パイプオルガンを聴きに出かけたら。

こんな講座+コンサートに行ってきました。
アヤママが興味を持って3回分をまとめて予約するというのでネコパパもご相伴にあずかることにしたのです。ちょっと珍しい。でも、つれあいがこういう分野に積極的になってくれるのは嬉しい。アヤママの趣味はどちらかというと、絵画だけれど。パイプオルガンというのは、ビジュアル的に見インパクトがあるから、ピンとくるものがあったのかもしれません。
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7月の1回目のことは記事にしていないんだけれど、行ってます。普段は全く見ることのできない、オルガンの内部にカメラを持って講師が入っていき、観客はそれをスクリーンで見て楽しむという趣向でした。本当は実際に入ってみたいところだけれど…曲目は「トッカータとフーガ」などのポピュラーな作品が中心。オルガンのてっぺんに光る「星形」はマークではなく、ツィンベルシュテルン(金の星)という、くるくるくるくる回転してベルの鳴るような音パーツだとわかって驚いた。

第2回「バッハだけじゃない フランス・オルガン音楽入門」

 「フランス・オルガン音楽」。ちょっと難しそうな音楽、と思われる方も多いのではないでしょうか?しかし、フランス・オルガン音楽の歴史は実にドラマティック!
 華やかなルイ王朝時代、オルガンが壊されたフランス革命。ドラマのような激動の時代を経て、続くロマン派・オルガン音楽は開花し見事復活!発達した楽器が色彩豊かな音色をもたらします。
 時に切なく、あるいは華やかに、また荘厳に奏でられたフランス・オルガン音楽の世界をのぞいてみませんか?
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…というのが2回目で、話がぐっと専門的に。
前半のレクチャーでフランスのオルガン音楽の歴史と、機能の拡大(主にストップの増大)についての説明があったけど、ほとんどメカ中心の話で、音楽の内容の変遷についての話がほとんどない。「ちょっと、ネコパパ寝てたでしょ」とアヤママに言われてしまった。ごめん、最近はつまらない話や音楽は、起きて聞いていられなくなっちゃったんだ。
休憩後は演奏。
興味深い選曲で、ロマンティックな曲調のフランクや、オルガンの響きで多種類の鳥のさえずりを描写したメシアンの曲はとても夢心地で、すてきでした。
ところが、このプログラム、全曲を切れ目なしに演奏したんですね。終わった後できくと、アヤママには曲の切れ目が全く分からなかったようなんです。いや、彼女だけじゃない。他のお客様の様子を見ても、どうやらそうらしい。
考えてみれば、オルガンの楽曲は小休止が多い。一つの曲の中でもプレリュードとフーガの間にはやや長い休止があるし、休止なのか、終止なのかわかりくにいというのは、もっともな話。せめて1曲終わるたびに立って挨拶してもらえれば、こんなことにはならなかったでしょう。
最後のボエルマンが終わったときには、終演予定時間から3分ばかり過ぎていたことを考えると、時間が押していたので急いだのかもしれない。

外に出ると、予想外の大雨。傘の用意をしてこなかったネコパパたちは、途中のコンビニで買って、ようやく駐車場にたどり着きました。
ハンドルを握るアヤママの運転はいつになく荒々しいものとなった…
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コメント

コメント(4)
(゜゜;) お疲れさまでした
プログラム見て、渋いなあと思いましたが、ようすを伺い、あちゃー! ブルース・リーではありませんよ。お疲れさまでした。

オルガン音楽はまだまだよく知られていないと思います。世間的にかもんたつおのタラリー鼻から牛乳とか。
それが近代フランスのオルガン曲? 蛙もよう分からんです。
しかし、せっかく足を運んで下さる客がいるならば、やさしく楽しい解説が欲しいですね。オルガンファンの裾野を広げるチャンスですのに。
分かりやすい解説のネコパパさんの出番が必要かも、です。教員経験はこういうとき、役立つと思います。

シュレーゲル雨蛙

2021/10/15 URL 編集返信

Pinge lingua?
Hymne "Pinge lingua" → Pange lingua じゃなかったですかね~。

フランス・バロックのオルガン音楽は、クープランのオルガン・ミサ2曲が有名ですね。ちょっと退屈で、手放し、オルガンはバッハのもの3点、計4CDしか手許にありません。

へうたむ

2021/10/15 URL 編集返信

Re:(゜゜;) お疲れさまでした
シュレーゲル雨蛙さん
私は普段、オルガン音楽には全く親しんでいません。「音響」が気になって「音楽」そのものが楽しめないのです。でも、ライヴはさすがに違っていて、私には曲想の違いは明瞭でした。フランク、メシアンの作風を知っていたことが大きいでしょう。ただこの両人の使う響きは地味なもので、オルガンの複雑化、拡大、高機能化を説明した前半の歴史解説とはかみ合いません。表現の可能性が広がることと、機能を使い切ることは、共通する部分もありますが、実際はかなり違うと思います。
私もそのあたり、図書館で「楽器シリーズ」の解説をしていてバランス取りに悩むところでもあります。

yositaka

2021/10/15 URL 編集返信

yositaka
Re:Pinge lingua?
へうたむさん
今ネット検索してみましたらPange linguaが正しいようですね。へうたむさん凄いなあ。次回の時に指摘しておきたいと思います。フランスではバロック音楽と言わずla musique française classique「フランス古典期」と呼ぶことも初めて知りました。
でもこの呼び名は一般的なものなんでしょうか。一般的には、時代区分として「バロック音楽」に包括されて、全く構わないと思うのですが。「古典」の定義がそもそも違うのかもしれません。

yositaka

2021/10/15 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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