• 訃報 末吉暁子さん
    児童文学作家の末吉暁子さん死去 「ママの黄色い子象」朝日新聞デジタル2016年5月28日21時09分http://www.asahi.com/articles/ASJ5X6R4XJ5XUCVL003.html 末吉暁子さん(すえよし・あきこ=児童文学作家)は28日、肺腺がんで死去、73歳。葬儀は6月2日午後1時から東京都港区赤坂1の14の3の霊南坂教会で。喪主は夫健さん。著書に「ママの黄色い子象」(野間児童文芸賞)、「雨ふり花さいた」(小学館児童出版文化賞... 続きを読む
  • ディ・ムジカンテンによるモーツァルトの祝宴
    モーツァルトのセレナード第9番『ポストホルン』は、ネコパパの大好きな曲なのですが、ライヴ演奏にお目にかかる機会はめったにありません。全7楽章、50分を超える大曲ながら、音楽全体を貫く構想がとりたててあるわけでもない機会音楽なので、そうなるのも当然かもしれません。昨日5月29日、sige君とともに、これを生演奏で聴く、貴重なコンサートに行ってきました。 ディ・ムジカンテン室内管弦楽団 第57回定期演奏会日... 続きを読む
  • ハイエンドシステムでLP試聴会
    5月28日(土)オーディオ店・サウンドピットさんのアナログの試聴会を覗いてきました。フェーズメーション試聴会案内文3筐体構成コントロールアンプ[CA-1000](左右2筐体に分割されたアンプ部と制御回路部内蔵の電源部(別筐体))を中心に、MCカートリッジ、フォノアンプ等で、 最新アナログの世界をお楽しみください。開催日時2016年5月28日(土) 13:00~20:00 2016年5月29日(日) 10:... 続きを読む
  • 「死者の書」近藤ようこ
    死者の書(全2巻) ビームコミックス作者: 近藤ようこ,(原作)折口信夫出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2015/8/24(上巻) 2016/5/6(下巻) 時は八世紀半ば、平城京の都が栄えた頃。いずれ氏神に仕える者として、館の奥深くで育てられた藤原南家の娘――郎女は、ある年の春分の日の夕暮れ、荘厳な俤びとを、二上山の峰の間に見て、千部写経を発願する。一年後、千部を書き終えた郎女は、館から... 続きを読む
  • パーヴォ・ヤルヴィとブニアティシヴィリのシューマン
    2月18日のNHK交響楽団定期演奏会の録画を視聴している。まずは前半を聞いたが、大変充実したコンサートだと思う。指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。プログラムはR=シュトラウスの「変容」、シューマンのピアノ協奏曲(ピアノはカティア・ブニアティシヴィリ)を前半に置き、メインはR=シュトラウス、「ツァラトゥストラはかく語りき」一曲目の「変容」は、元来は23人のソロ弦楽器のための作品だが、当夜は各パート2人ずつの46人編成。R=... 続きを読む
  • ランサム・サーガ、全面改訳なる
    ちょっと古い新聞記事の紹介です。 冒険と成長の物語、新たな息吹 神宮輝夫さん、「ランサム・サーガ」シリーズ全面改訳2016年3月9日05時00分http://www.asahi.com/articles/DA3S12247846.html「ランサム・サーガ」。自然の中で冒険し、成長する子供たちの群像を描いた、英国の作家アーサー・ランサム(1884~1967)による児童文学の古典といえる連作だ。その翻訳を50~60年代に手がけた青山学院大学名誉教授の... 続きを読む
  • チャイコンのお気に入り盤は…
    マンガ『のだめカンタービレ』で千秋真一が「俺はこの曲をやりたくて指揮者をめざしたんだ」とか言っている台詞があった。ドラマでも言っていた。それがこの曲、チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調。先日大府でのコンサートで素敵な演奏を聞いたばかり。そこで今回は、ネコパパの愛聴盤を紹介してみようと思う。最近は実演で聞く機会が多く、昔と比べて音盤になかなか手が出ない。それでも聴くとなると…まず手が伸びるの... 続きを読む
  • 指揮者の戦略に満ちたファミリー・コンサート
    初夏の日差しが強まる5月下旬、sige君の誘いで行ってきました。ヴァイオリンのK君の参加するオーケストラの演奏会。今回はアヤママも加わり、3人での鑑賞です。会場の刈谷総合文化セーターアイリスホールは、開場前から長蛇の列の観客で、満員に近い盛況でした。 大府市楽友協会管弦楽団  in刈谷2016/05/22(日) 13:30開演 (13:00開場)〔演奏曲目〕チャイコフスキー作曲 幻想序曲『ロメオとジュリエット』チャイコ... 続きを読む
  • 「運命」は息絶えるように終わった
    ベートーヴェン交響曲第4番 変ロ長調 作品60交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス[オリジナル楽器使用]指揮:ニコラウス・アーノンクール[録音]2015年5月8日~11日、 ウィーン、ムジークフェラインザール[レコーディング・プロデューサー]マーティン・ザウアー[レコーディング・エンジニア]ルネ・メラーSony Classical CD 意外にも、このコンビの初録音で、指揮者アーノンクール... 続きを読む
  • 勝手にアップデート
    「ウィンドウズ10にアップデートしますか」昨年後半から、さんざん画面で急かされていたのですが、やってみたところ、パソコンが動かなくなった周辺機器がダウンした使い勝手が悪い…等々の話やらう、わさやら、いろいろと聞いたので、ずっと躊躇していました。すると「いいよ」とも「お願いします」とも言っていないのに突如、昨日の朝、勝手にアップデートが始まってしまいました。出勤時間になっても終わらないので、あきらめて... 続きを読む
  • ミシェル・ベロフ、三度目の「プレリュード」
    ドビュッシー:前奏曲集第1巻、第2巻 ミシェル・ベロフ(Pf) 録音:2012年5月8-11日、マルセイユ 仏LYRINX(SACDハイブリッド)  クロード・ドヒュッシーは40年以上にわたるネコパパの偏愛作曲家。よく聴くピアノ・ソロの曲は、ほとんどベートーヴェンのソナタとドビュッシーだけ…そんな状況が長い間続いてきた。最近は、すこし「軟化」しているけれど。  そんなネコパパでも、24曲からなる「前奏曲集」を一気に聴き通す... 続きを読む
  • 哲学絵本かもしれない
    りんごかもしれないヨシタケシンスケ定価 1,512円(本体1,400円+税)発行年月 2013/4ブロンズ新社 テーブルの上にりんごがおいてあった。 でも、もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない。もしかしたら、大きなサクランボのいちぶかもしれないし、心があるのかもしれない。実は、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない…「かんがえる」ことを果てしなく楽しめる、発想絵本。出版社のサイトには発想絵本と書い... 続きを読む
  • そういう音は、もう古い
    録画しておいたヤルヴィ指揮のブルックナーをようやく拝聴。音だけなら、ネコパパも気楽に聴いている曲だが、映像を伴う80分となると、視聴がしんどく感じる。情報処理能力の低下か、それともリビングのテレビという環境のせいもあるのだろうか。 NHK交響楽団第1829回 定期公演。2016年2月7日(日)NHKホールで午後3時開演のマチネー。前半はマーラーの「亡き子をしのぶ歌」だったが、つい番組のことを失念していて、気づいた... 続きを読む
  • 新聞に全面広告!ラトルBPOのベートーヴェン全集
    今朝2016年5月10日いつものように朝日新聞朝刊を見ていたら、こんな広告が…全面広告です。内容は、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニーのベートーヴェン交響曲全集の発売を報じるものです。発売日はあす、5月11日。わおっ、イベント扱いですねえ。クラシックファンとしては、痛快じゃないですか。そもそもクラシックCDの新聞広告なんて、いわゆる通販セットものを除けば、ずいぶん長い間見ていないような気がします。... 続きを読む
  • 書店主フィクリーのものがたり
    書店主フィクリーのものがたりガブリエル・ゼヴィン/著 小尾芙佐/訳2015/10   原著2014年早川書房 1,836円 児童書専門店『トムの庭』のMoonhillさんに薦められた作品で、最近のネコパパには珍しく、三日間で読了しました。主人公の孤独な書店主を、ついMoonhillさんに重ね合わせて読み始めたのですが、いや…これは相当違うなあ。主人公の本に対する愛情や博識さ、自分の価値観で選書するこだわりは、確かに一脈通じ... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

ご訪問ありがとうございます

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QR