貴重!年末のSP盤特集番組

年末、SPレコードの聴けるラジオ番組を紹介します。
不定期に放送されているものです。なかなか興味深い内容。関心をお持ちの方は、エアチェックのご準備を!




教授の大みそか~蓄音機&SPレコード特集~ 第12

大みそか恒例の「蓄音機&SP特集」の12回目。今回は、1940年の幻の東京オリンピックのために作られた曲や、恒例のSPレコード紅白歌合戦を紹介します。




まろのSP日記 第20
20181230日(日)午後200400

2019年、日本は新しい元号を迎えます。昭和がひとつ遠い時代になるとも言えますが、昭和は間違いなく多くを失い、そして多くを生んだ時代でもあります。日本のクラシック音楽界もご多分に漏れず激動の時代だった昭和。海外で研鑽を積んだ指揮者の近衛秀麿は帰国後、のちにNHK交響楽団となる新交響楽団を結成、そして昭和5年にはマーラーの交響曲第4番を世界で初めて録音しました。そんな世界的にも貴重な録音のほか、昭和の日本の原風景を想起させる~例えば運動会の定番音楽など、後世に伝えたい貴重な遺産を集めました。平成最後の年末に新しい年に向けての準備を整えながら、じっくりと歴史を感じる音楽をお楽しみください。

■曲目
「ペール・ギュント」組曲 第1番から 朝
作曲:グリーグ
ウィーン交響楽団(管弦楽)、ポール・カービー(指揮)
内容時間:00:03:40
レコードNo:J1850

喜歌劇「天国と地獄」から カンカン
作曲:オッフェンバック
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(管弦楽)、アルトゥール・ボダンツキー(指揮)
内容時間:00:01:34
レコードNo:J3219

組曲「道化師」から ギャロップ
作曲:カバレフスキー
ニューヨーク・フィルハーモニック(管弦楽)、エフレム・クルツ(指揮)
内容時間:00:01:37
レコードNo:Z33

ピアノ協奏曲 イ短調 作品54から 第1楽章
作曲:シューマン
ディヌ・リパッティ(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団(管弦楽)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
内容時間:00:15:08
レコードNo:ZE74

きらきら星変奏曲
作曲:鈴木鎮一
鈴木鎮一(バイオリン)、古畑敬子(ピアノ)
内容時間:00:01:30

合奏協奏曲「調和の霊感」作品3 第6番 イ短調から 第1楽章
作曲:ヴィヴァルディ
鈴木鎮一(バイオリン)、古畑敬子(ピアノ)
内容時間:00:04:10

ピアノ・ソナタ イ長調から 「トルコ行進曲」
作曲:モーツァルト
園田高弘(ピアノ)
内容時間:00:03:30
レコードNo:AX19

交響曲 イ調 第1楽章から
作曲:ピッツェッティ
紀元二千六百年奉祝交響楽団(管弦楽)、ガエターノ・コメッリ(指揮)
内容時間:00:04:14
レコードNo:20006
 
鐘がなります
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
藤原義江(テノール)、山田耕筰(ピアノ)
内容時間:00:02:17
レコードNo:KL120

ハンガリー舞曲 第5番
作曲:ブラームス
新交響楽団(管弦楽)、齋藤秀雄(指揮)
内容時間:00:02:50
レコードNo:29784

ハンガリー舞曲 第6番
作曲:ブラームス
新交響楽団(管弦楽)、齋藤秀雄(指揮)
内容時間:00:03:30
レコードNo:29784

交響曲 第4番 ト長調から 第3楽章 第4楽章
作曲:マーラー
北澤栄(ソプラノ)、新交響楽団(管弦楽)、近衛秀麿(指揮)
内容時間:00:28:22
レコードNo:E10012

行進曲「威風堂々」
作曲:エルガー
BBC交響楽団(管弦楽)、エドワード・エルガー(指揮)
内容時間:00:04:30
レコードNo:JD123




ジャズSPアワー2回 ベニー・グッドマン&ガールズ
12月31日12:15~12:30 NHK FM

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コメント

コメント(8)
No title
我が家の壁は、近所に音を通すけれど電波を遮断するプレハブ住宅なので「鐘がなります」藤原義江(テノール)、山田耕筰(ピアノ)を聴くには、壁に穴御明け室外にアンテナを張らないと・・・。
癪なので手持ちの藤原義江のSPレコードをチェックしていたら独唱「荒城の月」日本ビクター交響管弦楽団の指揮者が、気になっていた近衛秀麿でした。

話は、変わりますがDECCAの国内盤(キング)が音がいいのはUKから各国にメタル原盤が配給されていたので盤質以外同じ音質である。又、戦後のffrr(ワイド・レンジ)は、ディスクからテープ録音に変わると同時にSPからLPに変わつた。ネコパパさんには、「お釈迦様に説法」ですがこの私の解釈でよろしいのでしょうか。

チャラン

2018/12/30 URL 編集返信

No title
> チャランさん
私はもっぱらネットラジオの予約録音です。こりゃ厳密にはエアチェックとは言えませんね。NHKのラジオ放送を配信する「らしるらじる」は時折音が途切れたり、途中から完全に音が途絶えるという配信ミスがあって、全く安心とはいきませんが最近は比較的安定しているようです。

DECCAの国内盤は本社から送られてきたメタル原盤をもとにプレスされているのが大半です。ただその原版というのがマザーなのかマスターなのか、プレスまでの工程回数はわかりません。国内プレスによる音の変化の有様は諸説あります。同じ輸入原盤仕様なのにポリトールとキングでは音が違うという人もいます。
「ものによる」と考えるのが正解でしょう。

yositaka

2018/12/30 URL 編集返信

No title
> チャランさん
デッカ史をウィキで検索すると
1929年 元株式仲買人のエドワード・ルイスによって、設立される。
1941年頃 第2次世界大戦中に、潜水艦の音を聞き分ける目的として、ffrr(Full Frequency Range Recording)という当時としては画期的な高音質録音方式を開発する。
1945年 ffrr方式による高音質録音のSP盤を発売。
1949年頃 テープ・レコーダーを使った録音を開始。
1950年6月 ffrr方式を採用した高音質仕様でLPの発売を開始する。

これが正しいとするとFFRRによるディスク録音は1945~1949頃ということになりますので、テープ録音開始後すぐにLPに移行したという見方でいいと思います。

yositaka

2018/12/30 URL 編集返信

No title
> チャランさん
検索したところによると例のデニス・ブレインによるモーツァルトのホルン五重奏曲の録音は 1944年10月6日と25日録音。
とすると発売は1945年以降と思われるので、ffrr方式と銘打ったものと思われます。たた、当時のものはレーベルにはそのクレジットがなく、アルバムにはつけられていたようです。

yositaka

2018/12/30 URL 編集返信

No title
ネコパパさん、早速のご教授ありがとういざいます。
ブレインの録音年月日が瞬時に分かるネコパパさんのデータベースの充実は凄いですね。
デッカが、気になったのはマスターの「ペギー・リー」デッカ(キング)盤の良さに感嘆したからで、版権がキングから変わってもデッカ本社からキングでプレスするようにご指名があった話も納得できました。
今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

チャラン

2018/12/31 URL 編集返信

No title
> チャランさん
惜しいっ!
ペギー・リーが録音した米デッカは、ffrrの英デッカとは全く別の会社です。(源流は同じだが分社した)
英デッカがアメリカと日本では「ロンドン・レーベル」だったのは、すでに米デッカが使用している商標だったからです。

ペギー・リーは1944年から70年代まで一貫してEMI系のキャピトル専属でしたが、なぜか1952年から56年の4年間のみ米デッカにも録音しました。その事情はまだ確かめていません。
ちなみに現在ではどちらのデッカもユニバーサル・ミュージックに吸収されてレーベル使用の問題は解消しました。ですが制作元を呼ぶ場合は「米デッカ」「英デッカ」と呼ぶ必要があり、なかなか煩雑です。

yositaka

2018/12/31 URL 編集返信

No title
yositakaさん

今年も今日限りとなりました、今年1年色々ご教授頂きありがとうございました。

来年はもっと蓄音機と接しようと思います。(;^_^)

私はもっぱらアンプばかり作っていますがそれでも手持ちの少ないCDから流れる音楽には癒されます。

来年もよろしくお願い致します。

ではでは 良いお年をお迎え下さい、

Yさん

2018/12/31 URL 編集返信

No title
> Yさん
こちらこそ、丁寧にお読みいただき痛み入ります。Yさんの記事を拝読していると、ネコパパももう少し体を使って活動しなくてはと思うのですが、なかなかそれが…不精者でして。

来年もよろしくお願いします。良いお年を。

yositaka

2018/12/31 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

ご訪問ありがとうございます

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