10月5日は教師の日だそうです。

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知らないなあ。40年教員やっているけど、職場で意識された記憶も特にない。
ウィキによると…

教師の日(きょうしのひ)とは、教師に感謝する日と定められている記念日・祝日である。
教師の日を祝う考え方は19世紀に多くの国で根付いた。ほとんどの場合、地元の教育者や教育における重要な日を記念日として定めている国が多い。

1994年にはユネスコが、10月5日を世界教師デーと定めている
日本では、世界教師デーは国民の祝日とはされていないが、これを「教師の日」とする動きがある。
一般社団法人「教師の日」普及委員会を中心として毎年様々なプロジェクトが行われている。「教師の日」普及委員会のスローガンは、「『先生ありがとう』を、日本中に」。
「教師の日」のプロジェクト
「先生ありがとう」感謝セレモニー
小・中・高等学校等で、生徒やPTAが主体となり、教師に感謝を伝え、寄せ書きや花束等をプレゼントしている。
先生のコトバ展
全国の現役学生や卒業生から、心に残る教師の言葉を募集して編集し、パネル展を開催している。
特別記念フォーラム
教育に想いのある有識者を集め、教師のあるべき姿や役割の重要性を改めて話し合うトークイベントを開催している。

背景
OECD(経済協力開発機構)の調査では、日本の教師の労働時間は主要先進国の中でも最も厳しい水準にあり、多岐に渡る事務作業の他、放課後の課外授業の指導、保護者の対応など授業以外に費やす時間が年々増加傾向にある。そのため、教師のモチベーション、社会的地位を維持向上させるべく、有志団体(のちに一般社団法人「教師の日」普及委員会となる)により、「教師の日」を契機として社会機運を醸成し、社会全体で教師に感謝し、応援するムーブメントが始まった。


ネコパパの考え。
人に感謝したり応援することって、難しい。
本当にそうしようと思うんなら、言葉では足りないからだ。逆に、よせがきや花束やセレモニーをすることは簡単だ。儀式や形式で伝えられるものなら。
でもそれって、あんまり実質があるとは思えない。
「労働時間は主要先進国の中でも最も厳しい水準」というなら、休日にするのがもっともいい「感謝」だろう。学校は自由開放にして、教師の仕事は「感謝」したい人が手を貸すとか。

ネコパパは、教え子は、とくに学校教師に感謝する必要なんてないと思う。子どもが教育を受けるのは当然の権利だし、教師はそれをボランティアじゃなく、仕事でやっていることだからだ。教師の仕事は、教師がいらない人間に子どもを育てること。子どもにとって教師は消耗品でいい。ネコパパはずっとそう思ってこの仕事をやってきた。
でも、社会にとってはそうではない。
どんな仕事だって、大事なのは自分の働きが正当に評価されることと、独立した一人の人格として処遇されることだからだ。その点、この国は本当に職業人に「感謝」する気持ちを持っているのだろうか。

感謝とは重い言葉だ。
簡単に口にしたり、簡単に実行できることだと思ったら大間違いだ。
「教師の日」にプロジェクトを企画するお金があるなら、それを定員増とか、図書券の配布とか、部活の地域指導者の増員とか、少しでも実質的な支援になるように使ってほしいと提案したい。

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コメント

コメント(11)
感謝?
こんにちは

「感謝します」なんて口だけでも済んでしまう、押しつけがましい儀式も有り難迷惑な話、本当に実のある事をやって初めて成り立つことでしょう。
「応援する」って何をどのように?伝わってくるものがありません。
骨身を惜しまず働く人に、真の感謝の念を感じません。

余談ですが、今は「感動させます」「癒します」なども軽率に使われ過ぎて鼻につきます、難しいことだし、前置きで言うことじゃないです。




michael

2020/10/05 URL 編集返信

yositaka
Re:感謝?
michaelさん
朝起きてPC開いたらこのロゴが目に飛び込んできました。あんまりだと思って思わず書き込みしてしまいましたが、セレモニーって、真剣にやる人にとっては神聖なんですね。一瞬、まずったかなとおもいましたが、自分に正直なのも時にはいいでしょう。

余談も、全く同感です。軽く使われると言葉も陳腐化し、死んでしまいます。「絆」も、「いい言葉だったのに、もう使えなくなりました」と、谷川俊太郎さんが嘆いておられました。いま「語り部」もそうなろうとしています。

yositaka

2020/10/05 URL 編集返信

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2020/10/05 編集返信

愚痴ではなく要望
へぇえええ。
そんな日があるんですかぁ。
「児童の日」とか「生徒の日」もあるのかなぁ。
私は今日、昼食の時間が10分しかありませんでした。
(担任も皆、そうでしょうね)
飲むように給食を流し込んで、図書室へダッシュ><;)
せめて咀嚼の時間が欲しいです。



ユキ

2020/10/05 URL 編集返信

感謝のセレモニー(呆)。
大学を出た次の年には「先生」と呼んでもらえ、世間的にもそれなりのステイタスを与えられるのですから、それで十分だと思います。
感謝のセレモニー?
要らないでしょう。
仕事としてお金をもらってやっているんですから。
他のあらゆる仕事と同じです。
「辛い」とか言っている教師は辞めればいいんです。
女郎屋に売られた娼婦じゃあるまいし。
精神が壊されてからでは面倒も大きくなりますよ。





不二家憩希

2020/10/05 URL 編集返信

Re:愚痴ではなく要望
ユキさん
そういうことです。そんな状況を黙ってサポートするのが、本当の感謝の姿勢だと思うんです。もちろん、教師だけじゃなくて、すべてのキツイ職業人に対してです。
教師の定番「ランチ早食い」は、もうすっかり習慣になってしまって、家にいても同じです。勤務表では45分の昼休みがあるんですが、有名無実です。
ま、教師ばかりじゃないでしょう。

yositaka

2020/10/05 URL 編集返信

Re:感謝のセレモニー(呆)。
不二家憩希
>感謝のセレモニー?
学校行事ではよくあるんです。必ずしも悪いものではなく、子どもに「感謝」とはどのようなものであり、誰に対して行うのかをシュミレーションする場としては。卒業式は典型ですね。
でも、大人に対して同じようなことをするのは感心できません。
それで感謝したつもりになるのもおかしいと思います。
仕事に対する正当な報酬、それで十分です。
>「辛い」とか言っている教師は辞めればいいんです。
まあ、「辛い」にもいろいろあります。やめなきゃ病気になる人もいますし、子どもの「辛さ」に共感できる人もいます。私もちょくちょくそう思いながらもやめずに来てしまったので、周囲に多大な迷惑をかけてきたことは自覚しています。

yositaka

2020/10/05 URL 編集返信

勤労感謝の日と聖職意識
感謝は、自発的になるもので教育指導者が、強制するのは嘆かわしい。「世界では・・・」と西洋かぶれの発言には、日本には「勤労感謝の日」(新嘗祭)とすでに世界に誇る休日があります。聖職として他の職種と差別する感覚には「道徳・倫理・社会」の再教育が必要と思われます。

私も教員免許を取得しましたが、1年で50人の名前を覚え指導するのを毎年繰り返す事は、とてもできないと恩師に紹介されたメカニズムを研究できる機械相手の会社に就職しました。

チャラン

2020/10/06 URL 編集返信

yositaka
Re:勤労感謝の日と聖職意識
チャランさん
>1年で50人の名前を覚え指導するのを毎年繰り返す事は、とてもできないと…
向き不向きもありますし慣れもあります。名前を覚えるのは私も大変苦手ですが、仕事になるとやれました。ただし、卒業すると片っ端から忘れてしまうのが玉に瑕です。外で教え子に出会ってもとっさに名前がでてこない…

>「勤労感謝の日」
まあ、「休日」であることで、その役目をはたしているってところですね。別に世界に誇らなくてもいいと思います。

yositaka

2020/10/06 URL 編集返信

これはたぶん、
 世界的とか日本的とかはともかく、蛙的に、これは夜中に一人でウィスキーとなんかおつまみで、じぶんに乾杯してちびちびと、そうさなあ、マイルスとか聴く行事だと思います。でも明日の一時間目は難しいんだよなー、とか、ちょっとのめり込めないんだけどさ。おつまみはチーズとかアーモンドくらいかな。
 人からなんかされるのは、緊張するものね。だから、サラダ記念日みたいなのがいいなと思います。10月5日というよりは、10月の第一金曜日の夜が希望です。
 本音。マイルス、カッコつけましてん。ジュリー・ロンドンで、乾杯。
 

シュレーゲル雨蛙

2020/10/07 URL 編集返信

yositaka
Re:これはたぶん、
>これは夜中に一人で
そうそう。仕事の達成感は、あくまで個人的なものです。それを「行事」というとすれば、ですが。他人様から推し量っていただくほどのものではありません。マイルスにジュリー・ロンドン、マイルスならバラード系ですね。
私は昨夜はダイナ・ショアとリナ・ホーンが裏表になった「ローヴァー・ベイズン・ストリート」を聴いていました。

yositaka

2020/10/08 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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