• YouTube版 本の海大冒険(大阪国際児童文学振興財団 公式チャンネル)をご紹介します
    YouTubeを眺めていたら、見覚えのあるお顔を拝見しました。日本児童文学学会研究大会で、毎回卓抜な研究発表をされている…やすこぼん、こと土居安子さんです。公式チャンネル「YouTube版 本の海大冒険」子ども向きの絵本と読物を4月17日から始まって、毎週配信しています。「コロ難儀」を受けての企画ですね。やすこぼんのゆったりとして明晰な語り、親切な字幕、本文・挿絵の紹介、キーワードで次回への興味をつなぐ工夫など、... 続きを読む
  • 「音楽を楽しむ会」7月より再開決定!
    当地の市立図書館の自主企画「音楽を楽しむ会」は、ネコパパが解説を担当させていただいているレコードコンサートです。3月から「コロ難儀」のためずっと中止が続いていました。6月など、一度は市の広報にも実施が予告されたのですが、その後の情勢も見て中止が決定。このほど、ようやく再開の運びとなりました。再開スタートは7月11日(土)です。2月までは大体30人くらいの方にご来場いただけていましたが、気になるのは入場制限... 続きを読む
  • 「クラシカロイド」パロディジャケットの元ネタ解答編
    皆様、コメントありがとうございました。では解答編です。カラヤン指揮ベルリン・フィルのシューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」1978年録音です。ジャケットは覚えていましたが、曲目は全然記憶にありませんでした。マルタ・アルゲリッチの未発表だった1965年のショパン・レコーディング。未聴です。この写真そのものは、アルゲリッチがショパンコンクールで優勝した時のライヴ盤でおなじみでしたね。コンクール時の... 続きを読む
  • 「クラシカロイド」パロディジャケットの元ネタは!?
    みっちさんのブログでこんなCDが紹介されているのを知りました。これは面白い。上は、2017年から2018年にかけてNHKで放送されたテレビアニメ「クラシカロイド」で使用された楽曲の「オリジナル・クラシック・ヴァージョン」、つまり原曲を収めたディスクの一枚。下は、クラシックファンにはお馴染みの、フリードリッヒ・グルダのソロ、ニコラウス・アーノンクール指揮によるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番、26番の... 続きを読む
  • 図書館からの冒険~「諦めの悪い」登場人物たちの活躍。
    岡田淳のファンタジー最新作をご紹介します。小学校最後のゴールデンウィークを叔父さんの家で過ごすことになった主人公の渉(わたる)は、書店を営む敬二郎叔父さんの店に隣接する古い図書館(柴野崎小学校の別館)に忍び込み、そこで一夜を過ごすという「冒険」に乗り出す。小学校は廃校となり、由緒ある建物だった図書館の建物、双葉館も、取り壊しが決まっている。最後のチャンスだ。渉は、叔父さんが小学生の時にここで見たという... 続きを読む
  • プレヴィンの「田園」~他の演奏を忘れ去るひととき
    ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調Op68「田園」エグモント序曲アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団米RCA CD  7747-2RC  録音:1988年6月23~30日録音会場:ヘンリー・ウッド・ホールプロデューサー:デヴィッド・フォレストエンジニア:トニー・フォークナー第1楽章 12:39中庸の音で優しく歩み出し、フレーズ中程からぐっと音を伸ばす。落ち着いて気持ちの良い開始だ。音量は徐々に... 続きを読む
  • 追悼・皆川達夫氏~引き際は「シャコンヌ」で…
    「レコード芸術」のバロック音楽の月評や、ラジオ番組「バロック音楽の楽しみ」の解説を長く勤めた人で、名を知って50年近くになる。日本のクラシック音楽会に、中世ルネサンス、バロック音楽を啓蒙、定着させた功労者であった。そして、名番組「音楽の泉」の解説を31年。92年の生涯の最後まで現役。心からお悔やみ申し上げます。本当にお疲れ様でした。西洋音楽史学者の皆川達夫さん死去92歳 NHKラジオ「音楽の泉」司会31... 続きを読む
  • 追悼・田畑精一氏~逞しく、泥臭く、躍動する子どもたちを描いた絵本作家
    絵本作家の田畑精一氏が亡くなられたそうです。古田足日氏との共作「おしいれのぼうけん」は、日本の絵本の歴史の古典というべき作品で、子どもの頃に読み聞かせてもらったり、自分で読んだりして「わくわく」した経験のある方も、きっと多いことでしょう。本作を始め、数多く描かれた絵本、挿絵には、60年代から70年代にかけての心ある大人たちが希望を託した、生き生きとして土臭く、たくましい子どもたちが躍動しています。... 続きを読む
  • しゃべる不精猫~ネコパパと蓄音機④(最終回)
    ■Dancing!踊るクラシック 2017/03/26    ネコパパと蓄音機の馴れ初めを語る第4回。勝原オーナー率いる「名古屋蓄音機クラブ」とのお付き合いによって「しゃべる不精猫」となったネコパパの足跡を振り返る。2017年2月に名古屋・新栄に開店した蓄音機カフェ『エヂソン』。その店の最初の客となったネコパパは、勝原オーナーと井上マスターに対面。親しい交流が始まる。そこで不肖ネコパパがはじめて解説を仰せつ... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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