• 桑原武夫さん蔵書1万冊を廃棄 寄贈された京都市教委
    こんな記事が新聞に。桑原武夫さん蔵書1万冊を廃棄 寄贈された京都市教委朝日新聞デジタル 2017年4月28日05時04分http://www.asahi.com/articles/ASK4W4VPHK4WPLZB00R.html仏文学者で京都大名誉教授の桑原武夫さん(1904~88)の遺族が京都市に寄贈した蔵書約1万冊について、市教育委員会は無断で廃棄していたと27日発表した。市教委は生涯学習部の担当部長の女性(57)を減給6カ月の懲戒処分にした。桑原さんは8... 続きを読む
  • 『レコード芸術』創刊800号(再掲)
    《謹告》私の誤操作のため、2017/4/24(月) 午後 2:23に投稿した『レコード芸術』創刊800号の記事が削除されてしまいました。そのせいで、せっかくいただいた貴重なコメントも表示できない状態になってしまったようです。まことに申し訳ありません。本文は幸い、Googleのキャッシュに残っていたためここに再掲します。画像につきましてはのちほど復旧したいと思います。追記4.26 22:13  コメントをボックスからコピーして再投... 続きを読む
  • 蓄音機カフェ「エヂソン」HMV163の底力
    蓄音機カフェ・エヂソンがまたも新聞記事で紹介されました。今度は朝日新聞。これも大きな記事です。中日新聞よりも詳細に、開店に至る経緯をたどっていて、読み応えのある記事でした。「良い物を見つけると、つい他の人にも見てもらいたくなるんです」勝原マスターの人柄が伝わるコメントですね。朝日新聞2017年4月24日(夕刊)で、先日出かけてみると…「お客様から寄贈されましたよ」と、何冊ものクラシック盤のアルバムが... 続きを読む
  • レコードは時代の証言者~「演奏史譚 1954/55」
    クラシック音楽ファンにとって、大変興味深い本が出版されました。定年後は「レコード芸術」の購読もやめ、出費を抑えた(つもり)の生活をしているネコパパですから、3200円の出費はキツイ。でも、目次を見たら、どうにも買わずにいられませんでした! 演奏史譚 1954/55  クラシック音楽の黄金の日日  クラシック音楽界が最も熱かった激動の2年間を、のこされた音源 をもとに再現する、壮大な歴史絵巻……! 著... 続きを読む
  • 『赤い鳥』以前の子ども雑誌に光を当てる展覧会が開催
    地元美術館で興味深い展覧会が開催されます。大正期の雑誌『子供之友』に掲載された著名な挿絵画家の原画を中心に、大正期の絵雑誌における子どもに向けた美術の世界を紹介するものです。注目したいのは、この雑誌の創刊が1914年であること。児童文学史に名高い『赤い鳥』(1918年創刊)よりも以前の創刊。でも、決して注目度は高くなかったのではないでしょうか。ネコパパも正直「えっ、それってどんな雑誌だったっけ。福音館?」と... 続きを読む
  • サイモン・ラトルの田園②陶器のような滑らかさと自然な流動感
    ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」指揮:サー・サイモン・ラトルベルリン・フィルハーモニー管弦楽団2015年10月8&14日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)KKC-9151 Berliner Philharmoniker (独盤CD)これはサイモン・ラトル二度目の録音で、ベルリン・フィルとの交響曲全集に含まれるもの。添付されたドキュメンタリーDVD『ベートーヴェンとともに生きる』のなかで、彼は次のように語っている。 田園交響曲―命の... 続きを読む
  • ニャータのぼうし~もうひとりの「ばばばあちゃん」
    ニャータのぼうし~ババばあちゃんのはなし1979/09絵本・子どもの世界文: さとう わきこ絵: 和歌山 静子出版社: ポプラ社これもテンコが大好きになった絵本の一冊。「ばばばあちゃん」シリーズといえば、さとうわきこ描く、1987年刊行の一作目『いそがしいよる』をはじめとする、福音館の人気絵本です。でもこれは「ババばあちゃん」絵もさとう氏本人ではなく、わかやましずこ。1979年9月初版ですから、福音館のシリーズがはじ... 続きを読む
  • 名古屋アマデウス室内管弦楽団の快演「太鼓連打」
    Sige君と演奏会を聞きに行きました。おなじみの名古屋アマデウス室内管弦楽団です。よかった!特にハイドンの「太鼓連打」には心が湧き立ちました。 名古屋アマデウス室内管弦楽団 第9回演奏会日時:2017年4月9日(日)14時開演(13時30分開場)会場:三井住友海上しらかわホール(名古屋市中区栄2-9-15) 演目:モーツァルト/ディヴェルティメント第1番 変ホ長調 K.113モーツァルト/フルート協奏曲第1番ト長調 K.31... 続きを読む
  • オオカミだー!
    オオカミだー!(新版 「あっ、オオカミだ!」)作・絵: ステファニー・ブレイク訳: ふしみ みさをPHP研究所  2006絶版あすなろ書房 2013.3 テンコの大好きな「うんちっち」の続編です。もちろん、こちらも大のお気に入りになりました。■合言葉は「やりたいほうだい、しほうだい」お話は、ご想像のとおり、有名なイソップ寓話集をもとにしています。その分、第1作よりは教訓的かもしれません。もちろ... 続きを読む
  • サンティの田園~弦楽中心のストイックな音楽づくり
    ベートーヴェン交響曲第6番「田園」(オール・ベートーヴェン・プログラムより)シュレーゲル雨蛙さんからいただいたもの。生中継のエア・チェックで、前半の曲は以下の通りだ。ベートーヴェンフィデリオ序曲交響曲第4番2009年11月25日サントリーホール第1楽章ゆったりと膨らんでいくような第1テーマ。その途中にちょっとリタルダントするところなど、いかにも歌唱的なセンスを感じさせる。バランスはあくまで弦楽中心で... 続きを読む
  • 加川良氏の死去の報を聞いて「教訓1」を思う
    往年のフォーク歌手、加川良氏が亡くなられた。ネコパパが中学生の時代は、日本のフォークソング黎明期で、ネコパパも仲間の勢いに遅れまいと深夜放送を聞いた口だ。そんな世代にとって、この人の名は懐かしい響きを持つだろう。 フォークシンガー加川良さん死去 69歳、白血病記事提供:日刊スポーツ2017年4月5日http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01704050054.html  フォーク歌手の加川良さん... 続きを読む
  • 「理由」よりも「意図」を
    記事にした「道徳の教科書検定」と同時期に話題になっていたのが、社会科の「歴史用語」の変更に関わる議論です。朝日新聞教育プロジェクトのサイトでは、この話題を授業で取り上げるための指導例が掲載されています。興味を惹かれましたので、引用します。 ■この記事を手がかりに 「聖徳太子」「元寇」…表現元通りに学習指導要領、批判受け修正(朝日新聞社発行 2017年3月20日付 朝刊38ページ)http://www.asahi.com/s... 続きを読む
  • うんちっち
    孫のテンコが大好きな絵本です。せがまれて、何回読んだかわからないくらい。うんちっちステファニー・ブレイク作/絵ふしみみさを訳PHP(2004絶版)あすなろ書房(2011)フランスの翻訳絵本です。うさぎの子は、どんなときでもたったひとつの言葉しかいえません。その言葉とは、「うんちっち」。赤、青、黄の原色のコントラストが美しい。それと対照的な、大きな太字で強調される「うんちっち」の、文字。もうこれだけで、大人も... 続きを読む
  • 機械録音と電気録音
    SL-Maniaさんが興味深い記事を書かれています。機械録音と電気録音の音の違いについてです。https://blogs.yahoo.co.jp/xfdgm866/21493658.html>最近、ワインガルトナーが録音したEMI盤の復刻BOXが韓国のレーベルから再発された。1923年から40年あたりまでの網羅されている。1925年くらいまでのものは電気式ではなく、蝋管による収録で音は貧弱である。弦楽器はプルトを極端に減らし、特殊な楽器を使用していたのではなかろうか。... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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