大逆転!レコードの売り上げ、CDを上回る。

レコードの売り上げ、CDを上回る 米業界団体報告
2020年9月11日 20:29 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
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【9月11日 AFP】米国内のレコードの売り上げが30年以上ぶりにCDを上回ったことが、全米レコード協会(RIAA)が10日に公表した報告で明らかになった。

https://www.afpbb.com/articles/-/3304140

今年上半期のレコードの売上額は2億3210万ドル(約246億円)と、CDの売上額1億2990万ドル(約138億円)を大きく上回った。
レコードの売り上げは物理的な媒体全体の62%を占めたが、物理的な媒体全体の売り上げは前年同期比23%減だった。RIAAはこれについて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって、販売店が閉鎖されたためとしている。

レコード人気は、収集家やA面B面を懐かしむ流行に敏感な層によって復活していたが、今回レコードの売り上げがCDを上回ったことは、レコードにとって転機となったといえる。
だが、レコード市場はいまでもニッチなままだ。RIAAによると、今年上半期の収入の85%がストリーミングによるもので、前年同期比12%増の48億ドル(約5094億円)に上った。定額制(サブスクリプション)サービスの利用者増加が一因だという。

スポティファイ(Spotify)やアップルミュージック(Apple Music)、アマゾン(Amazon)などの定額制サービスの利用者数は、前年同期比24%増の7200万人だった。(c)AFP


新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって、販売店が閉鎖されたから、というのが理由なら、アナログレコードが伸びたというよりは、CDが大幅に下がったという方が正しいだろう。日本ではサブスクの普及は欧米ほどではなく、まだまだモノとしてのディスクを好む層が厚いから、当分そういうことにはならないだろうが…

で、最近ネコパパの買ったLPの一部。ただし新品・未開封品のみ。
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ちかごろの重量盤といわれる新品LPは、ものによっては非常に高価だが、輸入盤の一部には安価なものもある。また、中古店で1980年代の未開封品がみつかれば、中身は高品質で、しかもリーズナブルなものが入手できる。
個人的には、音質はともかくとして、LP、CD、データ音源の順に聞き方が粗雑になって、部分聴きや聴き流しが増えてくる。
二束三文の廉価盤でも「儀式」が必要なものほど真剣に聴くものだ。
もっともそれは、幼少時からずっと聴き馴染み、使い馴染んできたことも大きい。
成長してからLPに出会った若いリスナーは、どんな気持ちでこの黒い円盤を手に取るのだろう?


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コメント

コメント(23)
LPの値段。
今でもアナログLPを買っているんですか。
それも新品・未開封のものを。
結構な値段がするのでは?

ナット・キング・コールとジョージ・シアリングの盤やケンペの指揮の盤とかが
特に良さそうに感じます。私の趣味ですが。
ケンペは類稀な人格者だったそうで、それを知って以来、私にはケンペの指揮は素晴らしく良い音楽に聴こえるようになりました(笑)
エピソードに影響されやすいんです(笑)

不二家憩希

2020/09/16 URL 編集返信

オラフソン。
オラフソンの自宅での演奏の様子です。
https://www.youtube.com/watch?v=HdKkRs6H8jE&t=173s
コロナの関係でクラシックのピアニストも自宅での演奏をアップしています。
こうした映像は若手が多いようですが、どれも良いです。


不二家憩希

2020/09/16 URL 編集返信

yositaka
Re:LPの値段。
不二家憩希さん
買ってるどころか、近頃はCD購入は激減してLP中心です。
私はケチなので、高価なものは手を出さないし、それでもほしい物は、なんとか安価で入手できるチャンスを待ちます。キング盤シリーズは2枚組15000円の定価なので、到底手が出ませんが、御茶ノ水や新宿、あるいはネットオークションで半額以下で新品が出ていることもあり、そういうチャンスに買います。
LP2000円時代に買い始めた口なので、今もそれが基準なのです。

ナット・キング・コールとジョージ・シアリングの盤や、ケンペ指揮ウィーン・フィルの「金と銀」も、それくらいで入手しました。
高音質で盤質良好。自宅の家電オーディオで聴く限り、高価な初期盤が欲しいとは思いません。もっとも、持っている方がおられれば喜んで聴かせてもらいますが。

yositaka

2020/09/16 URL 編集返信

yositaka
Re:オラフソン。
不二家憩希さん
ヴィキングル・オラフソンは一目、いやひと聴き惚れで、ネットでちょっと聞いただけでこのLP盤をすぐ注文しました。
ドイツ・グラモフォン盤は、新譜LPも決して高くないのが嬉しいのです。ただ、CD1枚のアルバムがLPだと2枚です。これは仕方がありません。

yositaka

2020/09/16 URL 編集返信

レコードの聴き方も進化?
UAでは、CDをレコード化(Diana krall)したりしていましたがコロナで売上がCDと逆転したというよりもネット配信の中で存在感があるLPが伸びているのですね。
日本では、「SONYが、2018年にアナログレコードの自社生産を再開した」との記事を読んでどうなるのかと思ていました。
ネットでは、電気屋さんのレコードプレーヤー人気トップは、2万円台の「Bluetooth」搭載のプレーヤ(ウォークマンを思い出します。)
私のような骨董品集めのガラケイ人間から見て、若い方のレコードの聴き方も進化?しているのですね。

チャラン

2020/09/17 URL 編集返信

Re:レコードの聴き方も進化?
チャランさん
「SONYが、2018年にアナログレコードの自社生産を再開した」
順調に稼働しているようですが、出ているのはもっぱらポピュラー分野なのでわれわれにはあまり目立った情報が入ってきません。ジャズ・クラシックも展開してほしいものです。
東洋化成一社だと、どうしても高価になります。

記事の写真では、キングレコードが出しているゴールドベルクのものがそれ。ネットオークションや東京の中古店では、半額以下で入手できるのは、定価が高いわりに買取価格は高くないからでしょう。

Bluetoothは便利です。ケーブル不要というのも、普及の一因でしょう。時代はコードレス。次のネックはカートリッジとスタイラス。非接触系が簡便になれば、さらに広がるでしょう。

yositaka

2020/09/17 URL 編集返信

プレーヤー
こんばんは

新たにレコード再生に興味を持つ人もいることと思いますが、未だに進歩がないのがプレーヤーです、初心者向けの簡易な製品から、わりと高級なものにさえ、回転速度を正確に調整する機能がなく、ピッチや速度が正確じゃないものがあり、you tubeにもそんなプレーヤーで再生した音が挙がっています、新時代なら当り前に解決してほしいところですが・・コストの問題ですかね、
CDは時間もデータとして入っているので狂いませんが。

michael

2020/09/17 URL 編集返信

yositaka
Re:プレーヤー
michaelさん
確かにおっしゃるとおりで、レコード自体は売れても、再生装置が扱いにくさがネックです。ピッチの調整(回転速度の微調整)は、蓄音機では当たり前にできますし、DJ用のプレーヤーでも標準装備でした。
ダイレクトドライブ系なら、このような機構は難しくないためと思われます。考えてみれば蓄音機もダイレクトドライブと言えなくもない。
しかし、簡易なものも、ハイエンドなものも、共に付随していません。これは不思議ですね。ベルトドライブ系には速度調節は相性が良くないのでしょうか。それにオーディオマニアにはつきものの「機能洗練主義」で、余分な機構は回転の安定を乱したり、音を汚すという考えがあるのでしょうか。

yositaka

2020/09/18 URL 編集返信

すっかり浦島太郎に(汗)
コメントを拝見して、昨今の事情を知らないものですから、驚愕いたしました。

みっちは、1960年代にオーディオを始めたのですが、当時のレコード・プレーヤーは、ベルトドライブかアイドラードライブ、ストロボシートを蛍光灯下で見て、速度調整をするのは常識でした。その後、クォーツ制御のダイレクトドライブが主流になって、回転数は常に一定になったので、調整機構はなくなりました。(DJ用に意図的にピッチを変えられるものは別)

最近復活している2万円前後の安価なプレーヤーはベルトドライブなんですね。オーディオテクニカ、ソニー、DENON等各社から発売されていますけど、どうも同じ会社が作っているOEMのような感じがします。(どこだか知りませんが)
こうしたプレーヤーには速度調整の機構が付いているのが必然です。ネットで検索すると、多くの機種では底部に速度調整用の穴が空いているようです。ただし知識のないユーザーがいじると面倒だということで、公開していないのでしょう。

いま価格.comで見てみると、最安のダイレクトドライブ・レコードプレーヤはONKYOのCP-1050でした。(4万円前後)これはクォーツロックなので、まぁマニアを満足させる音質かどうかは知りませんが(笑)、回転数は正確だと思います。

みっち

2020/09/18 URL 編集返信

yositaka
Re:すっかり浦島太郎に(汗)
みっちさん
>底部に速度調整用の穴が空いている
そいつは気づきませんでした。ご指摘のとおり、安価な物はみんなOEMでカートリッジも基本機能もみんな同じですから、そういうことなんでしょうね。ベルトの劣化については、若い人に共通理解があるとは思えません。まあ、そうなる前に寿命が来るかもしれませんが。

蓄音機時代は録音時の回転速度すら安定していませんでしたから、いじる必要があったのです。表示なしで80回転のものもありました。

私の幼少時家にあったサンヨーのプレーヤーは、だいぶ回転が速くて変な音でしたが、いじれないままそれで聞いていました。思えば、あれも裏に調節摘みでもあったかもしれません。
高校生の時使っていたビクターのモジュラーステレオはベルトがよく伸びて、回転がフラフラになり、往生しました。あのトラウマがあるので、私は基本ダイレクトドライブしか使いません。

yositaka

2020/09/18 URL 編集返信

回転数も自動調整に進化
最近のプレーヤは、トーレンス、リンの高級機も自動調整化されていますね。
(リン・ノッティンガムは初めから)
マニア・DJ向け以外、レコードの録音・カッティング速度の精度向上とモータ制御技術の向上で回転数をオーナが調整する必要が無くなったことですね。
プレーヤの底部の速度調整は、基板の半固定VRを調整しますので力を入れない・1回転しないように注意して下さい。
プレーヤを再稼働した時、回転しなくて裏蓋を外し電源コンデンサ交換・ターンテーブル軸受けのオイル交換・駆動ベルトの交換・信号ケーブルの交換等で楽しみました。
私の様な骨董品マニアには、自動(自分で動かす)回転数調整は必須ですね。

チャラン

2020/09/18 URL 編集返信

Re:回転数も自動調整に進化
チャランさん、こんにちは。

>最近のプレーヤは、トーレンス、リンの高級機も自動調整化...

おーっ、進歩しているんですね。リンの最近のはモーターを駆動する電源に凝っているんですね。凄く高価なのに、吃驚します。
そういえばLP12は1970年代からあるし、あれはシンクロナスモーターだったはず、速度調整は一体どうしていたんだろうと思って、ちょっと調べてみました。

ここに分解修理された方の記録がありました。
https://elmo1963.blog.ss-blog.jp/2009-01-01
この記事の後ろの方に、LP12の速度調整方法が載っています。なんと、ベルトのかかるプーリがテーパー形状になっており、ネジによってプーリを上下させて径を変化させ、機械的に速度を調節するのです。凄い構造だなぁ、と思いました。

みっち

2020/09/18 URL 編集返信

Re:プレーヤー
追伸です

本体の底にドライバーを差し込んで速度調整できる件ですが、ドライバーが入れにくくなっている、やりにくい、とか聞きますね、メーカー側は触ってほしくないところのようで?
仮に33 1/3回転を正確に調整できたとして、45回転に切換えても正確か、というとそうじゃない事も考えられます。
自動調整機能があるか、手動で調整するツマミが表にあるのが最善ですね。

michael

2020/09/18 URL 編集返信

yositaka
Re:Re:回転数も自動調整に進化
みっちさん
リンのLP12を愛用されている方は多いようです。
一見地味なデザインで、よくこれだけの価格がつけられるなと思うのですが、こうした分解の様子を拝見していると、機械音痴でも職人芸の凄みが伝わって来る気がしますね。
でもお金があれば買うのかと言われると、躊躇します。
カートリッジ交換が難しそうだし、78回転がかからないし。

yositaka

2020/09/18 URL 編集返信

Re:Re:プレーヤー
michaelさん
私はDJ用を2台使っていますし、モノラル用に使っているヤマハのプレーヤーも、よく見ると速度調整機能があります。しかし、どれも購入以来一度も触っていません。機械音痴は触っておかしくなるのが怖いんです。

yositaka

2020/09/18 URL 編集返信

Re:Re:Re:プレーヤ
michaelさん こんにちは。
45回転用は、ありますが調整作業よりも先にベルトドライブの場合「消耗品であるベルト」を交換してください。調整VRは、修理で部品交換した時にストロボシートを見ながら最終調整を行うためです。「消耗品であるベルト」は、機種によって異なりますので販売店・メーカにお問い合わせください。
私が修理した貴族時代のプレーヤは、輸入代理店が無くなった時で仕方なく自分で行いました。部品の入手に苦労しましたが其れだけにうまく行った時は嬉しかったです。

チャラン

2020/09/19 URL 編集返信

クォーツロック
チャランさん こんにちは

コメントありがとうございます。
先に書きましたコメント記載は一般に出まわっている機種について書きました。
私が今使っているのは自動回転制御のついた機種です、
ストロボシートで確認すると常に正しく安定して、クォーツロック機構というのは
信頼できそうです。
ちょうど当ブログでもプレーヤーの記事を書いたところです^^
http://micha072.blog.fc2.com/blog-entry-2726.html

michael

2020/09/19 URL 編集返信

yositaka
Re:クォーツロック
michael さん、ネコパパです。
記事拝見しました。私もこのセレクションなら、どれを取っても安心して使えそうに思います。
マニアックでもなく、リーズナブル偏重でもない。
実は長いあいだ、このクラスのプレーヤーが発売されず、家電ショップの店頭にも並ばず、それがアナログレコードの普及を阻害してきたのではないかと考えています。私も今のが壊れたら、このあたりから選択すると思いますね。クォーツロック機構があれば文句なしです。ちなみに78回転がついていてSP再生もできるのはDENONのDP-400、PioneerのPLX-500です。カートリッジの交換は必要ですが。

yositaka

2020/09/19 URL 編集返信

あなろぐ~…。
> 本体の底にドライバーを差し込んで速度調整できる件ですが、… by michaelさん
あるようですね。やりづらそうですが。
DENON DP-300Fにもあるらしく、回転がやや速くて困っている方のブログに、コメントでお伝えした記憶があります。
michaelさんが導入された DP-400にもあるのでしょうか?

そうそう、DP-400は、デザインや性能は DP-300Fよりよさそうですが、ダストカバーがカッコ悪すぎて(失礼;; )、カバー込みだと DP-300Fがいい感じです。

> マニアックでもなく、リーズナブル偏重でもない。
> 実は長いあいだ、このクラスのプレーヤーが発売されず、家電ショップの店頭にも並ばず、
> それがアナログレコードの普及を阻害してきたのではないかと考えています。 by ネコパパさん
私も、ま~ったく同感です! ヤマハの GTシリーズが幅をきかせ、アナログといえば重量、という風潮はレコードを音楽ファンから遠ざけました。
こればかりは、長岡鉄男氏の功罪の、“罪”のほうかも。

そして、この傾向は今に至る日本ブランドのアンプにも顕著です。

かく言う私は、住居が狭すぎ、今後広くなる見通しはなく、アナログはもう一生無縁です。
もし導入したら、まず、将来ぜ~ったいにデジタル化されない音源を求めると思いますが。
・エッシェンバッハが Telefunkenに録音したバルトーク・ピアノ曲集
・バルトーク四重奏団のバルトーク(Erato)
・アンサンブル・セコロ・バロッコによるクープランのコンセール集(東芝Angel)

あ、アナログの話になるとみなさん“はてしない物語”になっちゃいますね。
私はアナログのファンタージエンは遠慮しておきます ^^;。

へうたむ

2020/09/22 URL 編集返信

DP-400
へうたむさん こんにちは

底を覗いてみたら、それらしい?穴はありました、
クォーツロックで、いじる必要はないので試してはいませんが、
ダストカバーはペタンとして嵩張らないのが逆に気に入り
ましたけどね^^この辺好みは分かれるようです。

michael

2020/09/22 URL 編集返信

悪魔の囁き?
ネコパパさん投稿数が多い中申し訳ありません。

消費税5%の頃新品で購入した、オイストラフVN ヤンポリスキーP の「1957年 中国ライブ」Silk Road Music Co制作、ドイツ・パラス社プレス、キングインターナショナル販売KKC1029 税込み4200円 は、録音マイクが近く感じますが生々しく迫力がありますね。
CDBox・同No.2LPもあるそうですが、この盤がいいとこどりと思われますので・・・???

チャラン

2020/09/22 URL 編集返信

Re:あなろぐ~…。
へうたむさん、こんにちは
>アナログのファンタージエンは遠慮しておきます ^^;
まあ趣味のものですから、好きな人が楽しめばいいんですよ。
でも、そういいつつも、めずらしい録音を挙げていただきました。
私は三つとも知りません。バルトーク四重奏団のバルトークなんて、ありそうですがEratoとは?
DP-400のダストカバー…この形状は大変ユニークです。
しかしこれ、カバーをつけたまま再生するのが好きな人には向かないですね。
普通タイプのカバーと選択できるようにすればよかったのに…でも、そういうタイプが出そうな気もします。

yositaka

2020/09/22 URL 編集返信

yositaka
Re:悪魔の囁き?
チャランさん
「オイストラフ/1957年 中国ライブ」は、協奏曲も全てヤンポリスキーのピアノ伴奏で通したという、大変珍しいコンサートのライヴです。録音や盤の品質もすばらしく、キングインターナショナルの販売するものとしては価格もリーズナブルでした。
せめてこのくらいの価格なら買いやすいのですが。

yositaka

2020/09/22 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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