しらかわホール、明日閉館。

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朝日新聞2024.2.27

明日、名古屋市有数のコンサートホール、しらかわホールが閉館する。
朝日のほか、中日新聞でも報じられている。
こちらは採算面にも踏み込んだ、より具体的な内容。10年間のブランクを経て2026年再始動が予定されているという東京カザルスホールの例を引いて、再出発を求める内容である。

ネコパパも開館以来、随分と通ったホールで、愛着もあり、この結末はまったく残念だ。1994年のオープンで、ホールとしてはまだまだ「年季を経た」とは言えず、音響もまだまだエージングによる改善が期待できるはずであった。
署名運動や市長への請願など、存続を求める動きもあったが、その成果は「売却方法の検討」というだけで、あまり期待は持てそうにない。とかく当地は「名古屋飛ばし」だの「文化不毛の地」だのと呼ばれてきた土地柄で、こうした充実した文化拠点は貴重だったのだが。

何といっても痛恨なのは、ここを本拠地として活動していた愛知室内オーケストラのホームグラウンドがなくなってしまうことだ。
この団体は、学校コンサートなどで長年地道な活動を続け、ネコパパの地元の豊明中の名物行事だった「第9」演奏会でもしばしば来演。この行事には、市民合唱団の一人としてアヤママも参加したことがある。
それが近年本格的なオーケストラとしてリニューアルし、CD録音も開始、音楽監督も置くなど、プロオケとして飛躍が期待されている。ネコパパも原田慶太楼指揮のブラームス・チクルスを聴いて、その実力の高さを確信した。それだけに、根拠地の喪失は、はしごを外された感は否めない。
今後は愛知芸術劇場と近隣の東海市芸術劇場で定期演奏会が開催されるとのことだが、ホール環境はともかく、アクセスの不便さで観客減少ということにならないか、心配だ。
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コメント

コメント(2)
残念ですね。
以前にも投稿されていましたが・・・
存続を求める動きもあった中での、閉館・・・とても残念ですね。
「売却方法の検討」ということですが、クラシック専用、音響の良さ・・このまま閉館、解体などはとてももったいない。ホール名は変更になってもビルごと購入される会社等で、何とかホールは残すことはできないのだろうか。

HIROちゃん

2024/03/05 URL 編集返信

yositaka
Re:残念ですね。
HIROちゃんさん

私もまったく、そう思います。お金はないので他力本願ですが。でも、あるところにはきっとある、はず。秘密裏に存続プロジェクトが動いていることを期待したいと思います。

yositaka

2024/03/05 URL 編集返信

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yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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