ネコパパが気になっているディスク。

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https://tower.jp/article/feature_item/2021/12/03/1111
[DISC 1] 59:19
交響曲第25番 ト短調 K. 183 (173dB)
交響曲第29番 イ長調 K. 201 (186a)
交響曲第38番 ニ長調 K. 504「プラハ」
[DISC 2] 42:47
交響曲第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
【演奏】
ブルーノ・ワルター(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1956年3月11日(25番)、同年3月4日(29番・39番)、1954年11月28日(38番)、1953年1月4日(35番)
カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)

これはかつて一度だけキングレコードから発売された、M&A原盤のライヴ録音集と同じ録音。米コロムビアのモノーラル録音と同時期で、全盛期のワルターのモーツァルト演奏がかなり臨場感のある音で聴ける貴重な記録だ。「ミュージック・アンド・アーツ原盤をも上回る最高音質」と書かれているからネコパパとしては気になるが、エピタグラフはテープの出自を明らかにしていない。そこが残念。でも、買わざるを得ない。

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【曲目】
(1) モーツァルト:交響曲第41 番 ハ長調「ジュピター」 K.551
(2) ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「前奏曲」と「愛の死」
(3) ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3 番
(4) R.シュトラウス:歌劇『サロメ』よりファイナル・シーン

【演奏】
(2)(4)ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
カール・ベーム(指揮)
フランス国立管弦楽団
【録音】
ライヴ録音
1975年6月25日
サル・プレイエル(パリ)
(ステレオ)

プログラムが興味深く、二ルソン、ORTFとの共演は珍しい。オーケストラの明るすぎる響きはベームとは水と油のような気もするが、二ルソンと共演した「トリスタン」と「サロメ」はとても気になる。時期はVPOとの初来日公演の三か月後である。音源の出自はINA。

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【曲目】
(1)メンデルスゾーン:静かな海と楽しい航海 Op.27
(2)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 Op.68
(3)シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759 「未完成」
(4)シューベルト(マーラー編):弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
(5)レーガー:モーツァルトの主題に基づく変奏曲とフーガ Op.132
(6)ラヴェル:クープランの墓
(7)ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
(8)ガーシュイン:パリのアメリカ人

【演奏】
ハインツ・レーグナー(指揮)
(1)(2)(8)MDR室内フィルハーモニー
(3)-(7)MDR交響楽団
【録音】
(1)1999年2月20日
(2)1999年2月28日
(3)1995年8月25日
(4)1997年9月21-22日
(5)1998年10月20日
(6)2001年8月8日
(7)1994年7月12日
(8)1997年12月25日
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ(全て)

レーグナーは、つかみどころない、それでもなぜか惹きつけられる魅力を持った指揮者で、ネコパパは、この人のファンである。演奏会では奥様が客席中央で聴き、レーグナーは妻のためだけに指揮していた、という噂があり、妻の死の後は精彩を欠いた、というようなことが、ウィキペディアにまで書いてある。2001年12月10日、72歳で死去。1990年代の録音は少ないが、このセットは晩年のものばかりだ。死の四か月前の『クープランの墓』はもしかしたら最後の録音だろうか。件の噂の真相がわかるディスクかもしれない。

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Disc1
● ブラームス: ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
パウル・クレツキ(指揮)
録音:15-17.II.1954, Kingsway Hall London
Disc2
J.S.バッハ:
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001
● 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
録音:26-27.III.1955 (BWV.1001), 27-30.IV.1955 (BWV.1002), Abbey Road Studios, London
Disc3
J.S.バッハ:
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003
● 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
録音:27-31.III & 1-2.IV.1955 (BWV.1003), 24-26.VII.1954 (BWV.1004), Abbey Road Studios, London
Disc4
J.S.バッハ:
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
● 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
録音:1.V & 1-3.VI.1954 (BWV.1005), 15-18.V.1955 (BWV.1006), Abbey Road Studios, London
Disc5
シューベルト:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384
● ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
録音:7-13.XI.1955, Electrola Studio, Berlin-Zehlendorf
Disc6
シューベルト:
● 華麗なるロンド ロ短調 D.895
● シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
録音:9-12.XI.1955, Electrola Studio, Berlin-Zehlendorf
Disc7
シューベルト:
● ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408
● ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 D.574
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
録音:7-13.XI.1955 (No.3), 26.IX & 13.XI.1955 (D.574), Electrola Studio, Berlin-Zehlendorf
Disc8
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.64
2. ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40
3. ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
パウル・クレツキ(指揮)
録音:20-21 (1), 22-23 (2,3) XII.1955, Kingsway Hall, London
Disc9
1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:9-10.VI.1954, Kingsway Hall, London
録音方式:モノラル(セッション)
All Tracks 2022 Newly remastered in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy

2022年のリマスター盤で、面割りを見るとオリジナル盤通りの収録と思われる。ということは、オリジナルジャケット仕様かも。音だけでなく「所有する」楽しみもありそうだ。
なにしろ、現物のオリジナルLP1枚を買うにしたって、このセット10箱分、いや20箱分のお金が必要な人だから。
けれどネコパパ、これよりも曲数の多い国内盤セットを既に持っているので、内容的にはダブり買いになるのだ。音質向上?さて困った。
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コメント

コメント(2)
モーツアルト:交響曲集(ワルター指揮)
yositakaさん、こんにちは

上記、1990年にキングレコードから入手しましたが、今回のものはそれより1曲削っていますね。すなわち、以前のものは、交響曲第25・29・35番(以上、ニューヨークフィル)、交響曲第38・39(以上、ニューヨークフィル)・40番(ベルリンフィル)となっています。当時、第38番のニューヨークフィルとの正規録音はなぜか、日本では発売されていなかったので、この実況録音は貴重でした(欧米では発売されていたと言うのに、なぜか、日本側は正規録音あることを知らなかったようです)。あ、音質的にはニューヨークフィルとのものは正規録音と同じ位の水準です。ただし、第40番は音質的にかなり劣ると思っていますが、今回の発売には関係ありませんね。

matsumo

2022/01/14 URL 編集返信

yositaka
Re:モーツアルト:交響曲集(ワルター指揮)
matsumoさんも、キング盤をお持ちだったんですね。
おっしゃる通り、今回はベルリン・フィルとの40番が省かれています。その理由はおそらく、TAHRAから正規盤がでているから、ということだと思いますが、厳密にはDANNOさんが指摘されているように、ベルリン盤には一日違いの2種類があり、キング盤に収録されていたのはTAHRA盤とは別録音です。
1950年のベルリン・フィルとの公演記録は、そのあたりを整理した「完全版」を出してほしいと思っています。
今回のものに追加すべきだったのは、同じ1950年2月のニューヨーク・フィルとの第40番ライヴでしょう。昔CLSというイタリアのLPで出たもので、あまり知られていませんが、素晴らしい演奏です。

yositaka

2022/01/14 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

ご訪問ありがとうございます

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