ドクター・ジャズの資料室

ようやく晴れましたが、まだ寒さはきつい…

そんな1月某日午後、アヤママと連れ立って岡崎図書館に出かけました。
老後の保険関係の説明会に参加するためです。
交流プラザ「りぶら」と呼ばれるこの施設、実は初めて訪ねたのですが、吹き抜け、ガラス張りの多い大きな空間でした。
市立図書館は1階と2階に分かれて展開し、
交流施設や郷土資料展示室、スタジオ、ホール、会議室なども多数備えた立派なものです。

その2階に、「内田修ジャズコレクション」と銘打たれた空間がありました。





昨年12月に亡くなられた内田修氏は、日本有数のジャズのパトロンで「ドクター・ジャズ」と呼ばれた人物です。
岡崎に病院を構え、医療活動の傍ら、日本のジャズ・ミュージシャンを人生を掛けて支援し続けました。

内田氏のジャズ関係の資産は、楽器、スタジオ、レコード、自主録音の記録など、膨大で、
その多くは生前から、岡崎市に寄贈されていました。
市はコレクションの活用にとても意欲的で、以前には市美術館に専用の展示室を設けていた記憶があります。そして、現在はここに。

ミュージシャンに貸与した楽器。



病院地下に設けられていたスタジオ設備。



13000枚に及ぶジャズ・レコード。
おっ、ソニー・ロリンズの『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』の色変わりジャケットが3種類も!



毎日二回のレコードコンサートが行われ、個人でも聴ける試聴ブースも設置されています。



自主録音を使って製作されたオリジナルCDなども販売中。




凄いですね。
クリストファ・N・野澤氏の遺産を生かすべく、クラウドクラウドファンディングによる支援を実施中の東京藝術大学図書館も、ぜひ参考にしてほしい試みです。


この日は、ざっと見るくらいの時間しか取れませんでした。
いずれ日を改めて、じっくりと拝見、拝聴させてもらいましょう…
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメント(12)
No title
オ~! 美術館の様。担当者と関係者の意気込みが感じられますね。
地方都市に限らず、自治体は箱物を造りたがり維持・管理がオロソカになりやすいのに移転して・・・亡き内田氏とご遺族のご協力があのるかと思います。
岡崎は、近場なので視聴しに行きます。

チャラン

2017/01/18 URL 編集返信

No title
こんにちは♪♪

岡崎にこんな施設があったのですね、、、岡崎は
私が50歳~52才と6ヶ月単身赴任で住んでいた
所です。業務の超多忙で、、知っていたとしても
行くのは無理だったかも知れません。

そのくせ 12時過ぎても カラオケ居酒屋だけは
毎日行っておりました、、、しかしこのお陰で苦難を乗り越えたのも事実ですので音楽はどんな形でも
人を癒してくれますね。

旧い演歌、、、大好きです。\(^o^)/

それはそれは楽しい単身赴任でしたヨ。

何時もナイス、ポチッ、コメありがとうございます。


ではでは

Yさん

2017/01/18 URL 編集返信

No title
追伸
家内に話したら「最近亡くなられたお医者さんでしょう。テレビと新聞で見た。ジャズ・シンガーを育てていた人でしょう。連れて行って」との賜っていました。
家内の方が、詳しい。

チャラン

2017/01/18 URL 編集返信

No title
> チャランさん
一日二度もレコードコンサートをやっているそうですし、オリジナル盤中心のコレクションを拝見するだけでも価値がありますよ。
内田氏については本で読んだり、美術館でお話を伺う機会もありました。本職として夜遅くまで診療し、その後は毎日のようにライヴハウスに通い、休日はレーサーとしてサーキットをぶっ飛ばす。そして特技は睡眠時間なしでOKなこと。
本物の豪傑でした。

yositaka

2017/01/18 URL 編集返信

No title
> Yさん
愛知に単身赴任されたこともあるのですね。縁は異なもの。
このコレクションは1996年以来あちらこちら移動して「りぶら」に落ち着いたのは2008年とのことです。Yさんのご滞在中はどこにあったのでしょう。もしかして寄贈以前かも?
こちらにこられる機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。ついでながら、ネコパパ宅も、比較的近いですよ。

yositaka

2017/01/18 URL 編集返信

No title
> チャランさん
いやー、奥様はお詳しいですなあ。ぜひお二人でお出かけください。ジャズ・シンガーといえば、ケイコ・リーさんも綾戸智絵さんも、内田さんの支援で世に出た人達ですね。

yositaka

2017/01/18 URL 編集返信

No title
図書館が図書館として機能している姿を見ると、とても嬉しいです。都会の公共図書館は、地域資料の保管など二の次で、話題の本を揃えているだけの「箱」になりつつあるように感じることもあります。

ユキ

2017/01/18 URL 編集返信

No title
> ユキさん
独立した児童室(子ども図書館)もありました。
スペースは広大で蔵書も多く、読み聞かせスペースも広々としています。
でも、本自体はかなり古いものが多いことと、絵本が全て書名のアイウエオ順に並べてあるのはちょっと、どうかと思いました。
同じシリーズの本でも、これだと原則すべて分散されてしまうからです。
子どもの視点に立った配架という点では、ちょっと疑問が残りました。

yositaka

2017/01/18 URL 編集返信

No title
うわさには聞いていたのですが,このような偉大な方だったとは!
驚きました。

jazzclub

2017/01/18 URL 編集返信

No title
> jazzclubさん
好きになったことに無条件に「入れ込む」とは、究極にはこういうことなのか、ということを実感させてくれますね。こういうのを見ると「趣味は○○です」なんて、簡単には言えなくなります。

yositaka

2017/01/19 URL 編集返信

No title
> yositakaさん
最近、増えています、アイウエオ順の絵本書架。
子供たちには(親にも?)「作者」より探しやすい…らしい。
絵本の排架は、いまだに、どの図書館も試行錯誤かもしれません。
何かいいアドバイスがあれば是非!

ユキ

2017/01/19 URL 編集返信

No title
> ユキさん
勤務先の市立図書館は、署名ではなく画家の名前でアイウエオ順です。文章を書いた人でなく画家なのが面白い。でも、子どもは絵本を画家で覚えたりするかなあ、という気がしますね。タイトルで並べること自体はいいのですが、これだとタイトル冒頭の一字の違いでシリーズが分散します。岡崎では「そうべえ」も「キャベツくん」も「アーネストおじさん」もバラバラ。そこで「キーワード」法はどうかとおもいました。「そうべえ」「キャベツ」「ノンタン」「ウルトラマン」など、共通の言葉で集めるのです。これなら、シリーズが固まって見やすい。岡崎でも「ともだちや」など一部では導入していました。

yositaka

2017/01/24 URL 編集返信

コメント投稿
非公開コメント

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

ご訪問ありがとうございます

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QR