ヨーゼフ・シュトラウス)
 
指揮者ウェルザー・メストは、今回が初のニューイヤー。
この指揮者に初めてふれたのも、テレビだった。
1992年3月、急病のテンシュテットに変わってロンドン・フィル来日公演を指揮したベートーヴェン「第5」「第6」の貴公子然とした容姿と情熱的な指揮ぶりは印象的だった。

そのメスト、初めてのレコーディングは、なんと
ロンドン・フィルを指揮したヨハン・シュトラウスの作品集だった。


1. ワルツ「芸術家の生涯」 作品316
2. ワルツ「南国のばら」 作品388
3. 喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
4. ワルツ「ウィーンの森の物語」 作品325
5. ワルツ「皇帝円舞曲」 作品437
6. 喜歌劇「こうもり」序曲 作品362
7. ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314

1990年、アビー・ロード・スタジオでの録音。
残念ながら1月のニューイヤーとは重なる曲がない。(でも「美しく青きドナウ」は演奏されるだろう。)
 
このデビュー盤は、全体としてはシンフォニックなスケール感に重きを置いたスタイルの演奏。速い部分で突然駆けだすところがあったりするなど、未熟な部分も感じられるが、フルート、クラリネットなどの木管と弦の溶け合わせ具合が絶妙で、今聴いてもハッとする部分が多い新鮮な演奏だ。
ウィーン・フィルとの共演、名演が期待される。


さて、2011年度の曲目で期待される曲目は何だろう。
まずは…
 
「騎兵行進曲」
「ドナウの乙女」
「勇敢に進め!」
 
この3曲はシュトラウスのオペレッタ《シンプリツィウス》から。
1999年にメストはチューリヒ歌劇場で、112年ぶりに同曲を復活上演した。
私もテレビ放送を目にした。オペレッタらしからぬ重苦しい作品で、抽象的な舞台による演出が印象的だった。
シュトラウスもこんな作品を書くのかと思った。しかし傑作か?
指揮者にとってはこだわりの作品なのだろう。

 一方、私のこだわりはつぎの二曲。

ポルカ・マズルカ「遠方から」
ワルツ「わが人生は愛と喜び」

ネコパパ熱愛するヨーゼフ・シュトラウスの曲がたった二曲なのは寂しいが、
どちらも飛びきりの名曲。
ランナーの「シェールブルナー」も名曲だし、ヨハン二世の「別れの叫び」も知らない曲。
めったに演奏されないヨハン一世の曲が2曲入っているのも気になる。

さあ、楽しみだ。


放送予定
【FM・生放送】
1月1日(土) 午後7:15~午後9:45

【教育テレビ・生放送】
1月1日(土) 午後7:00~午後9:45

【デジタルハイビジョン】
1月3日(月) 午前11:00~午後1:40

【総合テレビ】
1月8日(土) 午後3:05~(終了時間未定) ※第2部のみ

【BS2】
1月10(月)午前9:00~午前11:40

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コメント

コメント(2)
No title
ウェルザー=メスト指揮ロンドン・フィルのワルツ集、妻が持ってます(←値段で選んだと思われる)
初レコーディングだったんですね。
ぼくは彼の演奏は1枚も持っていません
ニューイヤーでお手並み拝見です
個人的に好きなのは「騎士パズマン」です!!

Loree

2010/12/19 URL 編集返信

No title
「騎士パズマン」のチャールダッシュ。
ああ、いい曲ですね!
エキゾチックな雰囲気のハンガリー舞曲。ヴァイオリン・ソロと民族楽器ツィンバロンが活躍します。
後半ぐんぐん盛り上がっていくところなんか心が躍りますね。
願わくば、ツィンバロンを省略しないでやってほしいものです。

yositaka

2010/12/19 URL 編集返信

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yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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