2020年、NYCの指揮者はネルソンス

元旦のお楽しみは、ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートの衛生生中継。
ネコパパはこれの大ファンで、CDも概ね買っていましたが、2018年、2019年はどうもその気になれず2年連続パスになっていました。
2020年はネコパパ期待の指揮者がいよいよ登場します。ヤッホー!

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その指揮者は、アンドリス・ネルソンス。
11月に惜しくもなくなったマリス・ヤンソンスとおなじラトビア・リガの生まれで、ヤンソンスとは師弟関係。
若い頃は指揮ぶりも師匠そっくりで、名前も名前だったので、つい笑ってしまったものでしたが、いつの間にか彼独自の「温かく、時には奔流のような熱を帯びて溢れ出す」音楽を導き出す、すばらしい指揮者になっていました。図書館での「音楽を楽しむ会」でも、コンセルトヘボウを指揮してのリムスキー・コルサコフ「シェエラザード」(2011年)の快演に、指揮姿ともどもすっかり魅せられたものです。つい先ごろ、ウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲全集が発売されたばかりで、ゲヴァントハウスとはブルックナー、ボストン・シンフォニーとは、ショスタコーヴィチの交響曲全集が進行中。
そんなネルソンスのウィンナ・ワルツ、ネコパパにはなかなか想像できませんが、絶対「平凡」なものにはならないと予感しています。
さて、予定曲目ですが…

1. オペレッタ「放浪者」序曲★(ツィーラー)
2. ワルツ「愛の挨拶」作品56★(ヨーゼフ・シュトラウス)
3. リヒテンシュタイン行進曲作品36★(ヨーゼフ・ストラウス)
4. ポルカ「花祭り」作品111(ヨハン・シュトラウス2世)
5. ワルツ「シトロンの花咲く国」作品364(ヨハン・シュトラウス2世)
6. ポルカ・シュネル「警告なしで」作品132★(エドゥアルト・シュトラウス)
7. オペレッタ「軽騎兵」序曲(スッペ)
8. ポルカ・フランセーズ「キューピッド・ポルカ」作品81★(ヨーゼフ・シュトラウス)
9. ワルツ「もろびと手をとり」作品443(ヨハン・シュトラウス2世)
10. ポルカ・マズルカ「氷の花」作品55★(エドゥアルト・シュトラウス)
11. ガヴォット★(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
12. 郵便馬車の御者のギャロップ作品16の2★(ロンビー)
13. 12のコントルダンスWoO 14より 第1・2・3・7・10・8曲★(ベートーヴェン)
14. ワルツ「楽しめ人生を」作品340(ヨハン・シュトラウス2世)
15. トリッチ・トラッチ・ポルカ作品214(ヨハン・シュトラウス2世)
16. ワルツ「ディナミーデン」作品173(ヨーゼフ・シュトラウス)
他アンコール曲を予定

素晴らしいのは、このコンサートの音楽レベルを決定するヨーゼフ・シュトラウスの曲が4曲含まれていること。といっても、3曲は初出曲(これだけでCD購入決定)で、「ディナミーデン」しか知らないのですが、これ、まさにヨーゼフの最高傑作で、リヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」のワルツの原型となった曲でもあります。
初登場のトリにこれを持ってくるというだけで「ネルソンス、わかってるな」と思わせます。

参考映像は、2014年、ダニエル・バレンボイム指揮。
遅めのテンポと弦の響かせ方はなかなかいいですが、舞踏感覚は今ひとつ。曲の特徴はわかります。



ヨハン二世のワルツ3曲では「シトロン(レモン)の花咲くところ」が魅力作。「南国のぱら」に匹敵する叙情際立つ一曲です。
珍しくベートーヴェンも入っています。生誕150年のメモリアル・イヤーを意識したものでしょう。

「いつも似たような内容で…」と思われるかもしれませんが、2020年は、もしかして1992年以来の特別なコンサートになるかもしれません。
ぜひご覧になってください。
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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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