「まろのSP日記」ベートーヴェン特集の曲目。

「らじる・らじる」で配信中の「まろのSP日記」ベートーヴェン特集を聴きました。
一部、昨年12月に放送されたものの再放送もありました。
以下、曲目の紹介です。(SP盤のみ)

第1部
エリーゼのために
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
録音:November 1938


交響曲第2番から第4楽章
ベルリン国立歌劇場管弦楽団、エーリヒ・クライバー(指揮)
録音:May 1929


ピアノ協奏曲第2番から第3楽章★
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、マルコム・サージェント(指揮)
録音:5 April 1935


三重協奏曲から第1楽章抜粋★
ステファン・アウバー (チェロ)アンジェリカ・モラレス  (ピアノ)リカルド・オドノポソフ  (ヴァイオリン)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  フェリックス・ワインガルトナー (指揮)
録音: 20-21 October 1937


弦楽四重奏曲第16番op135から第1楽章
レナー四重奏団
rec. 1936

第2部
ピアノ三重奏曲 ト長調 作品1第2から 第3楽章、第4楽章前半
マーク・ハンバーグ(ピアノ)、マージョリー・ヘイワード(バイオリン)、チャールズ・ウォーウィック・エヴァンズ(チェロ)
録音不詳

五重奏曲 変ホ長調 作品16から 第3楽章
木管室内楽協会(演奏)、リュシアン・ヴュルムセール(ピアノ)
録音不詳

弦楽四重奏曲 ハ短調 作品18第4から 第4楽章
ブダペスト弦楽四重奏団(演奏)
録音1941

ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110から 第1楽章
ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
1936年7月29日録音

ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58から 第2楽章
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)、ザクセン国立管弦楽団(管弦楽)、カール・ベーム(指揮)
1939年録音

交響曲 第7番 イ長調 作品92から 第4楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、フェリックス・ワインガルトナー(指揮)
1936年2月24日〜26日録音

第3部
ミサ・ソレムニスから「祝せられますように」★
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルーノ・キッテル(指揮)
録音:1928.01.01


第2部は昨年12月放送分からベートーヴェン作品だけを抜粋した再放送で、ネコパパも感想を書いていました。https://nekopapaan.fc2.net/blog-entry-1771.html

今回放送されたものではブルーノ・キッテルのミサ・ソレムニスが、幽玄の味わいがありました。それにしても、大規模な音楽を1928年に録音するのは大変だったことでしょう。
次いでは、第1部でかけられた大クライバーの第2交響曲。瞬速でリズムが弾む、現代的な演奏スタイルです。そしてウィーン・フィルの主席奏者たちによる情緒たっぷりの三重協奏曲。
番組ではあまり触れていませんでしたが、少なくとも★を付けた3曲は世界初録音で、ミサ・ソレムニスは日本からの依頼によるもの。11枚組のセットという大物にも関わらず、1000セットもの予約があったと平林直哉の「クラシック名曲初演&初録音事典」に書かれています。その予約が世界全体か日本だけなのかははっきりしませんが、おそらく日本からの予約が相当数を占めていたと思われます。日本がクラシック・レコード界にもたらした影響力は大きなものでした。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメント(6)
はじめまして
はじめまして。
「蓄音機」で検索しておりましたら貴ブログに行き当たりました。
マロさんの聞き逃しリンクも有難く、さっそく拝聴しております。

香津原さんにも一度お邪魔したことがあります。
アナログサウンドいいですね。

こちらのブログでいろいろ勉強させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。あべ

ruirui

2020/09/24 URL 編集返信

シュナーベル素晴らしい!
シュナーベル、良いですね。
私のフェイバリット・ピアニストの一人です。
CDボックスセットのケースを棚に飾っているんです。
思えばそういうミュージシャンはシュナーベルだけです。
ミケランジェリは仏頂面、
スティーリー・ダンは見栄えが悪い人たちですし(笑)

不二家憩希

2020/09/24 URL 編集返信

yositaka
Re:はじめまして
ruiruiさん、ようこそ。
コメントありがとうございます。
理屈っぽいばかりの趣味的な記事で、勉強なんておこがましいです。
興味を引く記事があり、お楽しみいただければ嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。

yositaka

2020/09/24 URL 編集返信

yositaka
Re:シュナーベル素晴らしい!
不二家憩希さん
シュナーベルはベートーヴェンのピアノソナタ全曲も初録音ですし、
今回放送されたピアノ協奏曲第2番もそうなんです。この名曲が、まさか1935年まで録音されなかったなんて、ちょっと信じられない思いです。「エリーゼのために」も素晴らしい演奏です。この曲、いつからこんなに有名になったのでしょうね。
シュナーベルの風貌は確かに魅力的ですね。芸術家風をふかさない紳士で、渋い中年の魅力を醸し出しています。確かに絵になります。

yositaka

2020/09/24 URL 編集返信

おどろきました・・・
こんばんは。
いやぁ~~~~ この番組、こんなに長時間、放送していたのですね。
実は、放送された日のこの時間に車の運転中で、途中で偶然NHKラジオのスイッチを入れたら、交響曲第2番から第4楽章が流れていて誰の演奏だろうと思ったら、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、エーリヒ・クライバーとの説明で驚きました。しばらく番組を聴いていたのですが用事があったので、少しだけしか聞けませんでしたが、これほど長時間の放送とは知りませんでした。ラジルラジルできいてみようか・・・

HIROちゃん

2020/09/25 URL 編集返信

yositaka
Re:おどろきました・・・
HIROちゃんさん
一部再放送も含まれていましたが、それは「聞き逃し配信」はやっていませんでしたので、今回は貴重な機会になります。再放送の中では、ギーゼキングとベームのピアノ協奏曲第4番が、演奏も音質も素晴らしいものでした。
聞き逃しサービスは29日の午前11:50までですので、興味がおありでしたら、お早めにどうぞ。

yositaka

2020/09/25 URL 編集返信

コメント投稿
非公開コメント

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

ご訪問ありがとうございます

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QR