• ネコパパ、ヴァイオリンとオルガンのデュオにトキめく。
    古賀智子さんの演奏会には、アヤママと時々出かけます。娘・テンチョウの幼い頃の遊び友達でした。豊田市内で開かれていた保育グループでしりあったのです。もちろん、二人ともその頃のことは覚えていないのですが、アヤママの保育仲間との繋がりはいまも続いているのです。これまでにピアノトリオ、ヴァイオリンとピアノのリサイタルを拝聴しましたが、今回はオルガンとの組み合わせというめずらしいものです。豊田市駅前のある文... 続きを読む
  • 訃報 クリスタ・ルートヴィヒさん
    https://news.yahoo.co.jp/articles/1997416f43ed7c56a6dd15af1e8c238c50d2e5a4クリスタ・ルートヴィヒさん(ドイツのオペラ歌手)オーストリア通信(APA)によると、24日、ウィーン近郊の自宅で死去、93歳。 ベルリン生まれ。1955年ウィーン国立歌劇場に入り、ミラノ・スカラ座やニューヨークのメトロポリタン歌劇場など世界を舞台にメゾソプラノ歌手として活躍。カラヤン、ベーム、バーンスタインら世界的指揮者、マリア・カラ... 続きを読む
  • アーカディン氏-秘められた過去
    談話室香津原・映画サロンでこの映画について語り合うことになりました。日本では長らく未公開だったもので、DVDなどのメディアも手に入りにくいということで、「特別なルート」で鑑賞させてもらうことに。秘められた過去(ミスター・アーカディン)Mr. Arkadin(Confidential Report) 監督・原案・脚本/オーソン・ウェルズプロデューサー/ルイ・ドリヴェ 撮影/ジャン・ブールゴワン 音楽/ポール・ミスラエ 1955年作品(9... 続きを読む
  • 謎多き新譜、2枚。
    またしてもブルーノ・ワルターの新譜が登場するそうです。こういう、学生時代に感じたような期待感が65歳のネコパパにも残っているのが嬉しい。https://www.kinginternational.co.jp/genre/epita-019/ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45ブルーノ・ワルター(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)エジンバラ音楽祭合唱団録音... 続きを読む
  • 滔々たる歩みのトルトゥリエ「ドヴォコン」。
    愛読しているハルコウさんのブログに、ネコパパの愛聴曲であるドヴォルザークのチェロ協奏曲のレピューが次々に掲載されていて、毎回興味深く拝読しています。ネコパパ自身は1970年代初頭に日本コロムビアから発売されたムスチスラフ・ロストロポーヴィチの独奏、ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団による1952年録音のLPではじめて全曲を聴いてすっかり「ぞっこん」になり、50年経った今も、その気持ち... 続きを読む
  • ネコパパの痒みも吹き飛ぶ、ヤンソンスの「夜の歌」。
    マーラー 交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」マリス・ヤンソンス 指揮バイエルン放送交響楽団(2007年3月8,9日 ミュンヘン,ガスタイク・フィルハーモニー ライヴ録音 Br Klassik)ネコパパはアレルギー体質で、季節の変わり目が特に症状がひどい。子どもの頃は喘息やら鼻炎に苦しんだが近頃は収まり、もっぱらアトピー性皮膚炎だ。50歳ころ医者に「君の皮膚は乳幼児と変わらんね」と言われたことがある。いやいや、頭の中身もそう... 続きを読む
  • 「民話」をめぐる言葉の冒険。
    ずいぶん前にご寄贈いただいた一冊。ご紹介するのが遅れてしまいました。熟読していましたので。でも、なかなか歯ごたえがありまして。ネコパパの理解した範囲でご紹介します。民俗学者・昔話研究者である関敬吾(せき けいご、1899年7月15日 - 1990年1月26日)は「民話」という言葉に生涯こだわりを持つ一方、「昔話」と銘打つ書籍も刊行を続けた。両者の関係とは?「民話」の出発点とは?関は「昔話」という概念には二種の言説が... 続きを読む
  • 読んで、聴いて驚く童謡CDブック。
    KKベストセラーズ2004.3.5初版第1刷SPレコード時代考証の第一人者による童謡集で、大正期から戦後までの代表的な24曲がSP復刻音源として付録のCDに収録されている。タイトルは「親子で読んで楽しむ」と、入門書的であるが内容は学術的にも貴重なものだ。まず、収録された歌詞のテキストを、原則、初出文献を元に表記しているということ。最初に印刷された雑誌、楽譜、レコードの歌詞カードを丹念に調査し、それそれの作品の「この... 続きを読む
  • 蓄音機店主人の手になる豪華な入門書。
    梅田 英喜【著】価格 ¥3,080(本体¥2,800)デコ(2021/03発売)https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784906905201こんな本が出たというので、早速取り寄せました。著者は1957年北海道生まれ。蓄音機専門店「梅屋」を都内の駒場、青山、神保町であわせて20年あまり営業し、2015年春、店舗を大分県・由布院に移されています。NHKのSPレコード番組(AM、FM)に協力および出演、テレビ東京『開運!なんでも鑑定... 続きを読む
  • 春はうきうき♪ホンワカホンワカ♫
    4月10日、ウィル愛知にて2回目のクローズド蓄音機会が開催されました。コロナ禍の心配な中ですが、春たけなわの晴天、適度な人数で楽しむことができました。ネコパパはこの日図書館での「音楽を楽しむ会」もあったので、アヤママと一緒に高速を使って一気に到着。一日二回の登壇で慌ただしい一日になりました。でも、趣味の世界ですから、こういうときは力が出るものです。当日のプログラムです。テーマの「ホンワカホンワカ」... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・楽器の世界⑨コントラバス・ハープ
    豊明市立図書館自主企画2021年第4回 4月10日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)今月のテーマ 楽器の世界⑨コントラバス・ハープ第1部 コントラバスオーケストラの前方に陣取る弦楽器群のなかで、全体を下からしっかりと支える役目を持っているのがコントラバス。単にバスもしくはベース(Bass)(英語圏ではこの呼び方をする人が多い)コントラバス(日本のクラシック音楽、吹奏楽における名称)ダブルベース(英語起源)... 続きを読む
  • ベームのケルン・ライヴは、老いの影を超越した清澄な音楽だ。
    先日ご紹介したカール・ベーム指揮ケルン放送交響楽団のライヴLPについて。まず1977年録音のベートーヴェン、交響曲第7番を聴く。この年はベームがウィーン・フィルとの二回目の来日公演を行った時期で、老巨匠はまだまだ元気で、その姿はNHKでも放送された。それはNHKホールで演奏された「運命」「田園」というプログラムで、DVDやCD、LPでも発売されている。なので、この「第7」も、75年来日時のような、叩いてもびくともし... 続きを読む
  • 名古屋アマデウス室内管弦楽団、熱演の「プラハ」。
    4月4日、ネコパパはコンサート鑑賞。sige君とK君のご厚意による招待です。いつもありがとう。毎回楽しみにしている、名古屋アマデウス室内管弦楽団の定期演奏会ですが、昨年第12回はコロ難儀で中止となり、今回は全く同じプログラムでのリベンジ公演となりました。最初は「エクスルターテ・ユビラーテ」。「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」などと訳されている作品で、往年の名画『オーケストラの少女』で子役ディアナ・ダービンが、ス... 続きを読む
  • ネコパパ、怪獣酒場でジャミラの苦渋を噛み締める。
    3月末、およそ10ヶ月ぶりに埼玉の娘一家の家に滞在しました。伊勢湾岸・新東名・圏央道、片道5時間を愛車スージーで走破し、およそ10ヶ月ぶりに孫のテンコとコリコにも再開。ネコパパ、大満悦です。ただ、例のコロ難儀の心配もあって、孫を連れての外出は、おいそれと外出はできません。せいぜい近所の散歩、買い物、ランチを楽しむくらい。一度だけ、コリコをアヤママに任せて、娘テンチョウ、テンコ、ネコパパの三人で新橋... 続きを読む
  • 栄光の蓄音機クレデンザをハイビット・デジタル収録
    愛知県図書館で借りたCDのご紹介です。いずれもレコード店の店頭ではあまりお目にかかれない、貴重なディスクでした。栄光の蓄音機 ビクトロラ・クレデンザで聴く フバーイ、ブーシュリ、ブルメスター Coodination: (株)シェルマン 磯村建文レコーディング・エンジニア:依田平二1994.10.7 ビクター青山スタジオにて20bitK2システムにより収録今回の録音にはビクターエンターテイメント社の所有するクレデンザが使用された... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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