• 追悼 絵本作家エリック・カールさん
    「はらぺこあおむし」でおなじみの絵本作家エリック・カールさんが亡くなりました。児童文学関係としては異例の扱いの記事が、5月28日の朝日新聞にも掲載されました。心よりお悔やみを申し上げます。こちらの記事では「はらぺこあおむし」の出版に当たっては、日本の印刷製本の技術が大きく寄与して多いことが書かれています。アメリカ版の出版は1969年。しかし、日本語版の出版はずいぶん遅れて1976年。この7年の間に日本の読者の... 続きを読む
  • ネコパパ原稿「童謡」が「談話室香津原だより」に掲載。
    5月号に続いての掲載になりました。6月例会で「第2回童謡サロン」が予定されているので、それに間に合わせたいとのオーナーの意向です。第2回の準備も急がなければなりません。主宰者の勝原オーナーと、印刷会社の両方を通して校正するので、ちょっと煩雑です。原稿はWORDを使って、ネコパパがほぼ形にしたものをPDFで送っています。なぜPDFにするのかというと、WORD原稿をそのままGmailに添付して送信すると、どういうわけか相... 続きを読む
  • 皆既月食の夕べでしたが…
    LINEのみなさんからの情報もあって、朝から「月の音楽」も聴いたりして心の準備をしていたんですが、月の光(ドビュッシー)/荒れた寺にかかる月(ドビュッシー)/グノシエンヌ No.1(サティ)/月光の音楽(歌劇《カプリッチョ》より)(R.シュトラウス)/月の塔からの音楽-Ⅲ(R.モラン)/カンティレーナ(プーランク)/夜のガスパール~スカルボ(ラヴェル)/月の光がふりそそぐテラス(ドビュッシー)/《アポロ》~アダージョ(ストラヴィン... 続きを読む
  • 続・老舗レコード店の終焉
    先日5月5日に話題にした、名古屋・栄の老舗レコード店閉店の件です。昨日の朝日新聞夕刊に大きく取り上げられました。夕刊購読者も激減しているそうなので、これも歴史の一コマと思って貼り付けておきます。記事が大きいだけでなく、わざわざ地図まで添付して来店を増やそうとしているところに、記者の店への強い思い入れが伝わってきます。そして、貴重なのは開店当初のモノクロ写真ですね。大きな毛筆字体の「邦楽」の表示、白... 続きを読む
  • 童謡SP盤リスト作成で、大事件!
    手持ちの童謡SP盤の管理のためにエクセルでリストを作成中。コレクションといってもヤフオクで二度落札しただけなのだが、これが結構カサがあり、手を付けるまでに時間がかかった。ものぐさ猫のネコパパは、とにかく決断が遅い。始めても道草が多い。誰かに締切日を設定してもらえるといいのだが…とりあえず、6月13日の第2回童謡サロンまでにはやらなくちゃ…で、始めたのだが、2時間で壁に突き当たった。レコード番号、日本コロム... 続きを読む
  • ワルター、1930年録音「ジークフリート牧歌」の録音場所が判明。
    LINE仲間のひとりNさんは、拙ブログでも以前ご紹介した「ミュージックカフェ・Figaro」のマスター(現在は閉店)で、広範な音楽愛好家である。そのNさんから昨日おくっていただいた画像がこれだ。ワーグナー作曲「ジークフリート牧歌」ブルーノ・ワルター指揮 交響楽団 1930年5月16日録音。ワルター・ファンなら、この指揮者が殊のほか愛好した曲であることはご存知だろう。SP時代に限っても、1924年から1935年迄の短期間に4種類... 続きを読む
  • 平井英子SP盤インレイカード。貴重な資料です。
    平井英子さんへの追悼の意も込めて、歌謡曲SP盤コレクターのIWさんにお借りした貴重な資料をご紹介します。これらはSP盤に封入された解説カードです。SP盤というものは、一部の特別な盤やアルバムをのぞいて、各社統一の紙袋に入っているのが普通でした。現在ではジャケットに印刷されている歌詞・解説は二つ折りにした解説カードに記載され、紙袋に投げ込みで入っていました。現在ヤフオクなどで中古盤を入手すると、それが紛失し... 続きを読む
  • ネコパパ原稿「SP盤」が「談話室香津原だより」に掲載。
    だいぶ以前に送った原稿でしたが、あちこち散歩していたらしくて、今回の掲載になりました。校正時にかなりの誤字脱字が発覚してご迷惑をおかけしました。公務員の端くれで在職中は無数の公文書を提出していますが、どうしてもノーミスというわけにはいきません。そそっかしいのです。自分を棚に上げて申し上げますが、文章や文字に関しては、自分を信用してはなりません。ネット社会で自分の発言がたくさんの人に伝わるのは喜ばし... 続きを読む
  • Bruno Walter Discography、刊行決定!
    ブルーノ・ワルター・ホームページを主宰されているDANNOさんが、いよいよ労作を出版されます。ネコパパ、さっそく予約しました。Bruno Walter Discography オンデマンド (ペーパーバック) 出版社 : NextPublishing Authors Press発売日 : 2021/5/21旦野克幸 (著)https://www.amazon.co.jp/dp/B094T5C1M5?psc=1&smid=AN1VRQENFRJN5&ref_=chk_typ_imgToDp<内容紹介>ブルーノ・ワルター(1876‐1962)の正規... 続きを読む
  • チャーチルの迷走ぶりの描写がすごい。『チャーチル ノルマンディーの決断』
    『ウィンストン・チャーチル〜ヒトラーから世界を救った男』という映画がひところ話題になっていたので、これかなと思ってWOWWOWでとりためてあったのを見たのだが、全然違っていた。こちらは『チャーチル ノルマンディーの決断(原題:Churchill)』2017年の英国作品。短い期間に二本も映画ができるなんて、チャーチルさんて随分な人気ですね。我が国でそういう政治家かどれだけいるかと思うと心もとない。あえて言えば、吉田茂... 続きを読む
  • 児童文学史に重要な足跡を刻む資料の発見。
    創立75周年記念号とのこと。今も昔も決してメジャーとは言い難いこの分野で、最も着実に、ここまで途切れずに継続されたことに敬意を評したい。さて今号の重要記事は、藤田のぼる氏による「七十五周年記念資料集編纂にあたって~文書は語る・文書は生き続ける」である。これまで協会は「児童文学の戦後史」(1978・東京書籍)と「戦後児童文学の五十年」(1996・文溪堂)の二冊を刊行しているが、75周年にあたっても、散逸の恐れのあ... 続きを読む
  • 追悼 童謡歌手・平井英子さん
    平井英子さんが老衰のため死去104歳 「てるてる坊主」など日本の童謡歌手先駆け5/14(金) 5:00配信https://news.yahoo.co.jp/articles/1c8170a3e108007480b64ed2200f6f186b1208dc 「兎のダンス」「てるてる坊主」などを歌い、日本の童謡歌手の先駆けとして知られた平井英子(ひらい・ひでこ、本名・鈴木英=すずき・ひで)さんが2月21日午後5時30分、老衰のため東京・練馬区の高齢者施設で死去していたことが13日、分... 続きを読む
  • サラマンカホールに満ちる「四季」の響き。
    ネコパパとアヤママは、車を飛ばして岐阜へ。「県を跨いでの移動は自粛」とのお触れが回ってはいるんですが、そこはほどほどに、もうチケットが買ってあるコンサートですし…岐阜サラマンカホールは美しいホールです。アヤママ、すっかり気に入ったらしくて、ステージの様子をスケッチしていました。手が時は音楽に集中している…これって、なにかのエピソードにありましたよね。岐阜弦楽合奏団は指揮者なしのアンサンブルです。コン... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・ベートーヴェンを聴く/傑作の森②
    豊明市立図書館自主企画2021年第5回 5月8日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)またしても緊急事態宣言の発令で、心配の多い日々ですが、このひとときだけは、頭を空っぽにして音楽の世界でおくつろぎいただければと思います。感染対策は万全です!さて今回も、昨年延期になったベートーヴェン生誕250年記念企画。お馴染みの名曲をたっぷりお楽しみいただきましょう。今月のテーマ ベートーヴェンを聴く/傑作の森②1. ピア... 続きを読む
  • ライヴ初体験!長大さを感じさせない、マーラー第3交響曲の快演。
    GWは豊田市の蔵が池公園に一日出かけ、ダチョウやシカや孔雀を眺めてアヤママとのんびり散歩しました。それから、埼玉の娘一家の家に出かける計画はとりやめ、近くに住む息子夫婦とランチした。それからコンサート鑑賞が三度。ま、楽しかったです(小学生の作文)。その締めくくりになったのは、この、マーラーの大曲の演奏会。今回はアヤママの友達関係で、オーケストラのクラリネット奏者の方から、ご招待をいただきました。あり... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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