エピタフォーンからワルターの新譜!


ついに謎は解けるか。HMVからこんなニュースが。
http://www.hmv.co.jp/news/article/905180138/

以下、サイトからの引用。

エピタフォーン・ヒストリカル・レコーディング・アーカイヴス
ブルーノ・ワルター スペシャルBOX
2CD+復刻プログラムのレプリカ(初回プレスのみの特典)

エピタフォーン・スペシャルBOXシリーズの掉尾を飾る、ワルター、ウィーン・フィルによるモーツァルトの交響曲40番とレクイエムです。モーツァルト生誕200年の1956年、ウィーン楽友協会主催のウィーン芸術週間、国際モーツァルト祭でのライヴ録音です。
初回プレス分は演奏当日のプログラム(レプリカ)付。初回プレス分は数量限定となります。(ドリームライフ)

【収録情報】
CD1
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550 [24分51秒]
CD2
・モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626 [59分52秒]
 ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
 ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
 アントン・デルモータ(テノール)
 オットー・エーデルマン(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音時期:1956年6月23日
 録音場所:ウィーン楽友協会大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

<初回限定プレス特典>
1956年6月23日、モーツァルト生誕200年国際モーツァルト祭コンサート・プログラム(同音源当日プログラムのレプリカ)


何が謎かというと、交響曲第40番ト短調の音源である。
演奏はブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。稀代の名コンビによる歴史的な記録。
従来から知られていた、ソニークラシカル盤は、1952年5月18日のデータが記され、発売以来そう信じられてきた。
ところが2004年になって、日本のレーベル、アルトゥスが同曲のCDを発売、
これには1956年6月24日の録音となっていた。
両者とも、オーストリア放送協会提供の正規音源。ファンは新たな演奏が登場したと歓喜してレコード店に走った。
ところが驚いたことに、ソニー盤とまったく同一の演奏だったのだ。
両者とも、訂正情報は出さず。つまり、自社のデータが正しいと譲らない。
そこへ今回のこの盤である。


悩ましいことに、アルトゥス盤とは日時が一日ずれている!!


さらには1952年5月17日のテータを持つフランス・ターラの盤(こちらは明らかに別演奏)との関係も気になる。

普段ならデータの問題はあまり気にしないのだが、この録音についてだけは、大いに気になる。
それほどに見事な演奏なのである。
個人的には、1957年のカーネギー・ホールでのベートーヴェン 交響曲第三番『英雄』とともに、ワルターの交響曲ライヴの金字塔とも思う。
それだけに、このデータの混乱は、落ち着かない。52年と56年の四年間に、ワルターは生涯の最盛期とも言える名盤を多数生み出した。その「はじめ」と「おわり」とでは、位置づけは大きく変わる。

果たして謎をとく鍵はあらわれるのか。7月の発売が待ち遠しい。

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コメント

コメント(2)
No title
追伸です。
このディスクの製作に加わったDANNOさんによると、演奏内容はSONY、ALTUS盤と同じもののようです。
DANNOさんの文章を引用しておきます。


ー今回の演奏は以前のSONY、ALTUSと同一の演奏です。ORFからの音源をリマスターしていますので音については皆様のご判断にお任せします。
演奏日時についてはORFのデーターシートのコピーを見せて頂きましたがレクイエム、40番共に56/6/23となっておりました。
推測ですが、若干当方の考えも書きました。(中略)そんなわけで期待される、初出の音源ではありません。

そうなると、同じ音源の三つ目のデータが出現したということでしょうか。
ファンとしては、購入を考えてはいるのですが、正規音源しか出ていない録音だというのに、こうも再々ミステリーとは。
DANNOさんがライナーノーツを書かれるようです。果たしてどんな考察が読めるのか、楽しみです。

yositaka

2009/06/14 URL 編集返信

No title
さらに追伸。
DANNOさんのコメントの引用は以下からです。
http://www.wa.commufa.jp/cgi-bin/bbs/wforum.cgi?id=danno&no=33&reno=28&oya=28&mode=msgview&page=0

yositaka

2009/06/14 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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