• ネコパパ、伝説の名曲喫茶『バロック』を訪問。
    日本児童文学学会の終了が5時を過ぎてしまい、新幹線予約の時間も近い。さて、どうしようかと思っていたまさにそのとき、武蔵野大学前バス停に、吉祥寺行きが停車しました。ネコパパ、これぞ渡りに船、行くしかないと、荷物を担いで乗車。バスは30分後、吉祥寺駅に到着します。名曲喫茶「バロック」は、吉祥寺駅から3分の近隣にあります。古いビルの二階にあって、こちらも有名なジャズ喫茶『メグ』とは隣同士。うーん、ちょっと気... 続きを読む
  • 日本児童文学学会第62回研究大会の感想③
    ネコパパは一応文学部国文学専攻だったので、カリキュラムは古典中心でした。面白かったけれど、古典文学はあくまで勉強の対象で、興味は児童文学に傾いていましたので、学問として深掘りなんてとてもできませんでした。教員になってからはもちろん古典の授業もするわけで、1年の中でもだいたい11月に当たるその時期、ネコパパにとっては楽しい時間でした。音読、暗礁、基礎知識に現代語訳、基本の授業パターンが決まっていました... 続きを読む
  • 日本児童文学学会第62回研究大会の感想②
    大会2日目の「分科会①」には、大御所の先生方が居並び壮観。学問としての児童文学の奥の院に入り込んだ緊張感を感じながら拝聴しました。伊藤さんは数少ないフランス児童文学研究者。それだけでなく、日本児童文学に対する造詣も深く『日本児童文学』に掲載された評論や書評なども感銘の深いもので、児童文学の将来を担う研究者の一人です。今回の発表は「フランス児童文学の正統性の確立」という注目すべき観点。注目というのは、... 続きを読む
  • 日本児童文学学会第62回研究大会の感想①
    2023年11月18日・19日の両日、東京、武蔵野大学武蔵野キャンパスで開催された第62回研究大会の感想です。 会場の7号館。今回も、同時開催の研究発表の中に拝聴したいものが多すぎて困りました。レジュメはできるだけ頂いてきましたけれど、目を通すのも大変なくらい分量がある。児童文学という地味な研究分野でも、これだけある。学問というものは本当に果てしがないものだと思います。帰宅して、これまでのファイルを眺めてみる... 続きを読む
  • ヴィーナ・クラシカ第3回演奏会。
    久しぶりにKO君からご招待いただいたチケットで拝聴しました。今回はご夫婦で第1ヴァイオリンを演奏。かっこよかった。そして、ありがとうございました。会場は熱田神宮のすぐ近く、JR熱田駅から徒歩1分の、こじんまりとした文化小劇場です。音響は好バランスで、固すぎず、柔らかすぎず、20人ちょっとの編成にはうってつけ。この団は、演奏会3回目という新しい団体で、ウィーン古典派を主要レパートリーとしていくとのことです。... 続きを読む
  • 編集者の読書論
    「編集者の読書論」というからには、長年の編集の仕事で培った経験から「読書とはどのような行為なのか」について、るる述べられているのかと思ったら違いました。筆者は何よりもまず本好きで、自分が面白いと思った本は、人に薦めないではいられない。そして、そんな自分の同類の読書人、編集者、出版人にはどんな人がいるのかも気になり、これも知ったら知ったで、伝えないではいられない…そんな人のようです。ですからこれは「... 続きを読む
  • ネコパパ、『かふぇ・あたらくしあ』で蓄音機の美音に浸る。
    古書の町神保町に2022年4月に開店した、蓄音機カフェ『あたらくしあ』に行ってきました。 神保町の新名所です。 https://cafe-ataraxia.com/ 案内には、地下鉄神保町駅から徒歩2分、とあったのですが、弥生美術館・竹久夢二美術館を見終わって、地下鉄から中央線に乗りかえてお茶の水で降り、久々にDU店をのぞいてから言ったので、方向音痴のネコパパ、かなり時間がかかって到着しました。 やっと見つけた、ビルの地下1階... 続きを読む
  • レコードの時代と夢二の時代展
    2023年11月17日、朝から土砂降りの悪天候の中、ネコパパは東京本郷、東京大学のすぐ近くにある弥生美術館、竹久夢二美術館を訪れました。個人のコレクションをもとにした美術館としては大規模で、膨大な所蔵作品の一部が展示されている風です。ネコパパのお目当ては、竹久夢二美術館で開催されている「レコードの時代と夢二の時代展」です。この分野における夢二の仕事は、当時一世を風靡していた『セノオ楽譜』の表紙デザインとレ... 続きを読む
  • 音盤紀行2-音の波が私たちを繋ぐ
    レコードだけをテーマに漫画を描き続けている稀有な作家、毛塚了一郎の連載を集めた第2弾。1巻も買っていて、ネコパパ、ブログのどこかで紹介したつもりになっていたけれど、検索してみても出てこない。あれ?おかしいな。「時代も国も様々なオムニバス作品集」とあるように、一つ一つが独立した短編になっているのが特徴です。日本の中古レコード店の店員が、思いがけない盤に出会う話。思想統制で、自由にレコードを聴くことがで... 続きを読む
  • #(ハッシュタグ)マイネーム
    中学生たちの「名前」をめぐる冒険譚です。両親の離婚で、突然姓が変わることになってしまった明音(みおん)。ママは離婚調停で難儀が続き、仕事には行くものの、家ではすっかり放心状態。テーブルの下を「巣」にして、出てこない。一方学校では、あだ名をやめてお互いを「さん付け」で呼ぼうという「SUNさん運動」がはじまっていた。明音も、クラスの仲間もこれに反発する。そんな折、学校仲間で作っているSNSに謎のトークルームが... 続きを読む
  • アルヒーフ・フェステイヴァル
    ブロ友のgeezenstacさんがなつかしいレコードをブログ記事にアップされた。1971年8月、廉価盤LPには縁がなかったドイツ・グラモフォン(発売元日本グラモフォン)の発売した750円レコードの一枚、「ハイファイ・カラヤン」だ。 https://ameblo.jp/geezenstac/entry-12828669705.htmlネコパパは、それと同時発売だった、もう一枚の750円盤を紹介しよう。「アルヒーフ・フェスティヴァル」である。アルヒーフは、ドイツ・グラモフォン... 続きを読む
  • ふたつの美術館。
    日本児童文学学会の研究大会に参加するついでに、立ち寄ってみたい場所があります。東京の本号にある竹久夢二美術館。いま、こんな興味深いイベントが開催中なのです。この美術館は、弥生美術館に併設されているものです。https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/index.html弥生美術館は、挿絵画家・高畠華宵(たかばたけ かしょう、1888年4月6日 - 1966年7月31日)のコレクションを収蔵した美術館で、華宵のコレクション3,000点と、... 続きを読む
  • フルトヴェングラー、戦中録音のCD、モスクワ音源。
    1989年に発売されたドイツ・グラモフォンのCD。これも話題を呼んだもので、戦後ベルリンからソビエト軍が収奪してソビエトに持ち帰った録音が、モスクワ放送経由で「返還」されたと言われた。発売に先立って、NHK-FMでも放送され、一部聴いたような覚えがある。CDが発売されると喜んで何枚か買った。国内盤よりも輸入盤の方が少し安かったので、そちらを買った。そのうちの1枚である。収録曲はベートーヴェンの第4交響曲とヘンデル... 続きを読む
  • フルトヴェングラー、戦中録音のLP音源。
    フルトヴェングラーの英ユニコーン盤音源を、ネットで拾って、ダウンロードした。ジャケットや盤面の写真も添付されていたので、貼り付けておく。https://archive.org/details/lp_symphony-no-5-op-67-piano-concerto-no-4-o_ludvig-van-beethoven-vilhelm-furtvngler-be音源は、LPを再生したものをダイレクト録音したものらしい。この盤の由来は、フルトヴェングラー・ファンならば先刻ご承知だろう。大戦末期、ベルリンに侵攻し... 続きを読む
  • 安野光雅の『シンデレラ』
    世界文化社 2011.7(初出1974)『音楽を楽しむ会』での童話園探索のなかで見つけた一冊です。「ふしぎなえ」「旅の絵本」など、幾多の傑作絵本を残した画家・安野光雅が絵とテクストを担当した『シンデレラ』です。お話の展開はペロー童話に従っていますが、舞踏会の開催は一夜だけ、端正な絵と相まって、一見地味な絵本に見えるのですが。ページをめくると、これがいかにも安野作品らしい、細部にこめられた遊び心と、絵本ならでは... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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