• 2020年「音楽を楽しむ会」の計画案、クイズつき
    ぼうっとしているうちに、気が付くと、もうすぐに11月。2019年も残り少なくなりました。ネコパパが今年からご案内を仰せつかった「音楽を楽しむ会」も、何とか予定通りのスケジュールをこなせそうです。そんな折、図書館担当者のHさんから「2020年の計画をそろそろ」とメールが入りました。ネコパパの胸算用としては、シリーズ「楽器の世界」は、継続。ヴィオラ、コントラバス、クラリネット、ホルンなど、まだ取り上げていない楽... 続きを読む
  • 頭がギターでいっぱい
    11月の「音楽を楽しむ会」は、楽器シリーズでギターを取り上げます。それなりに音源は架蔵しているものの、まとめてご紹介するとなると試行錯誤の連続です。まずは、ギターという楽器の起源からやってみたい。となると、ギターよりも古い楽器のリュート、ビウエラとの比較も必要かも知れない…と思ったら、なかなか面倒なことになりました。リュートは撥弦楽器の一種で、主に中世からバロック期(16世紀後半から17世紀初頭)にかけ... 続きを読む
  • メルヘンハウス二代目店主・三輪丈太郎さんのお話②
    休憩を挟んで後半は参加者・主催者との質疑応答を中心に、リラックスした雰囲気で進められました。田島征三の絵本「しばてん」への思い、二代目を引き継いだ決意についての詳しい経緯、新生「メルヘンハウス」に託した願い…ネコパパは深い感銘とともに拝聴しました。以下、殴り書きのメモをアレンジしてご紹介します。自分なりの受け止めです。■「フラットに、淡々と読む」ことについてー読み聞かせ活動を50年も続けておられる方か... 続きを読む
  • メルヘンハウス二代目店主・三輪丈太郎さんのお話①
    2019年10月19日、長久手市にあるアトリエ・フラワーチャイルドで、ある「お話会」が開催されました。http://www.atelierflowerchild.com/題して「メルヘンハウスの三輪丈太郎さんのお話会」。ギャラリーから案内ハガキを受け取って、ぜひ行きたいと思い、早速アヤママとふたり分を予約しました。案内ハガキには「20名限定」と書かれていたからです。会場は、ギャラリーから奥に入った造形教室に使用している部屋で、お茶を頂きなが... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・食べ物と音楽
    2019年10月12日実施予定だった回が、台風19号接近のため中止となり、10月20日に実施されました。延期の連絡手段が少ないため、連絡が届かなかった方や、急な変更で都合のつかなかった方もおられたようです。申し訳ありませんでした。当日のプレゼン原稿を掲載します。おはようございます。今回は食枠の秋にちなんで、食べ物と音楽です。ぜひ耳でおいしく味わって頂ければと思います。では早速、この曲からどうぞ。今月のテ... 続きを読む
  • 蓄音機サロン・シャンソンの巻
    未曾有の被害をもたらした台風19号でしたが、当地愛知県は雨は降り続いたものの、影響は軽微にとどまったようです。被害に遭われた皆様には心からお見舞いを申し上げます。さて、暴風警報の出た12日は市立図書館は閉館で、ネコパパご案内の「音楽を楽しむ会」は延期になったのですが、翌日の名古屋蓄音機サロンは予定通り実施されました。台風の翌日ということも影響したのか、いつもに比べると参加者は少なめでした。さて今回は、... 続きを読む
  • 宮沢明子 モーツァルト ピアノ・ソナタ全集のLPを聴く③
    2トラック38cmオープンテープ(オーディオ・ラボ)■ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333(315c)これも第12番と同じく、規模の大きいソナタ。違うのは構築感よりも優美さ、流麗さが際立っていること。こういう曲では、宮沢の表情の濃厚さ、豊かさがひときわ目立つ。第1楽章では、気持ちよさそうに身振りをつけながら引いていく姿が思い浮かぶようだ。最初は抑え気味なタッチも、曲が進むにつれてだんだんと強く、熱がこもってくる... 続きを読む
  • センチュリー室内管弦楽団、直球プログラムの演奏会
    豊田市を拠点に活動するアマチュア・オーケストラ、センチュリー室内管弦楽団の演奏会に、アヤママと行ってきました。これぞクラシック・コンサート、というべき直球プログラム。地元のアマオケを応援する機運が高いのか、会場はほぼ満席の盛況でした。1曲目、モーツァルトの交響曲第50番というのはシャレではありません。旧モーツァルト全集にはちゃんと含まれている曲のようです。土台は劇的セレナータ「シピオーネの夢」序曲... 続きを読む
  • 映画版「若おかみは小学生!」
    これは講談社青い鳥文庫でシリーズ化されている児童文学をアニメ映画にしたもの。昨年2018年に公開されて、かなり話題になっているのは知っていましたが、なんとなく見そびれていました。やっとWOWWOWで視聴できました。すばらしい作品です。「文部科学省選定」だからって、馬鹿にしてはいけません。原作は令丈ヒロ子。小学生に人気のシリーズで、テレビアニメも放送されていたようです。児童文学大好きのネコパパですが、この手の... 続きを読む
  • 宮沢明子 モーツァルト ピアノ・ソナタ全集のLPを聴く②
    ■ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309(284b)3つの楽章で異なるアプローチの演奏を行っている。第1楽章は舞い上がるような第1主題と、軽やかに歌う第2主題がくっきりと弾き分けられる提示部から、たいへん個性的な音楽だ。高音の粒立ちのよいタッチが際立つ。そして展開部にはいると強弱の幅が広くとり、彫りの深い表現となる。第2楽章は、深々とした曲想を、重いタッチでじっくりと弾き進む。第3楽章は問題作だ。メロディッ... 続きを読む
  • 「音楽を楽しむ会」台風19号接近のため延期になります。
    台風19号が来ました。大型です。今日はネコパパがご案内を務める図書館行事「音楽を楽しむ会」の日。開始時刻は過ぎていますが、図書館は臨時閉館。防風警報発令中です。現在風はあまりなく、やや強めの雨が町に降り注いでいます。これは嵐の前の静けさかもしれません。当地は高低差の大きいところなので、東海豪雨の時はかなり水没しました。大きな災害にならなければ良いのですが。「音楽を楽しむ会」は、10月20日(日)に延... 続きを読む
  • 宮沢明子 モーツァルト ピアノ・ソナタ全集のLPを聴く①
    朝比奈隆のブルックナーに続いて、先ごろ逝去した宮沢明子のLPボックスを発掘した。モーツァルトのピアノ・ソナタ全集である。今回はヤフオクではなく、大須の某中古店で発見。豪華な真紅の布張りカートンケースは、さすがに色あせているものの、盤の状態は良好だ。それで価格はワンコイン!発売が1974年。発売元は、当時レコード部門も活発だった「トリオ」。ネコパパが宮沢のレコードを買い出したのは、同社が彼女の一連のアルバ... 続きを読む
  • 朝比奈隆 ブルックナー後期交響曲集のLPを聴く
    朝比奈 隆(1908年(明治41年)7月9日 - 2001年(平成13年)12月29日)はドイツ音楽、とくにブルックナーを得意とする指揮者だった。晩年は「日本でもっともレコード録音の多い指揮者の一人」として人気があり、ネコパパも随分と入れ込んでいた。しかし、彼の名前が音楽ジャーナリズムに載るようになった1970年代初頭まで、クラシックレコード業界は日本人演奏家には冷たく、欧米録音に比べて採算が取れる分野とは思われていなか... 続きを読む
  • 何でもない日々にこそ~清水眞砂子さん「本の花束」へ
    「本の花束」という隔週広報紙があります。大手生活協同組合「生活クラブ」の発行する書評紙です。同クラブは全国に多数の組合員を持ち、生産者と協力して安全性について透明度の高い食材の共同購入がメインの活動です。我が家も長年組合員としてお世話になつています。取り扱う品は幅広く、書籍やCDも含まれています。届けられる品物の、牛乳やお米や卵に混じって、本もある。これって、なかなかいい感じなのです。その書評紙の一... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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