• 見覚えのあるリスニングルーム
    ときどきお邪魔しているオーディオ店オーナーのブログを見ていたら…http://tubeaudio.exblog.jp/おや、これは!見覚えのあるリスニングルーム。これはもしかしたら、Konken君の友人の…デカチョーさん、とある。それじゃ、間違いない。一度、台風の日に(!)お邪魔したことがあるのですが、アルテックA5という大型スピーカーを、導入されたようです。中央に見えるおしゃれなスピーカーは、Konken君手作りのエンクロージャーで、収め... 続きを読む
  • 小澤征爾は二人いる?
    6/12放送の『京都発!小澤征爾音楽塾』(再放送)を視聴しました。 今年2月に行われた小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、 J.シュトラウスII世:喜歌劇「こうもり」の京都公演を取材したドキュメンタリー番組です。 音楽塾オーケストラは、アジア各国の500人の応募者からオーディションで選ばれた65人の若者(16~29歳)たちを中心に、ベテラン奏者が脇で支える編成です。番組はそのリハーサルの様子を丁寧に追っていく... 続きを読む
  • くっきりと伸びる低音の魅力ークイケンのクインテット
    モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515,第4番ト短調 K.516クイケン四重奏団寺神戸亮(Va)録音1995年 アルンヘム・コンセルトヘボウ(オランダ)日DENON(CD)COCO-80076(1996/04/20) モーツァルトの弦楽五重奏曲を聴くのは、弦楽四重奏曲よりも、少し敷居が高い。弦楽四重奏の代表曲「ハイドン・セット」は、モーツァルトかハイドンの牙城に迫るべく艱難辛苦した作品として有名だが、ネコパパには全6曲すべてが自在... 続きを読む
  • ペルルミュテールの不思議なモーツァルト
    先日ほんとに久しぶりに、名古屋駅近辺の大型レコード店に立ち寄った。最近は、何かのついででもないと、新譜を扱う店舗にはいかなくなってしまった。お世話になっていた人に不義理をしているような後ろめたさもあって、ちょっと、買ってしまった。その一枚…モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467 フランス国立放送管弦楽団 ルドルフ・アルベルト(指揮) 録音: 23 May 1957 ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 「ジュノーム」 K. ... 続きを読む
  • 2時間の試聴会に参加して
    7月23日、サウンドピットさん主催のオーディオフェアに行ってきました。…といっても、展望ホールで2時30分から2時間行われた和田博巳氏のお話を交えての試聴会を、座ってぼーっと聴いていただけです。装置は、価格順にランクアップしていくもので、スピーカーでいうと初めが最初がB&Wのトールボーイ型804D3、続いてソナスファーベルのオリンピカ、次にモニターオーディオのPL500IIというそそり立つ柱のような製品で、最後が和田氏... 続きを読む
  • 未来の悲劇を予告するーヴェーグのシューベルト初期交響曲集
    シューベルト:交響曲第1番ニ長調D.82交響曲第2番変ロ長調D.125交響曲第3番ニ長調D.200交響曲第4番ハ短調D.417「悲劇的」 シャーンドル・ヴェーグ指揮 カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク1996.5 フィルハーモニー、ケルン(ライヴ)BMC-CD201 ハンガリーBMC CD シューベルトは16歳の1813年以来、大体年1曲のペースで交響曲を作曲した。1813年は彼が父親の学校で教師を始めた年である。第6番までそのペースが続き,以後... 続きを読む
  • 「人間の戦場」に生きるジャーナリスト
    7月18日は名古屋国際会館へ。アヤママと二人で写真展「地球の上に生きる」、映画「広河隆一 人間の戦場」(2015)を鑑賞し、午後は広河さんの講演を聞きました。密度の濃い一日になりました。 写真展は、広河さんの創刊した報道写真誌「DAYS JAPAN」に掲載された各国の志高いフォトジャーナリストの写真作品を公開するもの。同誌は「人間や自然の尊厳」と「被害者の立場」からの視点を旨として報道を続けていて、ほとんどが、... 続きを読む
  • メリーゴーランド40周年③大事なのは絵を見ないで絵を描くこと
    四日市の子どもの本専門店、メリーゴーランド40周年を記念して開催された記念講演会の報告、3回目です。今回は7月10日の講演会、第2部です。講師は絵本作家のあべ弘士さんと、日本の創作絵本の大御所、自称「覚悟の決まった恥知らず」の田島征三さんです。田島さんのお話はしばらくぶり。お元気な様子でほっとしました。初めてお話を聞き、酒宴まで共にしたのは1977年の「黒姫絵本の学校」で、もう41年も前のことになります。メ... 続きを読む
  • メリーゴーランド40周年②児童文学と生態系には深いつながりがある
    四日市の子どもの本専門店、メリーゴーランドが今年の7月5日で40周年。2016年7月9日と10日の二日間、これを記念して開催された記念講演会にアヤママと二人で行ってきました。 今回は7月10日の講演会前半の報告です。講師は詩人のアーサー・ビナードさんと、ハチの干潟調査隊代表で有機農家を営まれる岡田和樹さんです。ビナード「岡田さんは29歳で僕よりも18歳も年下なんだね。僕はミシガンにいたとき、リョコウバトの絵本を... 続きを読む
  • メリーゴーランド40周年①僕は、ここで育った
    四日市の子どもの本専門店、メリーゴーランドが今年の7月5日で40周年。店主の増田嘉昭さんとスタッフの、まさに情熱の証、心からお祝いを申し上げます。2016年7月9日と10日の二日間、これを記念して開催された記念講演会にアヤママと二人で行ってきました。 会場は大盛況。初めの増田さんの挨拶では、お店とは縁の深い作家、今江祥智さんからも素敵な蘭の花が届いたとのことです。「天国にも、花屋さんはあるんでしょうか」と... 続きを読む
  • 月の光が風に乗り、時空をめぐる…ピュイグ=ロジェのピアノ小品集
    月の光~ドビュッシー&フォーレ:ピアノ作品集 アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P) 1 ドビュッシー:月の光 2 ドビュッシー:グラナダの夕暮れ 3 ドビュッシー:葉ずえを渡る鐘 4 ドビュッシー:西風の見たもの 5 ドビュッシー:ヴィノの門 6 ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス 7 フォーレ:舟唄1番 8 フォーレ:夜想曲第5番変ロ長調 作品37 9 フォーレ:夜想曲第6番変ニ長調 作品63 10 フォーレ:舟唄6番198... 続きを読む
  • 絵本研究家・翻訳家、灰島かりさん逝去
    絵本研究家・翻訳家の灰島かりさん死去朝日新聞デジタル 2016年6月15日10時59分 灰島かりさん(はいじま・かり=絵本研究家、翻訳家、本名鈴木貴志子〈すずき・きしこ〉)が14日、胃がんで死去、66歳。葬儀は近親者でとりおこなう。喪主は夫で評論家の鈴木晶(しょう)さん。後日、お別れの会を予定している。訳書にポール・ギャリコ「猫語の教科書」などがある。この印象的なお名前は、翻訳書でよく拝見していました。... 続きを読む
  • 死と隣り合わせの楽興~エティエンヌのモーツァルト、クラリネット協奏曲
    モーツァルトのクラリネット協奏曲は、この分野を代表する逸品だが、作曲者最後の年の作品ということで、聴くときはどうしてもちょっと構える。それは、演奏者たちも同じなのかもしれない。作曲年を意識しないで、「普通の協奏曲」として演奏するのが難しいのか、録音は数あれど、どれも「何も足さず何も引かず」粛々と演奏され、音盤による印象の違いはあまり大きくない。ウラッハ、プリンツ、シュミードル、オッテンザマー…歴代... 続きを読む
  • 『ポーの一族』40年ぶりの新作
    どこかで小耳にははさんでいたかな?すっかり忘れていました。気が付くと新聞コラム「天声人語」で紹介されていました。テレビでも報道されていたそうです。 萩尾望都『ポーの一族/春の夢(前編)』日本の漫画の歴史に一時代を画した作品の、40年ぶりの新作とのことです。 『天声人語』40年ぶりの「ポー」2016年7月1日05時00分朝日新聞デジタルhttp://digital.asahi.com/articles/DA3S12436165.html?_requesturl=artic... 続きを読む
  • 大観衆とともに楽しむ祝典演奏会
    またもやsige君とコンサートに行って来ました。悪天候の日でしたが、会場の春日井市民会館は、超満員の盛況ぶり。第25回、節目ということで、地元春日丘高校の吹奏楽部や、バレエスタジオも参加。アニヴァーサリーにふさわしい「大演奏会」でした。 春日井市交響楽団第25回定期演奏会 日時:2016年7月3日(日)会場:春日井市民会館指揮:井村 誠貴 曲目 チャイコフスキー/序曲「1812年」グリーグ/音楽... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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