符丁はいかんよ




仕事でとんでもない失敗をした。
しかし同僚は決していやな顔をせずやり過ごして下さった。
ひとつまちがいをすると、決まって続けてやってしまう。
なんだかいつもそれを繰り返してきたような気がする。
だんだんと厚かましくもなり、立ち直りも早くなってきたのは老化現象というか老人力というべきか。

自分を疑え、とまたしても自身に言い聞かせる。

先回の記事、読み返してみてずいぶん勝手な表記をしていることに気づいた。
NYフィル?
ECO?
仏DECCA?
何のことだ
これは。
クラシックレコードのファンならおなじみの「符丁」だろう。
しかし、このブログは誰のために書いているのだ。
知る人ぞ知る、ではだめだろう。

ECO
イギリス室内管弦楽団。
イギリスの小編成オーケストラの名門で、指揮者ダニエル・バレンボイムや作曲家ベンジャミン・ブリテンらとともに幾多の名演奏を記録している団体である。
モーツァルトのピアノ協奏曲には特に縁が深い名前だ。

DECCA
あなたの身近にもしクラシックレコードのファンがいるならば
このレコード会社のことを聞いてみるといい。
きっと、山ほどの蘊蓄を話してくれるはずだ。
華麗なる音作り、無名有名入り混じる絢爛たる演奏者、
演奏に口を出すこともいとわない辣腕プロデューサー
コレクター魂をかき立て
ファンの胸をときめかせる逸話に満ちた
魅惑のレーベルである。

ことばには幾多の由来があり、語りつくせぬ意味がある。
あっさりと省略して知ったふりをしてはならない。

同好の士が
符丁で物を話すのは楽しい。
しかし、それは
せまっくるしい自己満足の場所に自分をとどめること。
誰にでもわかりやすく、面白く伝えるなんてことはほんとうにに難しいが、
世にことばを発信するとは、その困難をめざすこと
そうでなければならないと思う。

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yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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