• 「行き止まりの読書」を回避するために
    児童文学の行方―読者の視座から児童文学の今を探る藤田のぼる2010.4.30 てらいんく 本書は、児童文学評論家の藤田のぼるが2008年、2009年の二回にわたって行った講演をもとにした一冊。現代児童文学の過去と現在についての貴重な提言である。 現代児童文学の出発点が1959年、『だれも知らない小さな国』が出版された年にある、という説は、多くの人によって言われほぼ「定説」になっているようだ。異論はあるとしても…... 続きを読む
  • 「美味しんぼ」福島編に論議
    漫画「美味しんぼ」に「風評被害」と批判 主人公ら鼻血2014年4月29日 18時11分  小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の28日発売号に掲載された人気漫画「美味しんぼ」の中に、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面があり、同誌編集部に「風評被害を助長する内容ではないか」などとする批判が相次いで寄せられていることが29日までに分かった。 編集部は「鼻血や疲労感が放射線... 続きを読む
  • 「熱狂」のゴールデンウイーク
    ゴールデンウィークの5月4日から5日、ネコパパは、娘テンチョウ夫婦の新居に一泊。東京近郊の住宅街の一角にある新築の住宅は、「住むこと」に対する夫婦の理想がかたちになったような工夫が凝らされたもので…なかなか居心地がいい。ここは、坂の多いネコパパの住む町とは違って、広々とした平地。家族の新しい生活もまた、広々と開けていくようであってほしいと思う。 会うたびにぐんぐん成長していく孫テンコとのふれあいが... 続きを読む
  • 一枚のSPレコードから始まる物語
    『星空ロック』那須田 淳あすなろ書房 本書は、2014年度の課題図書に選ばれた作品です。 那須田淳は、ネコパパが注目している作家。 今回の作品も、  手渡された一枚のSPレコード 幻の純正調パイプオルガン ギターに熱中する少年グレン・グールドのゴールトベルク変奏曲リリー・マルレーン菩提樹ベルリンの町並みと歴史 少年と少女たちの出会いと別れ そして大空に湧き上がるロック・カノン…  と…「猫心」をそそる... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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