• 田園交響曲 架蔵盤一覧④
    ネコパパ架蔵の「田園交響曲」架蔵盤を探る記事の4回目。これで最終回。2000年を過ぎると、架蔵数も一気に激減。さすがに庵主も年をとったのか、疲れが出たのか、息切れしてきているようだ。先日、新星堂から出ていたフェリックス・ワインガルトナーのベートーヴェン交響曲全集のブックレットを見ていたら、興味深い文章があった。周知のとおり、彼は歴史上初めてのベートーヴェン交響曲全集を完成した指揮者である。録音に要... 続きを読む
  • 田園交響曲 架蔵盤一覧③
    ネコパパ架蔵の「田園交響曲」架蔵盤を探る記事の3回目。今回は1980年代、1990年代編。並べている間にも、次々に記憶の欠落に気づいていくので、過去二回のリストも、刻々と補筆が続いている。シューリヒト、ヴァント、ザンデルリングなど、気になっている指揮者のものは、新しい音源が出るたびに入手していて、ときには非正規盤にすら手を出している。録音データが不明なこともしばしば。ジャケットに書かれていなかった... 続きを読む
  • 田園交響曲 架蔵盤一覧②
    ネコパパ架蔵の「田園交響曲」架蔵盤を探る記事の2回目。今回は1960年代、1970年代編。表を作ってみて気づくのは、1950年代のものと比べて、持っているかどうかの記憶や、個々の演奏の記憶が、あとになるにつれて鮮明ではなくなってくるということだ。1950年代までの演奏と比べると、どれをとっても譜面に忠実、技術の安定度は向上し、演奏は破綻なく丁寧、でも「個性」はだんだんとわかりにくくなる…未入手の録... 続きを読む
  • 田園交響曲 架蔵盤一覧①
    架蔵している「田園交響曲」の音盤は、どれくらいあるのだろうか。ネコパパにはコレクター意識なんて全くなくて、音盤の整理整頓はさっぱり。ただあちこちに「雑然と」並べているだけだ。何がいくつあるものか、考えたこともなく、把握もしていないのだが、最近、ネット検索でかなり網羅的に「田園」を収集している方のサイトを発見。その資料を見ながら、ふと思った。これを下敷きにさせていただき、自分の架蔵盤を記憶で辿り、取... 続きを読む
  • 日本イギリス児童文学会研究大会2017が開催されます
    日本イギリス児童文学学会研究大会が、2017年10月28日(土)と29日(日)東京で開催されます。ネコパパ、今年もお邪魔してこようと思っています。テーマは、Only Connect? —子どもと本をつなぐ―「オンリー・コネクト:児童文学評論選」は1970年代にイギリスで刊行された児童文学論集のタイトルで、これだけの規模のものはこれ以降、出ていないとおもわれます。それをテーマに引用して、しかも「?」をつけているのが、現代の児童... 続きを読む
  • 花野に眠る―秋葉図書館の四季
    花野に眠る―秋葉図書館の四季森谷明子文庫: 345ページ出版社: 東京創元社 (2017/8/20) れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館は、今日ものんびりのどか。新人司書の文子の仕事ぶりも、板についてきた。けれど、図書館を訪れる人たちには、人知れぬ悩みがあるようで……やっぱり、毎日ふとした謎が湧きおこる。そんななか、図書館の隣地から古い白骨死体が! 季節のうつろいを感じながら、またまた頼もしい先輩司書の助けを借り... 続きを読む
  • カール・ベーム アーリー・イヤーズ
    カール・ベーム独EMI録音集(19CD)Warner Classics EU 2016これは、指揮者カール・ベームが40代から50代なかばにかけて独EMI(ドイツ・エレクトローラ)で制作したもの。発売を知って、思わず胸が熱くなった。CD発売を聞いて感じるワクワク感なんて、いったい何年ぶりのことだろう。このなかのドレスデン時代の録音は、1980年、ベーム没後すぐに追悼盤としてLPで出されたが、CD化はかなり遅れて1996年、日本のレコード店新星堂の企... 続きを読む
  • 第13回「秋の杜」にいきました
    第13回「秋の杜」報告 2017.9.30&10.1抜けるような秋晴れの空が車窓に広がり、やがて見えてくる信州北アルプスの山々と湖の風景…今年13回目を迎える音盤愛好家の集まり、「秋の杜」の様子をYositakaがレポートします。例年と違い、今年は鉄道を利用して乗り込みました。名古屋から一日一本だけでている、白馬まで直通の特急「ワイドビューしなの81号」です。いつもだったら岡崎出発の愛知組の車に便乗させてもらうのですが、今... 続きを読む
  • ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏
    ネコパパも注目していた作家でしたが、ノーベル文学賞を受賞されるとは…本人も「いたずらかと思った」とコメントしています。すばらしい「プロの作家」でも、ノーベル賞を受賞する「文学者」の印象はありませんでした。でもそれは、前回のボブ・ディランも同じですね。審査する方々の「文学の捉え方」も、少しずつ変わっているのかもしれません。ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家NHK  10月5日 20時03分http:/... 続きを読む
  • 蓄音機コンサートのお知らせ
    2017年11月4日(土)に、名古屋・電気文化会館にて蓄音機コンサートが開催されます。主催はおなじみの蓄音機カフェ・エヂソンです。ネコパパも少しばかり協力させていただいています。使用機器は英国製EMGマークⅨ。1930年代のハンドメイド、驚くべき音質と音量を誇る、蓄音機の最高峰と呼ばれる逸品です。ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。実は、一足先に「クラシックの部」のプログラム情報を聞き込みました。当ブロ... 続きを読む
  • アナログレコードブームは本物?
    ソニーが2018年春にアナログレコードの生産を再開するというニュースが報道されてから、にわかにこの分野への注目が集まっている。日本経済新聞でも、連続で取り上げている。経済効果への影響を勘案してのことだろう。その中から二つ、紹介したい。一過性のブームでないとしたら、楽しいことだ。アナログレコード好きのネコパパにとっても嬉しい。そもそも若い世代は、生まれた時からデジタル機器やネット環境に囲まれ、音楽を聴く... 続きを読む
  • エヂソン・サロンコンサート「3人の男性ヴォーカリスト」
    ちょっと間が空いてしまいましたが、9月24日(日)夜、蓄音機喫茶エヂソンで行われたサロンコンサートのレポートです。例によって、予約満席。補助椅子も並べての盛況でした。今回はまず、5時半からのプレ・コンサートが楽しかった。。SPレコード6千枚のコレクションをお持ちで、「歌謡曲ならないものはない」と言われるほどのコレクター、Iさんの選曲で貴重な数々を楽しみました。A列車でいこう/美空ひばり詩人の魂/美空ひばり... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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