• ショスタコーヴィチより愛をこめて
    炸裂するオーケストラ。湧き上がる歓声。ショスタコーヴィチの交響曲第5番が終わる。 聴衆の拍手喝采を抑えて、指揮者中村暢宏さんがお得意のスピーチを披露。 「今夜のショスタコーヴィチの演奏のテーマは『昔の恋人へのラブレター』です。ショスタコーヴィチがこの曲に込めた思いは伝わったでしょうか…それではアンコール。恋人への思いを託してこの曲に引用したビゼーの『カルメン組曲』から『ハバネラ』と『ジプシ... 続きを読む
  • 映画『グスコーブドリの伝記』
    「火山を噴火させても、気温は上がりません。噴火で飢饉をさけることはできない。でも、宮沢賢治にはそんなことはわかっていたはずです」「グスコーブドリの自己犠牲の話にはしたくない。原作をじっくりと読めば、賢治の言いたいことはそうではないことがわかります」「この作品は何度も書き直されています。それぞれの作品が別の魅力をもっていて、とくに源流となる『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』は、生命力にあふれた傑... 続きを読む
  • 恒例、豊橋夏の聴き会②
    bassclef君宅での聴き会の報告を続ける。後半は、マイルス・デイヴィスのプレスティッジ・レーベル初期作品を集中的に聴いていった。ネコパパもsige君もマイルスには目がない。とくにこの辺りは学生時代から繰り返し聴いてきたものだ。それでなお、この新鮮さ。次から次へと聴きだすと、もうとまらない。あっという間に数時間過ぎてしまった…『コレクターズ・アイテムズ』より、『ノー・ライン』『バイヤード・ブルース』1956.5チ... 続きを読む
  • 恒例、豊橋夏の聴き会①
    待てど暮らせど、路面電車が来ない。豊橋駅前の停車場は長蛇の列だ。sige君と待つこと30分。「事故のため、ご迷惑をおかけしています」と、外部スピーカーからアナウンスを流しつつ、ようやくやってきた。豊橋の中心街付近で、軽自動車と路面電車が正面衝突したという。路面電車は信号で停車するし、線路上を車が横切る。こんな事故もあるだろう。けが人など無ければいいが… と思いつつ、bassclef君宅へ到着。訪問の度に、... 続きを読む
  • うさぎの時間はよい時間
    児童文学作家 岡野薫子講演会を聞く。 2012年8月7日 新城文化会館演題は『創作の原点は子ども時代に』 おかの・かおるこ 1929年、東京生まれ。1945年、財団法人調布高等女学校(現・田園調布学園)卒業。戦時中を両親の郷里藤枝にて過す。1948年、官立東京農業教育専門学校附設女子部卒業。科学雑誌の編集、科学映画脚本家を経て、作家となる。『銀色ラッコのなみだ』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞・NH... 続きを読む
  • 名曲喫茶探訪③
    阿佐ヶ谷の名曲喫茶『ヴィオロン』は、二度目の訪問になる。 アヤママと脱原発デモに参加した、その帰り。隣り合っているタイ料理店『ビッキーニ』でまず食事をして、そのあとでちょっと立ち寄ろう、と目論んでいたのだが、時間が押して、食事の時間が遅くなり、閉店時間が過ぎてしまった。ビッキーニの料理はとても美味しく、ヴィオロンは次の機会でいいかな…と思っていたら、店員に交じってレジ打ちやレシート書きをしてい... 続きを読む
  • 名曲喫茶探訪②
    神保町の名曲喫茶『ピアノフォルテ』場所は山の上ホテルの真裏。名曲喫茶という言葉から想像される、時間が止まったような薄暗さ、古風さとは無縁の、すっきりと現代的に洗練されたお店である。CDとDVDの再生が中心。システムはマッキントッシュで統一された精悍なもの。音の感じは、透き通った湖水を思わせる透明度の高さだ。お店に入ると、おなじみの名盤が掛かっていた。ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲ニ長調ヘンリク・シ... 続きを読む
  • 名曲喫茶探訪①
    今回の東京行きは、ちょっとした名曲喫茶めぐりになった。まずは川越の「アマンダ」隣りあう二軒の古い民家を使って、父と娘がそれぞれ一軒ずつ店を持つという珍しさ。お目当ては「アマデオ」という店だったのだかいかにも古そうな、そちらの店は改装閉店中。店に座っていたマスターと思しき初老の男性に声をかけてみると、「隣の店でもやっていますよ。音響もいいですのでぜひどうぞ」とのこと。隣の店は「アマンダ」対照的にカラ... 続きを読む
  • デモと特撮
    8月某日 娘夫婦・息子の様子を見がてら…と言いながら、いろいろと企み、東京に出かけたネコパパとアヤママ。 まずは毎週金曜日夕刻に、霞ヶ関 国会付近で行われている脱原発集会に参加。   活動時間は午後6時から8時までの2時間。デモ行進はなく、周辺にセットされた各集合場所にめいめいが集合し、自分なりのアピールを繰り返すというシンプルな方式です。地下鉄桜田門を降りて、国会議事堂に向かって... 続きを読む
  • 急ぎ足の博多
    長崎から博多へはJR九州の特急で。かもめ1号・かもめ2号とあって、「白いかもめ」「黒いかもめ」といわれているんだろうか。対照的なデザインの特急車両である。ネコパパとアヤママが乗ったのは黒い方。   まるで「ゴジラ」の映画に出てくる対ゴジラ兵器の「スーパーX」みたい。車両内部も、グレーの一色でものものしく決めてます。約1時間半で博多に到着。 長崎とは違って、異国情緒漂う都会です。まずはレ... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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