ときには街でレコード漁り

最近購入したレコード紹介です。

ネコパパの愉しみは、
ときどき街でレコードを漁りをすることです。
でも最近は、一部でアナログブームと言われているせいもあるのか、どうも価格も上昇気味なのがいけません。
定年後緊縮財政を強いられているネコパパの基準では、
これという発掘品にはなかなか出会えず、
お店に入っても一枚も買わずに出てくることもしばしば。
東京に行ければいいのですが…家庭の事情もあってそれは当分難しそう。
 
そんなわけで。ぼちぼちと。



 
Guido Cantelli, Philharmonia Orchestra,Paul Dukas, Debussy*, Ravel*, Manuel De Falla Pavane, Pour Une Infante Défunte / "ElSombrero De Tres Picos" Suite / Prelude A L'Apres-Midi D'Un Faune /L'Apprenti Sorcier
La Voix De Son Maître VSM FALP 368
Vinyl, LP, Album, Mono France

夭折の指揮者、グィド・カンテルリ晩年のの遺産です。
棒付きジャケットで盤が分厚く、ちょっと所有の楽しみも。
高価ではありません。盤質もいまひとつ。でも我慢すれば、音の鮮度は味わえます。とくに「魔法使いの弟子」と「三角帽子」組曲がよかった。



 
CARL SCHURICHT CONDUCTS
SCHUBERT SYMPHONY NO. 9 IN C MAJOR"THE GREAT"
VANGUARD STEREO RECORDS SRV-218 SD

カール・シューリヒト指揮シュトゥットガルト放送交響楽団のシューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」。
コンサート・ホール原盤です。
オーケストラは始めは細い音ですが、後に行くにしたがって緊張感を増してくるライヴ的な味が魅力。
これを米ヴァンガードが出していたとは驚き。
夭折の作曲家シューベルトがすごい「おじさん顔」に描かれたジャケットイラストが爆笑ものですが、アメリカでの人気はどうだったのでしょうか。
音の状態はアメリカ盤らしくバリッとして、輪郭が強調された印象です。
長年の愛聴盤である日コロムビア盤LPはこれに比べて随分おとなしい音ですが、もともとの音は日本盤に近いかな。
オーディオ・マニアが揃っていたヴァンガード社、手を加えたかも。




Bartók/ György Sándor Piano Concerto No. 2 /Sonata For 2 Pianos And Percussion
Turnabout UK TV 34036S, 1967

ジェルジ・シャーンドル(P)ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団によるバルトークのピアノ協奏曲第2番と二台のピアノと打楽器のためのソナタ。
家に帰って袋を開けて、ドッキリ
こんなの買った覚えがない。
それでもって、買ったはずの一枚が見当たらない。ジャケットも、そういえば似ている。…さては、ネコパパ慌てて間違えたか。
こりゃまいった
でも聴いてみたら、とてもよかった。特に「ソナタ」が。
名曲「弦・打・チェレ」を思わせる冷徹さと情念がほとばしってきます。
英盤ですが、レーベル面にRVGの刻印あり。どうやらVOXのマスタリング・エンジニアもやっていたルディ・ヴァン・ゲルダーが製作した原盤をそのまま使用したものらしい。
返品はやめました。



ブラームス
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op.83
MELODIYA M10-09883/4 フルトヴェングラー指揮ベルリンpo.(P)エドウイン・フィッシャー 1942/11/08 RRGライブ録音

第二次大戦後、ソ連軍が接収(ネコパパならぬネコババ)したテープを使用して、
1975年ごろに輸出仕様で再発売したもの。
かつて英ユニコーン原盤(ソ連国内発売のLPの板起こしと言われている)を使って日コロムビアが出したときは、
戦中ライヴの中でも、とくに音質が悪い一枚とされたものです。
随分久しぶりに聞いて、音も当時よりは聴きやすく改善されたのか、異常に燃え上がる演奏の様子が、生々しく伝わってきました。


 
June Christy Something Cool
Capitol Records US ST-516
Vinyl, LP, Album, Stereo, Re-Recorded1960

モノラル盤の好評に答えてステレオ再録音されたものの、おそらく何度目かの再発と思います。米キャピトル。
ネコパパの架蔵していたCDはモノラル盤だったので、どんなものかと思って入手してみたのです。
盤質EXと書かれていましたが、ジャケも裂けていて、盤面も荒れてました。まあ、格安なので問題ありません。3分聴いていれば馴れる程度。
ジュリーの知と情のバランスの取れた歌唱はいつ聞いても素敵です。
モノラル盤は5年ほど前の録音だったと思います。ステレオ盤のほうが若干リラックスしている印象はあります。顔に似合わぬ大酒呑みのせいもあって、年とともに高音のかすれが進んだといわれていますが、
あまりじっくり聞き比べるのも気の毒のような…



 
QUARTET - RUSS FREEMAN CHET BAKER NY 180GLP
名古屋で2月に行われたオーディオ・イベントに出店していた店で入手したもの。
「ヴィニール・ラヴァーズ」という会社の180g復刻盤で、未開封の新品です。この種のものがだいぶ出ていました。
ちょっと値段は高い。でも盤質・音質は良好。1958年録音Pacific Jazz盤ですが、ご覧のようにジャケットにレーベル名は明記されていません。
そこがちょっと怪しい盤です。
演奏はいつものウェスト派の雰囲気とはだいぶ違う、力に溢れるハード・バップスタイルでガツンとくる聴き応えがあります。ルロイ・ヴィネガーのベースもすごい勢いです。
これは、ラス・フリーマンがリーダーのせいなのか?

このLP、CDみたいにボーナス・トラック(ライヴ録音)が追加されているのもユニークです。
でもそれはなくていいから、値段をもう少し下げてほしかった。
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コメント

コメント(4)
No title
羨ましい。最近、レコード屋さんイケテない。シューリヒトのが、そういう再発もあったとは、知りませんでした。慌てて買って違うものを持ち帰る、蛙もあるです。

シュレーゲル雨蛙

2017/03/13 URL 編集返信

No title
> シュレーゲル雨蛙さん
最近は隙を付いてほんの短時間です。
また、じっくり聴く時間が取れなくて…当分はこんな状態が続きそうです。焦らず、溜まっているものから、少しずつ手をつけていきたいと思ってます。

yositaka

2017/03/13 URL 編集返信

No title
特に新宿、御茶ノ水のディスクユニオンなど平日のオープン後に入店しても殺気立った中年、老年のオヤジたちの何人かは十数枚抱えながらキツイ形相で購入にいそしんでいるので、心苦しく予算の関係で見送ったモノは思い直して2~3日後祈るような思いで臨店しても大抵根こそぎ奪われてしまっていますね。
アレッこれはというものをラックで手に取ると大抵無理なカード買い
を敢行しているのが現状です。
結果、家内から順次、じわじわと具体的かつ詳細な戒厳令が下りてきています。

老究の散策 日記

2017/03/15 URL 編集返信

No title
> 老究さん
新宿、御茶ノ水のディスクユニオン…うーん、昨年11月に一瞬立ち寄って以来、行けていません。私は基本的に「マイナーでお手ごろ価格」のものしか手に取りませんので、「根こそぎ」の部類の盤の中に欲しいものはあまり含まれていないと思います。
それでも「十数枚抱えながらキツイ形相」の人を見かけるとつい気になり「何をお持ちなのか」と、ちら見ししたりします。
でも「やや、こんな高いものを…」と思うことはあっても「この野郎、俺によこせ」と感じることは滅多にないですね。好みが皆とずれているのは良いことかもしれません。

yositaka

2017/03/16 URL 編集返信

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プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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