• 2020年の読書④
    世にも珍しい「中古レコード蘊蓄漫画」が6巻で完結した。年に一度のコミックス刊行、というゆったりペースで7年間、たっぷり楽しませていただいた。最終巻は、主人公のレコード店主ショパンこと奏初範が、ヴァイオリニストの妻と寄りを戻して指揮者にカムバックするかどうか、というストーリーと、ひょんなことからこの店でアルバイトを始めた、弁護士志望のバッハちゃんこと小川恵が、ショパンのヨーロッパ滞在中、留守を守り「... 続きを読む
  • シゲティのCDボックスを発注
    CDの売れ行きが激減で、LPの売り上げが上回ったというニュースは以前記事にしたが、その傾向はずっと続いていて、今朝の新聞記事にもなっていた。LPはまあ、微増というところだけれど、一度ハマると抜けられない魅力が今でもあるということだろう。ネコパパも同傾向。でも、時々はCDが欲しくなることもある。LPで聴きたいのに入手できず、仕方なくCDで聴くという、Bassclef君いわく「痛恨のCD」聴きになることもあるわけだが、まあ... 続きを読む
  • ネゼ=セガン、若き日のブルックナー第3交響曲。
    ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1873年稿)ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン2008年9月21日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)Profil PH12011これは以前、ハルコウさんのブログで紹介されていたもので、ぜひ聴いてみたいと思っていたCD。漸く聴く機会を得た。ブルックナーの第3交響曲は、ブルックナー好きのネコパパも、ちょっとお手上げなところがある。特に、一般に演奏されている「ノヴァークⅢ」(... 続きを読む
  • 新田ユリの熱演でシベリウスを聴く。
    今年最初のライヴ鑑賞、アヤママと二人で行きました。例によってチケットはsige君、k君のご好意による招待です。感謝します。シベリウス演奏の権威、新田ユリの指揮となれば、始まる前からワクワク。以前、同じ作曲家の第1交響曲をやはりここで聴いて、興奮のあまり腰が痛くなってしまったことを思い出します。そのときは2階右側バルコニー席で、斜め前方のステージに向かって身をよじってしまったのですが、今回は1階平土間の... 続きを読む
  • 2020年の読書③
    「伝統的な日本文化」の文言で改革を求められている、日本の古典文学の新たな教育方法の視点を探る論考集。「貴種流離譚」の観点から「竹取物語」の主人公かぐや姫の犯した「罪」を明らかにしようとする東原伸明氏の野心的な試みや、小学校教材との比較を教材として取り上げる高木史人氏の「n次読み」の提案など、斬新なアプローチが満載されている。核心はローレン・ウォーラー氏の言葉通り「古典として読まれる作品は、常に生ま... 続きを読む
  • 2020年の読書②
    コロナ・パンデミックによって世界は変わった。グローバル資本主義の神話は崩れ、医療や教育などが「商品」として扱ってはならないことがはっきりし、一握りの超富裕層がいる一方で命を賭して人々の生活を支える多くのエッセンシャルワーカーが貧困にあえぐ構図が明らかとなった。わたしたちはいま、この矛盾に満ちた世界をどうするかの分岐点に立っている。この「歴史的転換点」以後の世界を生きる中高生たちに向けて、5つの世代... 続きを読む
  • 「あわい」こそが人間の域-内田樹『鬼滅の刃』を語る。
    同誌投書欄によると、2020年12月4日の新聞全国紙5紙の朝刊に、コミックス1億冊突破記念として、『鬼滅の刃』のキャラクターを全面にあしらった広告が出たという。それはネコパパも見ていて「これは凄いな」と思ったのだが、その掲載方法は予想を超えていて、各紙に3キャラクターが別々に掲載され、5紙全てを買えば15のキャラクターが揃うというやり方だったそうだ。(C)吾峠呼世晴/集英社この広告が載った朝刊は、各地でたち... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・新春を彩る音楽
    豊明市立図書館自主企画2021年第1回 1月9日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)あけましておめでとうございます。例年にない、不穏な感じの年明けになりました。こんな時こそ、一足先に春の到来を見たい…ということで、本日のテーマは「新春を彩る音楽-その心は、春への憧れ」と題して、皆様と音楽を楽しみたいと思います。今年もよろしくお願いします。ではまず、この曲からお聞いただきましょう。今月のテーマ 新春を... 続きを読む
  • 2021年ウィーン・フィル/ニューイヤー・コンサート
    毎年恒例のコンサートが、今年は無観客開催という前代未聞の事態に。そんな興味もあって、ネコパパ、久々に二回に分けてじっくりTVで拝聴した。長時間のTV視聴は苦手なのだが、どうしたわけかここ何日か腰が痛くなって、じっとしているしかなかった…という事情もある。指揮者はリッカルド・ムーティ。登場はもう6度目になる。常連と言っていいだろう。最初が、あの鮮烈なカルロス・クライバーの翌年1993年。以降、97、2000、2004、... 続きを読む
  • 2020年の読書①
    村上春樹の短編集。音楽を題材にした、洒落た作品が6篇ならんでいる。チャーリー・パーカーの架空のボサノバ作品(?)をモチーフにしたものや、「ブルックナーの好きな猿」が温泉宿で人間の言葉を使い、主人公とイキな会話をする一篇など、ストーリーよりも、趣向で楽しめてしまう一冊。これなら「村上主義者」ではない、ファンタジー好きのネコパパにだって、マタタビものだ。現在もシリーズが進行中の、ドイツの児童文学作品で、... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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