刈谷市民管弦楽団のマーラー



2019年8月11日(日)
刈谷市総合文化センター 
アイリス 大ホール
                          
マーラー 交響曲第5番 嬰ハ短調
マーラー さすらう若人の歌

客演指揮/井崎 正浩
メゾ・ソプラノ/谷田 育代

猛暑の日には、大編成のやかましい音楽が効きます。マーラーの5番なんて、ぴったりですね。
アヤママと行ってきました。

歌曲は、民謡調の素朴なメロディーと、凝りに凝った多彩な音色で華を添えるオーケストラが対比がすばらしい。「大地の歌」をライヴで聴いた時も思いましたが、マーラーのオーケストラ伴奏歌曲はライヴが愉しい。音盤だと、どうしても歌にウエイトが置かれて、オケがバックに回ってしまうからです。
ただ、歌い手は大変です。伴奏に負けない声量が必要だからです。今回の谷田さんは低めの声なので、ややくぐもって聞こえるところはありましたが、リラックスした歌唱で曲の持ち味を生かし、納得のいく演奏でした。

交響曲はやや遅めのテンポで70分。金管の音程がかなり不安定でコントロールが効かず、弦楽器は音が細くてなかなか客席まで音が届きません。その分、第4楽章アダージェットではいつもは隠れ気味のハープがくっきりと聞こえて、天国的な美しさを感じさせました。
もともとこの曲は、弦楽器と管楽器がそれぞれ別の音楽を一緒くたにして同時に鳴らす、いわばおもちゃ箱をひっくり返したような乱雑さが魅力の音楽です。なので、今回のような、細部までコントロールせず、楽員の自発性に任せて存分に鳴らすやりかたもありなんでしょう。指揮者の棒も大雑把で、各パートに細かく注意を促す感じもしませんでした。

爽快なフォルティッシモで最後の和音が鳴ると、会場は大喝采。
アンコール曲は、第5番フィナーレのコーダが再度演奏されて、駄目押しです。
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yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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