テンコとムーミン展へ

娘と孫がお盆で滞在中。

次女のコリコは5月誕生でもうすぐ生後5ヶ月。2ヶ月ぶりに再会してみると首は座っているし、笑顔はをみせるし、びっくりするくらいの成長ぶりでした。
一方長女のテンコは、おませさんぶりが輪をかけて、まだ4歳というのに、ちょっとそそっかしい母親(テンチョウ)の世話やきをしているようです。

ネコパパとレコードも聞いていますよ
「運命」も「田園」も「トッカータとフーガ」も「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も覚えました。
でも、なんといっても好きな曲はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」、中でも「行進曲」です。
それも、小澤征爾がパリ管弦楽団とゆったりとしたテンポで演奏したアナログレコードでないと、どうも気分が乗らないらしい。
昨夜も「これも同じ曲のCDだよ」といって、アンセルメ指揮の盤をかけてみたのですが、どうも琴線に響かないようで上の空です。
「おじいちゃん、これより『げんこつ山のたぬきさん』のほうがいいよ」と言われてしまいました。

さて、今日はテンコと二人で地下鉄に乗って名古屋・栄の名古屋三越栄店へ。6階催事場で催されている「ムーミン絵本の世界展」を見てきました。



ムーミントロールは、フィンランドの芸術家トーベ・ヤンソンが生んだおなじみの主人公ですが、今回の展覧会は、そのヤンソンの原画展示ではなく、現在ヤンソンの世界観を引き継いで絵本を描いているリーナ&サミ・カーラ夫妻の仕事を一望するものでした。

カーラ夫妻の絵本の原画約八十点が中心で、修正インクで細部まで直された下絵、彩色原画と、絵本のもととなったヤンソンの作品(主にムーミンコミックス)も合わせて展示、絵本がどのように制作されているかがよくわかる展示になっていました。




テンコはムーミンの童話はまだ読んでいませんが、
ヤンソン自身の絵本やテレビアニメ『たのしいムーミン一家』のDVDなどでキャラクターはお馴染みです。そのため原画にも興味津々です。
子どもにも見やすいよう、原画は低い位置に展示されてはいるのですが、
それでも4歳児の背丈では、いささか高さが足りません。
そこでネコパパ、根性を出してテンコの目の高さに絵が来るようにしながら、絵本の文章を読みながら見ていったわけです。
ああ、くたびれた!




で、 リーナ&サミ・カーラ夫妻の絵ですが、
よくあるキャラクター絵本とは一線を画すものですね。ヤンソンのタッチや着彩法を巧みに生かした描画で、「第二のオリジナル」と読んでもいい魅力が感じられました。




でも一方で、あまりに洗練されて、きれいすぎ、トーベ・ヤンソンの持っていた野性味、不気味さ、凶暴さみたいなものは、やや後退している観がありました。
ムーミンのキャラクターは、今では得意な作家の独創的な児童文学であることよりも、経済効果の高い「商品」としての重要性の方が上回っているのかもしれません。それは、今回の展覧会に付随するグッズの種類の多さや、価格設定を見ても感じることです。
願うのは、キャラクターに親しむ多くの子どもたちの一人でも多くが「原作」に関心をもってくれること、ですね。



テンコは、それらのキャラクターグッズにはあまり関心を示さず、
「絵葉書」だけを8枚、じっくり選びました。ちょっと疲れたらしく、帰りの地下鉄ではネコパパの膝でずっと眠っていました。
でも買ってもらった絵葉書だけは「ネコパパのカバンに入れとこうか」といっても、「いや、自分でもっていく」と、しっかり手から離さず、そのまま家に持って帰ってきました。



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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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