• 脱原発のドイツに学ぶ講演会
    アヤママが埼玉県の娘テンチョウ宅に10日間滞在したので、ネコパパはその間悠々自適の独身生活となりました。そのおかげで、豊橋のジャズライヴにも行く決心ができたわけですが、一人というのは落ち着くようで落ち着かないものです。週三日の勤務に区長の仕事、それにほどほどに家事もやって、食事のことも考えるとなると、かえって読書や音楽にも没頭できず…アヤママが帰宅するとほっとしました。で、帰宅のその日に一緒に出かけ... 続きを読む
  • 東海アマデウスアンサンブルの「パリ」と「英雄」
    ちょっと暖かくなってきましたね。久しぶりにsige君とコンサートに出かけました。場所は広い敷地に文化施設の点在する、緑豊かな場所です。開演に余裕をもって待ち合わせしたところ、オーケストラの団員たちがまだ私服でロビーに談笑していて、いつもご招待してくださっているヴァイオリンのK君ともお話しする機会もありました。ネコパパ、失礼にも「先日の○○オーケストラの演奏会は夫婦で聞かせていただきました。でも、あの演奏... 続きを読む
  • 小澤征爾さん「あさイチ」に登場
    2月22日(木)は、勤務のない日だったので朝食を食べながら、NHKの「あさイチ」をぼうっと眺めていました。すると、作家瀬戸内寂聴と、指揮者小澤征爾のインタビュー(プレミアムトーク)が再放送されるというではありませんか。小澤さんの分は1月18日に放送したもの。「あさイチに小澤さんが出てたよ。なんだか、びっくりするくらい窶れた感じで…でも、おしゃべりはとても元気そうにしていたけれど」と、アヤママに聞いてはいた... 続きを読む
  • 豊橋にて、ジャズの一夜
    2月17日、寒風の土曜の夜は、ジャズライヴが熱い。ところは豊橋駅前のホテル4階にあるラウンジ。ここは、友人sige君やbassclef君がしばしば演奏してきた縁の深いスポットなのですが、ネコパパはどうしたわけか一度も足をはこぶ機会がなく、当夜はじめての参上となりました。名古屋のチャランさんにも声をかけたところ、では一緒に、という話になり夜7時に豊橋駅で待ち合わせ。ライヴは8時30分の開演と聞いていたので、ふたりで豊橋... 続きを読む
  • ぜひ行きたかった!中身の濃いSP鑑賞会
    チャランさんから頂いた添付ファイルです。豊田市でこんなSPレコード鑑賞会が開かれていました。蓄音機は、11月の蓄音機コンサートで活躍したEMGマークⅨです。ネコパパも、会があることは知っていましたが、家事都合で行くことができませんでした。プログラムで内容を知って、そのあまりの「濃さ」にびっくりです。ざっと数えただけで22面あります。片面5分として110分です。全曲演奏すればそれだけで時間オーバーなの... 続きを読む
  • 小谷真理氏のル・グウィン紹介記事
    2018年2月18日(日)朝日新聞読書欄に、SF&ファンタジー評論家、小谷真理氏の、ル・グウィンを追悼しての作品紹介記事が掲載されました。■児童文学者ル・グウィンはどこに?はっとしたのは、「闇の左手」の発行年が1969年で、「影との戦い」の翌年だったこと。ル・グウィンは、「ゲド戦記」シリーズについて、出版社から執筆依頼を受けた最初の作品と述べていたので、「闇の左手」もまた「影との戦い」以前の持ち込み作品... 続きを読む
  • ある名曲喫茶の黄昏
    雨蛙さんのブログで読みました。札幌の名曲喫茶の老舗が昨年末で閉店したとのこと。https://blogs.yahoo.co.jp/harmankardonpm665/41288894.html?vitality名曲喫茶ウィーン。1959年創業とのことですから、58年の時を刻んだということになります。先日アヤママと「もう一度北海道行きたいね」「今度は札幌だね」と話していたばかり。その折にはぜひ立ち寄ろう、と心に決めていたんですが。マッキントッシュの響きが聴こえてく... 続きを読む
  • 「戦時下の児童文化・児童文学」を考えるタイムテーブル
    中部支部のホームページにこんなお知らせが出ていました。http://jscl.jugem.jp/?eid=65ここしばらくは、土日に用事が多かったので、この種のイベントもかなりパスせざるを得なかったのですが、これはなんとか都合がつきそうです。テーマは、アジア・太平洋戦争期の児童文化・ 児童文学について。キーワードは、大枠が「総力戦体制」、細目が「総動員」 と「統制」、とのことです。案内をざっと見ただけでも「保育問題研究会」「軍... 続きを読む
  • ワルター、幻のテスト盤がオークションに!
    こりゃ、凄い!オークションって、こんなものまで出てくるんですか。SP盤 英GRA ブルーノ・ワルター指揮 モーツァルト REQUIEM MASS K.626 8枚組開始価格は1000円。ん?ワルターって、SP時代にモーツァルトのレクィエムなんて出していたっけ。当時のライヴ録音というのはあったけれど、出たのはずっと後、CD時代に入った頃のはずでは。もしかしたら、これって…慌てて本棚を探します。レクイエム①(モーツァルト)1937年... 続きを読む
  • カザルスの写真集とアンコール・ピース
    ■カザルス、死の半年前のポートレートSP盤をオークションで見ていたら、こんな写真集が目に入りました。写真集カザルス 芸術と人生のパンセ 撮影フレッツ・ヘンリー1975年にアメリカで出版されたものの日本語版です。初版1977年。入手したのは1988年の二刷。11年目の重版で、息長く売られていたようです。現在は残念ながら絶版。1973年春、写真家はプエルトリコのカザルスの自宅を訪問し、二眼レフカメラを駆使して95歳の高名な... 続きを読む
  • 1970年のN響ベートーヴェン・チクルスがCD化
    えっ、これがCDで発売されるの?NHKのことだから、録音が残っているとは思えなかったのですが、どうやら奇蹟的に残されていたようです。以下、タワーレコードのサイトから情報拝借。サヴァリッシュ&NHK交響楽団~ベートーヴェン生誕200年記念ツィクルス1970(7枚組)http://tower.jp/article/feature_item/2018/02/06/1111NHK交響楽団が初の世界一周ツアーを行ってからちょうど10年の1970年は、ベートーヴェンの生誕200年でした。... 続きを読む
  • 二つの「四季」を映像で
    昨日は地域の図書館で開催されている「音楽を聞く会」に行ってきました。これは図書館の2階の視聴覚室で、月に一度、もう20年に書くにわたって行われている会です。講師のK先生は大変高齢ながら、矍鑠とされていて、毎回手書きでびっしりと書かれた「曲目解説」をもとに音楽の内容をわかりやすく講義。誰でも参加できるのですが、来られるのは常連の15人位の方。今年からは「有志の同好会」から「図書館の行事」に変更になっ... 続きを読む
  • 10吋SPのアルバム「コロムビア音楽宝玉集」
    購入熱が下がらなくって…またまた、6枚組みのSP盤を、野口さん一枚で落札。こりゃあ、お得だったかな…と思っていたら、なんだか包みが小さい。開いてみたら、10吋盤でした。これは意外、というより、説明をよく読んでいなかった。もっとも、SP盤の基本サイズはこれで、LPと同じサイズの12吋盤はクラシック以外はほとんどなかったのです。12吋盤の5分に対して、10吋盤は3分です。長い間、音楽は3分芸術でした。日本コ... 続きを読む
  • ル・グウィンさんへの追悼記事ふたつ
    ■清水真砂子氏の、朝日新聞への寄稿清水さんは、「アースシー年代記」を「ゲド戦記」と命名し、28年間にわたって翻訳紹介してきた人です。「ふわふわした夢物語でもなく、猛々しい英雄の物語でもなく、日常を生きる人間の真実にいかに迫れるかをル・グウィンは実証して見せてくれた」それは、清水氏の児童文学観に、そのまま重なる言葉でもあります。作者と作品は、直接繋がるものではありません。けれど無縁でないことも、また確か... 続きを読む
  • エーリヒ・クライバー指揮の「天体の音楽」
    SP盤をぼちぼちと買っています。CDやLPがかなりの量になって、これでそろそろひと段落…なんて思っていましたが、思わぬところに禁断の果実が隠されていました。「どれだけ集めるつもり?」アヤママの目が怖い~そのなかで、大変素晴らしい一枚に遭遇しました。ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ワルツ 「天体の音楽」 エーリヒ・クライバー指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団録音 1949年 2月20日キング国内盤 ロンドンレー... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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