• ジャズの歴史は「魔界」ロサンゼルスにあり。
    河出書房新社 2012.2世界一の「マイルス者」で有名だったジャズ評論家・中山康樹の著作である。名著ではないだろうか。こんな本も書いていたんだ。これまで「ジャズの歴史」として、なんとなく事実だと思っていたこと…ジャズの発祥地はニューオリンズ、ウェスト・コースト・ジャズは西海岸の白人スタジオ・ミュージシャンによる、スタイリッシュで洗練されたジャズ、一方、ビバップを嚆矢とするイースト・コースト・ジャズは、東... 続きを読む
  • ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィル・ライヴ、待望のSACD化
    パンデミック下ではあるけれど…外出できないなら家でじっくり音楽を、ということで、ついこんな無駄遣いをしてしまった。長年のワルター・ファンということで、アヤママ様、どうかご勘弁を。ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィル・ライヴ1948-1956<完全生産限定盤>https://tower.jp/item/5004243/DISC1(ハイブリッドディスク)モーツァルト1-4交響曲 第40番 ト短調 K.550[録音1952年5月18日、ウィーン、ムジークフェラインザ... 続きを読む
  • 一曲入魂、クルレンツィスの「運命」
    コロナ禍に膠着する人々と世の中に「カツ」を入れるような、すごい一枚が登場。テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」である。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」テオドール・クルレンツィス指揮 ムジカ・エテルナ録音:2018年 コンツェルトハウス、ウィーン(セッション)Sony Classicalこれ1曲だけを一枚のCDに収録。それだけでもう、大... 続きを読む
  • 「汲みつくせぬほどの水」-我が師に、惜別の言葉を
    大学時代の恩師、勝尾金弥先生がなくなりました。ネコパパにとって最大の「児童文学の師」でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。勝尾金弥さん死去 92歳児童文学、中日文化賞 2020/4/6 朝刊https://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=732540&comment_sub_id=0&category_id=113&from=news&category_list=113かつおきんやの筆名で数多くの児童文学作品を残した愛知県立大名誉教授の勝尾金弥... 続きを読む
  • 追悼リー・コニッツ、92歳、コロナ禍に…
    コロナ禍によってまたひとり、高名なミュージシャンが亡くなった。ジャズサックス奏者のリー・コニッツ。ジャズ史の分岐点の一つとなったマイルス・デイヴィスのセッション「クールの誕生」(1949)に参加した9人の最後の一人である。ネコパパもジャズを知ってから40数年、ずっと聴いてきた。短い命を燃やし尽くすタイプの多いこのジャンルにあって、生涯現役、89歳までリーダー・アルバムを出し続けた人。心よりお悔やみ申し上げ... 続きを読む
  • 改訂版の逆襲か!?~ブルックナー「ロマンティック」に異変あり。
    ブルックナー好きの音楽愛好家にとって「版」の話は大ネタだ。偏執狂的な推敲魔だったブルックナー、それに、師匠の曲がなかなかヒットしないのに業をにやした弟子たちの「お節介なアレンジ」も加わって、彼の交響曲には同曲異版が入り乱れている。特に「第3」「第4」「第5」あたりは囂しい。聴いてみると、随分違うのがまた、面白い。ネコパパが最近拝聴したこれは、交響曲第4番「ロマンティック」。数あるブルックナーの曲の... 続きを読む
  • 宮澤賢治がジャズ誌の表紙に!
    宮澤賢治が「Japan Jazz」(116号、2020.5)誌の表紙に登場。「スイングジャーナル」直系の伝統あるジャズ誌である。これは珍事だ!記事の筆者は中川智広という方。「ニッポンジャズ100年」と題された連載の「外伝」として掲載されたもの。筆者は、宮澤賢治は日本初の「ジャズ文学者」であり『セロひきのゴーシュ』は日本初の「ジャズ文学」だという、大胆な仮説を明らかにしたいという。まずはじめに「日本初のジャズ文学者」と... 続きを読む
  • 童謡・唱歌でたどる音楽教科書のあゆみ
    2020年4月から放送中の朝ドラ「エール」は、目下、学生時代の古関裕而が作曲家を目指して奮闘する姿が描かれているが、彼の学校生活は一般に比べて随分音楽的な環境が整っていたと思う。そう思うのは、最近こんな本を読んだからだ。目次洋楽の日本への伝播「学制」の発布と音楽(唱歌)の扱い音楽取調掛と特筆すべき人物最初の教科書『小学唱歌集』の出版『幼稚唱歌集』全『普通唱歌集』全音楽用語(明治初期~中期)祝日大祭日儀... 続きを読む
  • 休業前日の映画館で「新聞記者」を、駆け込み鑑賞。
    行きつけのシネコンがコロナウイルス対策で当面休業するとのメールが入った。4月11日(土)からという。そこで、最後の営業日になる10日(金)、アヤママと足を運ぶことにした。観客はネコパパ夫婦と高齢の男性二人の、全部で四名。「三密」には程遠い状況である。演目は、ずっと気になっていながら、初回の上映次を見逃していたこの映画だ。東都新聞社会部の若手女性記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)は、新聞社にリークされた... 続きを読む
  • 老ジャズ・ピアニスト、疫病に斃れる
    シュレーゲル雨蛙さんの記事で知りました。エリス・マルサリス。ニューオーリンズで伝統的スタイルのジャズピアノで活躍しつつ、後進の指導にも尽くした方。心からお悔やみ申し上げます。マルサリス家の家長、新型コロナの合併症で死去 85歳ニューヨーク=藤原学思2020年4月2日 23時55分https://www.asahi.com/articles/ASN427WCNN42UHBI00S.htmlジャズが盛んな米ニューオーリンズ市の音楽一家、マルサリス家の家長で「ニューオー... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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