• 確固たる歩みで進む音楽
    角田剛亮(つのだ こうすけ)氏。 この指揮者の音楽を、聴いてみたかった。 オーケストラ活動もやっている娘・店長の連れ合いの後輩に当たる人。ドイツに留学して修行を積み、着々とキャリアを築いている、若きマエストロである。  刈谷市民管弦楽団。初めて耳にする団体。既に20年の伝統があるそう。二つの中学校にオーケストラ部があるという、刈谷市の音楽層の厚さが、市民オーケストラの支えになっているよ... 続きを読む
  • 木の香りに響く歌
    6月某日音楽愛好家仲間のつながりで、今日は岡崎のkonken君のお宅を訪問。konken君は建具職人で、自宅を兼ねた仕事場でもある工房の二階に、広い居間を持っておられる。木の香りのするリスニング空間である。部屋を彩る作りつけのレコードやオーディオの棚、机など、多くが主人の手になる手作りの品々。  この日は、気の置けない仲間の集まりで、ネコパパは、わが友、豊橋のbassclef君からお誘いを受けたのだ。 参... 続きを読む
  • 8400円ですが…
    ちょっと勇気を出して購入しました。 CD版 永遠の故郷 吉田秀和 集英社2012/6/15   ネコパパ基準だと高い買い物なんだが、送られてきた現物を見て、納得。装丁がすばらしい。いいモノを手にする充実感が伝わります。筆者の、内容への思い入れと、編集者の、筆者への最大限の敬意が立ち上ってくる…といえば言いすぎでしょうか。   四冊の本体には、自伝的随想『永遠の故郷』四部作に取り上げられた歌曲の、... 続きを読む
  • 血潮のたぎる人間の歌
    コンヴィチュニーを聴いたら、トスカニーニも聴きたくなった。本当に久しぶりのこと。 一番手近にあったのは、1952年1月に録音されたRCA盤のCDだ。  アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 カーネギー・ホールでの、レコーディングと放送を兼ねた録音。彼の録音暦でいえば、比較的晩年にあたるもの。録音は鮮明だが、残響が少なく、ちょっと硬い感じの音である。トスカニーニの録音は、場所に関係なく... 続きを読む
  • 言葉に肉薄する
    同期のsige君とともに愛知大学国文学会に出かける。今年度は、大学の主要学部が名古屋駅前の笹島に移転、懐かしい豊橋校舎は、もはや三つの学部を残すのみ。広大な敷地と古い建物、緑の香りに満ちたこの「場所」自体に、学問をやるという空気が存在するのに…そんなネコパパの感覚は、もしや時代遅れなのか。機能的ではあるがいささか殺風景でもある新しい学舎の光景と比較して、ついそんなことを考えてしまった。  研究... 続きを読む
  • 古武士たちの田園
    マズアとライプツィヒ・ゲヴァントハウスの演奏を聴いたら、同じオーケストラを指揮したフランツ・コンヴィチュニー指揮の盤も聴きなおしたくなった。http://www.hmv.co.jp/product/detail/1915586  1960年3月、ライプツィヒのヴェタニア教会での録音、とある。古くから、廉価なフォンタナ盤として日本では親しまれてきた懐かしい盤だ。  ゆったりしたテンポで全曲を通している気がしていたが、それは勘違いだった... 続きを読む
  • 放射線測定できるスマホ ソフトバンクが新製品発表
     ソフトバンクモバイル(SBM)は29日、今夏に売り出すスマートフォン(多機能携帯電話)などの新製品を発表した。東京電力福島第一原発の事故を受け、放射線を測定できる端末を開発。製品の大半を新たに割り当てられた電波帯に対応させるようにした。   放射線が測定できるのは、7月中旬以降に発売するシャープ製のスマホ「パントーン」(アンドロイドOS)。シャープが独自開発したシリコン半導体を使い、ガンマ線... 続きを読む
  • レイ・ブラッドベリ氏逝去
    SF作家のレイ・ブラッドベリさん死去   「火星年代記」「たんぽぽのお酒」など文芸の香り高い作品で知られ、SFの叙情詩人と称された米国の作家レイ・ブラッドベリ氏が5日、ロサンゼルスで死去した。91歳だった。死因などは不明。  高校を卒業後、新聞売りをしながら各種雑誌に作品を投稿。1947、48年とO・ヘンリー賞を受賞し、短編の名手の名声を獲得した。  地球人の火星探検、植民記「火星年代記... 続きを読む
  • ゴルゴ、マタイを聴く?
    政治・経済・文化なんでもありの長期連載漫画『ゴルゴ13』さすがに、クラシック音楽のネタは少ないが、フルトヴェングラーのライヴ録音を題材にした話もあったし、聴覚に優れた指揮者を狙撃相手にした話もあった。 それに比べると、今回は小ネタですが… 第522話『13番目の客』(『ビッグコミック』 5月25日号 小学館) バッハ好きの元CIAの職員が、退職後妻とドイツ旅行に出かける。ライプツィヒのホ... 続きを読む
  • 若きマズア、ゲヴァントハウスを振る
    親日家で来日も多く、髭の風貌もなかなかにチャーミング、さらには東西ドイツ統一に大きな役割を果たした人…と、話題性も豊か。指揮者クルト・マズアの印象である。  でも、初来日から40年以上にもなるのに、クラシックファンの評価は…どうなんだろう。 以前、名古屋のオーディオ店Pで、マズアのレコーディングに立ち会った方のお話を伺ったことがある。「マズアは、本当は、素晴らしい指揮者なんです。目の前でラ... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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