指きりは魔法のはじまり

2017/06/30         

シノダ! 指きりは魔法のはじまり作:富安陽子絵:大庭賢哉偕成社発売日2016年 11月「ふしぎなことがおきるには、ちゃんとふしぎなことがおきる理由ってもんがあるんだよ。かならずね」いつも楽しみにしている「シノダ!」シリーズも、もう10巻目。一冊目の「チビ竜と魔法の実」が出たのが2003年7月ですから、もう14年間書き継がれていることになります。日本のファンタジー児童文学の中でも、画期的なシリーズの一つになりました...

西尾フィルを聴く~ロシア旋律美の世界

2017/06/27         

雨の日にコンサートに出かけました。今回もsige君のご好意で招待されていたのですが、諸般の事情でネコパパのみ参加となりました。西尾フィルハーモニー管弦楽団第45回定期演奏会プログラムムソルグスキー 交響詩「禿山の一夜」チャイコフスキー バレエ組曲「眠りの森の美女」カリンニコフ 交響曲第1番アンコール曲チャイコフスキー バレエ組曲「白鳥の湖」より「情景」開演前に会場に着くと、プレステージ演奏がロビーで行...

エヂソン・サロンコンサート「シャンソンの集ひ」

2017/06/26         

蓄音機カフェ・エヂソン月に一度のサロンコンサートに行ってきました。当夜はマスターが最近知り合いになられたという、同業のHさんのご案内で、「シャンソンの集ひ」です。Hさんはエヂソン史上初の、大部のパンフレットを持参しての登場。内容は、今回登場する歌手の紹介、歌詞の内容だけでなく、ジャケット写真や当時の雑誌広告の切り抜きも交えた力作です。手書きの部分はHさんの書かれたものと思われますが、その他の文章は新...

“Swing, Swang, Swingin'” 多情多感なアルト奏者の本領

2017/06/26         

ジャッキー・マクリーン 『スイング・スワング・スインギン』 “Swing, Swang, Swingin'” ジャッキー・マクリーン Jackie McLean (as)ウォルター・ビショップ・ジュニア Walter Bishop Jr. (p)ジミー・ギャリソン Jimmy Garrison (b)アート・テイラー Art Taylor (ds)Recorded 1959.10.2BrueNote国内盤CD1. What’s New?2. Let’s Face the Music and Dance3. Stablemates4. I Remember You5. I Love You6. I’ll Ta...

カルテットのようなクインテット~Jutta Hipp With Zoot Sims

2017/06/23         

ユタ・ヒップとズート・シムズ Jutta Hipp With Zoot Simsズート・シムズ(ts)ジェリー・ロイド(tp)ユタ・ヒップ(p)アーメド・アブダル・マリク(b)エド・シグペン(ds)Recorded at Van Gelder Studio on 27 Jul 1956BrueNote 国内盤CD1.Just Blues2.Violets for Your Furs3.Down Home4.Almost Like Being in Love5.Wee Dot6.Too Close for Comfort7.These Foolish Things 8.'S Wonderful もう一枚、爽快なジャズを。...

梅雨の湿気を吹き飛ばす爽快さ~BLUE'S MOODS

2017/06/21         

空梅雨かと思ったら、続けて雨。湿気が大の苦手で鼻水グズグズ、気分イマイチのネコパパが「こんなときにはこれ」と取り出した音盤は…BLUE'S MOODS/ブルー・ミッチェルブルー・ミッチェル(tp)ウィントン・ケリー(p)、サム・ジョーンズ(b)、ロイ・ブルックス(ds)録音年:1960年8月24日、25日Riverside 国内盤CD1. I'll Close My Eyes2. Avars3. Scrapple From The Apple4. Kinda Vague5. Sir John6. When I Fall In Love7. ...

カラス侵入禁止

2017/06/20         

朝日新聞NIEのサイトに、こんな記事が紹介されていました。マリア・カラスではなく、鳥のカラスの話です。小山茂喜教授による授業案もセットで掲載。これ、新聞で読んで非常に面白い記事だと思ったのですが、さて授業で扱うとなると、どの教科になるのでしょう。小山氏は教育学者ですが、著書から類推すると「社会科」がご専門のようです。そうするとこれは「公民」の授業なのかな。でも、理科のような気もするし…まずはご覧くださ...

二人のモーツァルティアン②モラヴェッツ

2017/06/19         

さて、もうひとりのモーツァルティアンはイヴァン・モラヴェッツ。聞き馴染みのない人も多いでしょうが、1984年の映画「アマデウス」のサウンドトラックで、ピアノ協奏曲第22番K482のフィナーレを収録していました。これです。登場シーンは、モーツァルトのウィーン人気が高まり、野外演奏で意気揚々とピアノの弾き振りをしている、あの場面です。映画でのオーケストラ演奏は、すべてネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団...

二人のモーツァルティアン①ペヌティエ

2017/06/16         

モーツァルトはネコパパの最愛の作曲家の一人ですが、数多い作品の中でも特に好きなのが一群のピアノ協奏曲。このジャンルは、モーツァルト自身が予約演奏会で弾き振りするために書いた作品が多く、注文主に合わせる必要もなければ、技巧的な制約もなかったため、思うがままに作曲できたのでしょう。「誰の耳にも心地よく、耳の越えた聴き手には一層の感興を与える」意図で書かれた作品は多彩な魅力に富み、一曲一曲が違った世界を...

情感の洪水に溺れる…「ワルキューレ」公演

2017/06/12         

四年連続で上演される名古屋祝祭管弦楽団「ニーベルングの指輪」の公演に、今年もsige君と出かけました。今回は楽劇「ワルキューレ」です。プログラム冒頭には、「情感の洪水!」と題した、指揮者三澤洋史氏の言葉が掲載されています。神秘的な管弦楽法に、僕の魂は限りなくスピリチュアルになっていく。これらの表現性は正にワーグナーの奥義でありそれをれ介してこそ真のワグネリアン足りうると僕は思っている。…僕の指揮棒から...