聴き比べは楽し②

2019/ 11/ 12
                 
ロリンズを聴いて、マイルスはコルトレーンも入っていて、
そうなると流れはサックスの聴き比べになってきます。聴き会参加者のSige君、SU君はサックス吹きですし、Emo君、Bassclef君、Konken君はベース弾きですが当然サックスにも詳しいし。
ネコパパはホラ吹きですが。

ウェイン・ショーターの入ったアート・ブレイキーの「フリーダム・ライダー」(1961)から「テル・イット・ライク・イット・イズ」

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フィル・ウッズの「ヨーロピアン・リズム・マシーン」(1968)より「アライブ・アンド・ウェル」

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それからマイケル・ブレッカー、ウディ・ハーマン・オーケストラにズート・シムズ、ハービー・ステワード、サージ・チヤロフ、アル・コーンが参加した演奏など。
それから渡辺貞夫が参加した演奏に移って
ヤマハ限定非売品「ネム・ジャズ・イン」1973年7月録音から「ラブ・ソング」。本田竹曠、鈴木良雄、渡辺文男らも参加。

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それから渡辺貞夫のハードバップ演奏代表作「パーカーズ・ムーズ」から「I thought about you」

 (1)

どれも素晴らしい演奏でしたが、ネコパパが最も印象に残ったのは「ネム」の渡辺貞夫でしたね。音がまっ白く輝いている。「パーカーズ・ムーズ」は愛聴盤ですが、ここまでの陶酔感はありませんでした。
図書館での「音楽を楽しむ会」、楽器シリーズでいずれはサックスを取り上げたいと思っていますが、やはりこの楽器、ジャズ抜きでは語れそうにありません。といって、これほどに多彩では…

サックス抜きのジャズもいろいろ聴きました。
これ、45回転ダイレクトカッティングで、驚くほど生々しい音質です。それでいて、音楽には気品がある。見事です。

 (3)

お馴染みのビル・エヴァンス伝説のライヴから「グローリアス・ステップ」。コンプリート盤の一部で、打ち合わせの声とか、音が中断とか、マスターテイクスにはない臨場感がありました。

 (4)

ネコパパ秘蔵のレッド・ミッチェル2枚。クローグとのデュオ「ユー・ソード・ビー」は崩しが多くて原曲がわからず、ちょっとこれは、という声もありましたが

 (5)

こちらのジム・ホールとのデュオ(1978年、ニューヨークのスウィートベイジルでのライブ録音)は大喝采でした。ベースとギターは相性がいいのです。ましてや、この名手二人。

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コメント

渡辺貞夫の”パカーズ・ムード”のアルバムジャケットの写真はどういう状況を写したものなのでしょうか?
これからステージに出ていくという時の後ろ姿でしょうか?
開幕寸前
不二家憩希さん
あまり考えたことがありませんでしたが、どうやら開幕寸前のステージを、泊の裏から撮影した感じですね。
裏面が幕が開いたところの写真だと良かったんですが、残念ながら文字だけのデザインになっていました。
楽器(アルトサックス)の「鳴り」ことで、ナベサダとフィル・ウッズを比べてウッズの方が全然「鳴り」がいいね・・・などと言いましたが・・・ナベサダのこと、やっぱり嫌いじゃないようです(笑)
ナベサダのバラードはホントに好きなんですよ。1969年の<スイングジャーナル・ワークショップ>にもいいバラードが入っていたような・・・。
それで、最近見つけたのが<合歓・ジャズイン1973年>に、ナベサダ作の「ラブ・ソング」というバラードが入っていて、これが実に良かった・・・ので、この日の聴き会に持ち込んだわけです。yositaka君が「音が真っ白く輝いている」~うん、判る!アルトサックスの一音・一音(イチオン)が強い発声で、なんというか・・・気合が入っている。ある意味、力んでいる。その音色をもって「泣き」のフレーズを吹くのだ。これには・・・グッとくる(笑)
1985年の<パーカーズ・ムード>のI thought about you ももちろんよかったです。テーマ吹き、アドリブにも余裕のある演奏で、それは器楽吹奏という観点で比べれば、1973年のLove Songよりもうんと大人の演奏な訳です。しかしながら・・・レコード音楽を聴く~という立場で、どちらが好きか・・・どちらに惹かれるか・・・となると・・・僕などはやはり、昔の(1967年頃~1974年頃か)ナベサダにより魅力を感じてしまうようです。
yositaka君も以前に書いていた≪聴き手というのは残酷なもので~≫ということかもしれませんね。
白熱の一瞬
ジャズでもクラシックでも、日本人演奏家はつい後回しになります。特にジャズはまだ聴いていない「ジャズ・ジャイアント」の名盤も多いことだしなかなか手が回りません。渡辺貞夫も「いいねー」と流しているだけじゃいけませんよね。

「ラブ・ソング」は、誰が演奏しているのかを抜きにした「白熱の一瞬」を捉えている。そういうことは心技体、充実した人生のある時期にしか訪れないものなのでしょう。それがレコード(記録)に残されたことはファンには喜ぶべきことです。高齢ながら現役で活躍しているご本人にとっては、複雑かもしれません。
でも案外、平気かな?過去を振り返らないから現役でいられるんでしょうから。