• 日本昔話学会①
    シュレーゲル雨蛙さんのお誘いで、Zoomで参加しました。一日半をPC画面とにらめっこして過ごすのは体力勝負です。学生さんは毎日これをやっているのか、小中学校の子どもたちもこれからは日常の一部になるのかと思うと、なんとも気分が重くなります。もっとも、参加者数でみると、遠方からの移動が多いこのような学会では、Zoom参加は便が良く、ネコパパのような会員外の聴講者も含め相当の数だったようです。さて、素人観点からの... 続きを読む
  • ジャック・プレヴェール脚本のフランス映画「曳き船」に陶然とする。
    この映画、フランスで公開された当時は大戦中で、長らく日本未公開だったそうだ。1941年制作のフランス映画「曳き船」である。タイトルも初耳、見るのも初めて。香津原映画サロンで取り上げられるというので、DVDを拝借して、初めて見たというわけだ。そして、陶然と見入ってしまうことになった。うーん、これは、すばらしい映画じゃないか…映画サロン講師の映画研究家、Sさんのお話によると、注目され始めたのはまだ10年くらいの... 続きを読む
  • あの老舗中古レコード店が、名古屋に!
    レコードファン、注目。東京にしかなかった老舗中古レコード店が、大阪に続いて名古屋にも開店とのことです。今日、ついでに立ち寄った大須の中古店で、店員さんがひそひそと「今度名古屋にユニオンが…」と、立ち話しているのをふと耳にしたのです。「まさかね」と思って帰宅した後検索すると、ちゃんと出ていました。https://diskunion.net/shop/ct/nagoyaこのお店はどのジャンルも充実していて、ネコパパが東京に出かけるときに... 続きを読む
  • たちまち重版、とのこと。娘のお仕事。
    娘・テンチョウが図版を担当したこの本が、発売後すぐ重版出来、とのこと。「そりゃめでたい。献本あったら一冊おくれ」と頼んだら「一冊しかもらえなかったのでだめ」だそうだ。仕方がないからぽちって注文したら「そういうもんは本屋さんで買わないとだめでしょ」とアヤママに叱られました。https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/07/102653.html中先代の乱北条時行、鎌倉幕府再興の夢鈴木由美 著鎌倉幕府滅亡から二年後の一三三... 続きを読む
  • ネコパパ、本日参加。
    興味深い内容でワクワクします。本来ならば、まだ足を踏み入れていない大阪大学で開催になるのでしょうが、残念ながらオンラインです。アヤママには「一日半書斎にこもりますので」と伝えてありますが、それよりも、老ネコパパの集中力が途切れないように頑張りましょう。... 続きを読む
  • 追悼 那須正幹さん~衝撃的、という面白さ
    児童文学作家の那須正幹さん死去 「ズッコケ三人組」の作者、広島市西区出身https://news.yahoo.co.jp/pickup/6399418人気シリーズ「ズッコケ三人組」で知られる児童文学作家の那須正幹(なす・まさもと)氏=山口県防府市=が22日、死去した。79歳。広島市西区生まれ。遺族によると、16日に自宅で倒れ救急搬送された。代表作「ズッコケ三人組」シリーズは1976年、小学生向けの学習雑誌で連載を始めた。全50巻、累計2500万部は戦... 続きを読む
  • 愛車遭難。ネコパパは無事。
    7月某日。その日は2回目のワクチン接種の翌日でしたが、ちょっと腕の痛みがあるだけで発熱などの副反応もなく、「これならOK」と自己確認しました。急ぎの用事があったのです。実は、ネコパパの「そそっかし病」という不治の病が出て、先日行われたウィル愛知の聴き会でお預かりした大切な資料を会場に置き忘れ、幹事のIKさんを煩わせて回収に行ってもらったのでした。IKさんのお宅にそれを取りに行くのがワクチン接種の翌日とい... 続きを読む
  • あの、ワルター1957年ライヴ「エロイカ」が正規音源初登場!
    正規音源初登場!ワルター、ミュンシュ、モントゥー『トスカニーニ・メモリアル・コンサート1957』(2枚組1枚価格)カテゴリ : ニューリリースhttps://tower.jp/article/feature_item/2021/07/15/1111掲載: 2021年07月15日 13:00 1957年1月16日。就寝中に大往生を遂げたトスカニーニ。2月3日にカーネギーホールで行われたのが「メモリアル・コンサート」。トスカニーニとも御縁が深かった三大巨匠(ワルター、ミュンシュ、モ... 続きを読む
  • ウィーン・フィル 奇跡の来日公演、11日間を追うTV番組。
    こんなTV番組が放送されるというので、予約録画して視聴した。https://ebravo.jp/archives/92835『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 2020年 来日公演 奇跡の11日間を追う』昨年11月、新型コロナウイルスの感染拡大で音楽イベントの中止が相次ぐなか、ウィーン・フィルはチャーター機で来日し、4都市8公演(北九州・大阪・川崎・東京)のツアーを成功させ、クラシックファンのみならず、社会的にも大きな話題を呼び起こした。来... 続きを読む
  • ネコパパ、道徳副読本資料の発掘をする。
    約10年前、県委託の道徳副読本編集委員として、道徳資料の発掘に取り組んだことがある。そのとき提出した資料の一覧が出てきたので、紹介したい。当時のネコパパが道徳授業でどんな資料を使い、どんな授業をするのが望ましいと思っていたのか、その考えの一端が伝わってくる。何分古い資料なので、ネコパパの提案がその後副読本編集にどう生かされたのかは不明だが…... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・ベートーヴェンを聴く-傑作の森③
    豊明市立図書館自主企画2021年第7回 7月10日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)今月のテーマ ベートーヴェンを聴く・傑作の森③1. 交響曲第6番ヘ長調OP68「田園」★7人の指揮者による「田園」聴き比べ(2020年12月放送のNHK-FM「クラシックサロン」より)①(管弦楽)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、(指揮)ウィレム・メンゲルベルク(0分35秒)★冒頭から、テンポが目まぐるしく変わって怪しい雰囲気をかきたてる... 続きを読む
  • 「星野君の二塁打」をめぐって④
    新聞記事によると、書籍「『星野君の二塁打』を読み解く」で、テクスト本文の考察を担当した米津美香助教(教育学)は、原作版と教科書版の違いについて書かれているそうだ。記事から再度、引用する。処分を言い渡された星野君が「異存ありません」と答える原作版に対し、教科書版はその発言が削られ、「うつむいたまま」で話が終わる。この変更を米津助教は「学習者に対して葛藤を生じさせ、特定の道徳的価値を導く」ものだと説明... 続きを読む
  • 「星野君の二塁打」をめぐって③
    まず「本時のねらい」を検討してみよう。「態度を養う」「気づく」と、道徳らしい書き方になっているが「きまりは守ろうとする」「守らなければならない」と、実質、行動目標のようで、これは「道徳」の目標としてはなじまないし「考え・議論する」前に結論が出ているようなもの。具体的に努力目標や行動目標を決めるのは「学級活動」の領域に任せることにして、ここでは例えば「意義」に着目して「きまりや規則の意義について議論... 続きを読む
  • 「星野君の二塁打」をめぐって②
    「星野君の二塁打」という資料をつかって、実際の教室ではどんな授業が行われているのだろうか。以下は、ネットにアップされている小学5年生を対象とした指導案に書かれた「本時の指導」の部分である。ネコパパの考えでは、かなりオーソドックスな指導過程と思われる。これをもとに、授業の流れをシミュレーションしてみたい。Tは教師、Cは児童である。T:今日は「決まり」について考えます。みなさん、学校にはどんな決まりがあり... 続きを読む
  • 「星野君の二塁打」をめぐって①
    こんな新聞記事が出ていた。7月6日、朝日新聞家庭欄。 少年野球で監督のバントの指示に従わなかった選手がメンバーから外される「星野君の二塁打」という児童小説がある。道徳の教科書にも使われているが、「監督への服従の押しつけだ」との批判も多い。戦後すぐに書かれた定番教材で描かれる「罪と罰」を、どう読めばいいのか。奈良女子大学の教員4人が今春、体育学や心理学、倫理学などの観点から考える本を出版した。 集団生... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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