• サブ・マスターテープ、再生!
    3月某日。名曲喫茶ニーベルングに大きな機器が持ち込まれました。ティアックのオープンテープデッキ。往年のオーディオファンには懐かしい製品です。しかし、若い世代には全く馴染みがない太古の遺品かもしれません。ニーベルングのマスターが入手した、菅野沖彦氏の手になるレコーディングのサブマスターと思わるテープ。アルバム名は「セッション」再生の方法がないと困っていたところ、この店の常連のひとりsige君が所蔵する機... 続きを読む
  • 映画サロン「過去をもつ愛情」
    3月24日のシネマサロンはフランス映画「過去を持つ愛情」(1954)が取り上げられました。コメンテーターは勝原オーナーです。暗い過去のため、愛し合いつつも結ばれずに別れ去った若き男女の悲恋物語。仏の現代作家ジョゼフ・ケッセルの小説から、「ヘッドライト」のアンリ・ヴェルヌイユが監督を夫々担当。音楽はミシェル・ルグラン。出演者は「ヘッドライト」のフランソワーズ・アルヌール、「巴里野郎」のダニエル・ジェラン、「... 続きを読む
  • Iさん宅で蓄音機コンサート
    3月13日、中村区のIさん宅で蓄音機コンサートが開催され、ネコパパもコメンテーターの一人としてご招待を受けました。そのときの報告です。Iさん宅は広さおよそ30畳のリスリングルームを持っておられ、レコード、CDはもちろんのこと今は入手困難なティアックのオープンリールデッキも稼働状態。さらには蓄音機クラブ例会に参加されているうちに蓄音機熱にも目覚めて、蓄音機もついに入手。広い人脈で声をかけ、30人規模の聴き会... 続きを読む
  • 天才カラス、ふたたび
    以前「カラスあての張り紙をしたところ、カラスが来なくなった」旨の記事をご紹介したことがあったが、カラスの天才ぶりはとどまることを知らない。こんな記事。動画もあるので、ぜひご覧あれ。https://www.asahi.com/articles/ASM3161QTM31ULBJ00W.html?ref=hiru_mail_topix1記事を抜粋引用。水道の栓ひねる「天才」カラス 飲む浴びる、調節も自在朝日新聞デジタル3月2日 水を飲むときは水飲み場の栓をくちばしで軽くつつき、... 続きを読む
  • 広上淳一、会心の「未完成」「巨人」
    気にはなっていたのだが、曲目が今ひとつだったので、当日ギリギリまで迷っていたコンサート…思い切って、聴きに行った。行ってよかった。とてもいい音楽が聴けたのだ。お客さんもよく知っている。名古屋ではめったにない入りだった。ネコパパの好きな側面バルコニー席も、当日券はやっとひとつ残っていただけだ。「未完成」。はじめの低音からぞくっといい音。やっぱりプロの音はいいなあ…なんて、すまして聴く時間はすぐに終わる... 続きを読む
  • ベルリン・フィル・ヨーロッパコンサートBox
    クラシック音楽のDVDは、あまり繰り返して見る気がしないので、ネコパパはほとんど架蔵してない。けれど「音楽を楽しむ会」の講師を務めるようになって、映像作品の見方を知るのも大切なことだな…と改めて感じている。そんなある日、ネットを見ていたら、こんなセットを発見。ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサートDVD-Box。https://www.amazon.co.jp/Europakonzert-DVD-Anniversary-Box-1991-2015/dp/B017WZ7W3825年分のコ... 続きを読む
  • 追悼 上野紀子氏
    訃報が続く。絵本作家…つい先日、トミー・ウンゲラー氏の追悼文を書いたばかりなのに、今度は上野紀子氏。お二人共、学生時代に今江祥智先生のご紹介で知った方々でした。記事を引用。絵本作家の上野紀子さん死去「ちいちゃんのかげおくり」朝日新聞デジタル 2019年3月14日18時53分https://www.asahi.com/articles/ASM3G5QJJM3GUTFL00K.html上野紀子さん(うえの・のりこ=絵本作家・画家、本名中江紀子〈なかえ・のりこ〉)が2... 続きを読む
  • サザエさんと童謡ジャンル混同論
    朝日新聞の土曜版「Be」の連載コラム「サザエさんをさがして」で、興味深い記事を発見した。1964年3月1日掲載作品が「童謡」を扱ったもので、これに『童謡の百年』(筑摩書房)の著者である井手口彰典氏がコメントしている。以下、記事を抜粋引用。(サザエさんをさがして)童謡 春に誘う子どもの世界2019年3月9日03時30分1964年3月1日朝日新聞朝刊 部分引用(C)長谷川町子美術館タラちゃん、ワカメちゃんと歌いなが... 続きを読む
  • 訃報 ミヒャエル・ギーレン氏
    朝日新聞デジタルより。指揮者・作曲家のミヒャエル・ギーレンさん死去ウィーン 2019年3月10日20時16分 ミヒャエル・ギーレンさん(指揮者、作曲家)が8日、オーストリア中部モントゼーの自宅で死去、91歳。南西ドイツ放送などが伝えた。 ドイツ東部ドレスデン出身。ユダヤ系で、ナチスドイツの迫害を逃れて移住したアルゼンチンで音楽を学んだ。戦後、欧州に戻って活躍し、86~99年に南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・楽器の世界②ヴァイオリン
    今回も28人の方が集まり、しっかり聴いていただきました。スピーチ原稿をUPします。豊明市立図書館自主企画・音楽を楽しむ会2019年度 第3回 3月9日(土)午前10時~12時(毎月第2土曜日開催)今月のテーマ 楽器の世界②ヴァイオリンプログラムの前に、訃報をひとつお伝えします。世界的な指揮者として知られたアンドレ・プレヴィンさんが、2月28日、アメリカ ニューヨークで亡くなりました。89歳でした。1929年、ドイ... 続きを読む
  • 思わず聴き惚れたベームの「新世界」
    ひさびさに聞くこの音盤に、思わず聞き惚れてしまった。これは珍しい音源ではない。カール・ベームが晩年1978年5月にグラモフォンに録音したドヴォルザークの「新世界交響曲」である。晩年の彼らしい、力みの感じられない、ゆったりとした演奏。それは言い換えると重苦しく遅緩した演奏とも聞こえるわけで…ベームの数あるレコードの中でも「名盤」とは決して呼ばれない一枚だ。■溢れ出る音彩ネコパパはずっとこれが好きだった... 続きを読む
  • 平成の30冊だそうです
    今日の朝日朝刊にこんな記事が掲載されていた。以下、抜粋して引用。朝日新聞は、平成時代に刊行された本の中からベスト30を選ぶ企画「平成の30冊」を実施しました。新聞や週刊誌で書評を執筆している識者の方々にアンケート。1989年~2018年に出た本の中から5冊を選んでいただき、1位から順に5~1点と点数化したものを、集計しました。120人から寄せられた回答の結果を特集します。「平成の30冊」は本日(3月7日)付の朝日新聞朝刊... 続きを読む
  • 日本の絵本が中国の書店で大人気
    東洋経済オンラインののサイトで見た記事です。一部抜粋して引用します。https://toyokeizai.net/articles/-/267396日本の絵本が中国の書店で桁外れに売れる背景1000万部迫るシリーズも、巨大な潜在市場に星野 渉 : 文化通信社専務取締役 2019/03/04 6:30日本の出版市場は2018年も縮小し、書籍・雑誌の推定販売金額は1兆2921億円(出版科学研究所調べ)となり、1997年に前年を割って以来、21年間にわたってマイナスが続いてい... 続きを読む
  • 日本児童文学学会 第92回中部例会に参加します
    中部支部ホームページに次のようなお知らせがありました。3月9日といえば市立図書館で開催している「音楽を楽しむ会」の当日です。12時終了なので、なんとか間に合います。 「旧満洲における日本人の児童文学活動」とは、とても斬新な企画で、ネコパパにとっても未知の領域です。楽しみに拝聴させていただこうと思います。以下、引用。日本児童文学学会 第92回中部例会 案内2019.02.12 Tuesday  第92回中部例会を、... 続きを読む
  • Bruno Walter - The Complete Columbia Album Collection
    ブルーノ・ワルターの米コロムビア録音コンプリート・ボックスが出るようです。6月末の発売で価格はEUR 299,99とのこと。3万8千円くらいです。2013年発売の「ザ・エディション」38CDは、完全収録には遠い内容だったので、ようやく出るのか、という思いなのですが、さてこれを買うのか?話題のフルトヴェングラー/ベルリン・フィル戦中録音集が22SACDで3万5千円なのでこれに比べれば安いのですが、こちらは新マスターとは言え... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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