国際アンデルセン賞、アーモンド氏らに

2010/ 10/ 29
                 
朝日新聞に、今年の国際アンデルセン賞受賞者の紹介が載っていました。
受賞者は、デイビット・アーモンド。
JBBY(社団法人日本国際児童図書評議会)のホームページによると、次のような結果だったそうです。以下引用
 
 
イタリア・ボローニブックフェア会場において、3月23日午後2時半(現地時間)、2010年国際アンデルセン賞の受賞者が発表されました。
【作家賞】デイビット・アーモンド(イギリス)
【画家賞】ユッタ・バウワー(ドイツ)
国際アンデルセン賞は、2年に一度、子どもの本の世界に貢献した作家と画家それぞれ1名の全業績を対象に贈られる賞です。
小さなノーベル賞と称され、児童文学の最高峰とされています。審査委員長は、イランの研究者、ゾーレ・ゲーニが務めました。
受賞式は、今年9月にスペインで行われるIBBY世界大会にて。
●デイビット・アーモンド(イギリス)
1951年生まれ。廃坑のある小さな町で育つ。様々な職業を経て教職につき、そのかたわら編集や創作を続けた。大人向けの作品を発表した後、1998年から児童書を執筆。
日本語で出版されている作品は、『肩胛骨は翼のなごり』(山田順子訳 東京創元社 2000)、『ヘヴンアイズ』(金原瑞人訳河出書房新社 2003)、『火を喰う者たち』(同 2005)、『クレイ』(同 2007)など。カーネギー賞、銀の石筆賞など受賞多数。2010年は、28人の作家賞候補者から選出された。
●ユッタ・バウワー(ドイツ)
1955年ドイツ・ハンブルク生まれ。大学で技術・デザインを学んだ後、児童書のイラストレーションや婦人雑誌の漫画を手がける。
日本語で出版されている作品は、『おこりんぼママ』(小森香折訳 小学館 2000)、『いつもだれかが…』(上田真而子訳 徳間書店 2002)、『羊のセルマ』(山崎慶子訳 二見書房 2002)など。他にクリスティーネ・ネストリンガーの作品等にも挿絵を描いている。
2010年は、27名の画家賞候補者から選出された。
なお、最終選考に残った候補者(ショートリスト)は以下の通り。残念ながら、日本からの候補者、谷川俊太郎氏と林明子氏は受賞を逃しました。


デイヴィット・アーモンドは「イギリスの風土、土の匂い、水の冷たさ、風の乾き具合を的確に現す描写力に優れる」(ウィキペディア)作家とのこと。
私の書棚には次の三冊がありました。
 
 

肩胛骨は翼のなごり (Skellig)

1998年
山田 順子訳
東京創元社
 
引っ越してきたばかりの家。古びたガレージの暗い陰で、ぼくは彼をみつけた。ほこりまみれでやせおとろえ、髪や肩にはアオバエの死骸が散らばっている。アスピリンやテイクアウトの中華料理、虫の死骸を食べ、ブラウンエールを飲む。誰も知らない不可思議な存在。彼はいったい何? 命の不思議と生の喜びに満ちた物語。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ヘヴンアイズ (Heaven Eyes)

2001年
金原瑞人訳
河出書房新社
 
 
自由を求めて孤児院を抜け出し、筏に乗り込んだ3人の子どもたち。川を下ってたどり着いたのは、真っ黒な泥が広がるブラック・ミドゥン。そこには、両手に水かきのある女の子と奇妙な老人が、二人きりで暮らしていた。黒い黒いその泥のなかには、たくさんの秘密と悲しみと、「奇跡」が埋まっていた…。
 
 
 
 
 
 
 
 

を数えて (Counting Stars)
短編集

2002年
金原瑞人訳
河出書房新社
 
 
神父に背き、星を100以上数えた僕。その後すぐに父さんが病気になってしまい――。子供時代の夢と記憶、現実と想像、真実と虚偽が入り交じった、哀しくも優しい珠玉の短篇集、全19篇。
 
 
 
 
 
 
 
 
実は三冊とも、未読です。すみません。金原瑞人さんが積極的に紹介されていることもあり、気になる作家なのですが…
これを機会に読まなくちゃ。
 
谷川さんと林さんの二人が候補に挙がっていたのですね。納得の人選ですが、受賞を逸したのは残念です。理由が知りたい。
関連記事
スポンサーサイト



                         
                                  

コメント