• メアリー・スミスは起こしやさん
    『メアリー・スミス』  ■アンドレア・ユーレン■千葉茂樹訳■32p■光村教育図書 2004/7  http://www.ehonnavi.net/ehon/8128/%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9/  月曜日の朝、夜明けはまだまださきなのに、メアリー・スミスはもうおでかけだ。町外れの家を出て、寝しずまった家いえを1軒2軒と通り越し…。ゴムのチューブに豆をこめ、吹いて飛ばすその仕事とは... 続きを読む
  • 歴史的なハイファイ録音
    歴史的なハイファイ録音、というのはこういうものか。マーキュリー・レーベルの巨大ボックスセットが到着。いくつか聴いてみた。http://www.hmv.co.jp/product/detail/4246288   フィエスタ・イン・ハイファイハワード・ハンソン指揮 イーストマン・ロチェスター管弦楽団   1. メキシコ狂詩曲(マクブライド) 2. サヴァンナ川の休日(ネルソン) 3. ケンタッキー山の肖像(ミッチェル) 4. ジョー・クラーク... 続きを読む
  • ジャズ聴き初め
    ジャズも、楽しんでます。1月に聞いたいくつか。  『ムード・インディゴ』デューク・エリントンドクター・ジャズ K18P6351/2(LP)会場の雑然とした雰囲気の中から流れ出す「ムード・インディゴ」から始まるエリントン・オーケストラのライヴ録音。1964年5月31日シカゴ、ホリディ・ボールルーム。定番の「Aトレイン」はやらず「サマータイム」などのスタンダードを交えながら演奏が進む。ボールルームでの演奏は、フェスティヴ... 続きを読む
  • 過酷すぎる通過儀礼
    『ひねり屋』■ジェリー・スピネッリ■千葉茂樹訳■理論社■1999/9http://www.amazon.co.jp/dp/4652071736アマゾン紹介文よりウェイマー発、鳩は白い木箱につめられている。箱に取りつけられたロープでふたが開閉され、一羽ずつシューターの前に解き放たれる。ほとんどの鳩は撃ち落とされる。地面に落ちた鳩は「ひねり屋」とよばれる少年たちによって回収される。少年の孤独な成長。衝撃的サスペンス。98年度ニューベリー賞オナー。 &n... 続きを読む
  • ジャズのある場所
    1月某日名古屋に新しく開店したジャズ喫茶Daysにいってきました。住宅街にあるビルの2階。ジャズ・ファンの自宅にお邪魔したという雰囲気の、白を基調とした明るいお店です。 入り口を入るとずらり並んだ戸棚に膨大なアナログLP。そこを通過すると客席に。窓際にはイギリスの歴史的スピーカー、ヴァイタボックスが鎮座しています。  音量は大きすぎず小さすぎず、絶妙のバランスです。響きは形や大きさから予想さ... 続きを読む
  • いくつもの国境の中で
    『ボグ・チャイルド』■シヴォーン・ダウド■千葉茂樹訳■ゴブリン書房2011/1■定価2000円 http://www.amazon.co.jp/dp/4902257211   「日本イギリス児童文学学会」で存在を教えられた一冊。 ひさしぶりに長編を読む醍醐味を堪能することができた。   1981年、北アイルランド。国境近くの村に暮らす高校生・ファーガスは、紛争が続くこの土地から離れて、イギリスの大学で医者になることをめざしていた。ある日、こづかい稼... 続きを読む
  • カンテルリとワルターの廉価ボックス
    またしても散財の危機…経営危機で分裂売却が報じられるEMIから次々に注目の廉価ボックス音源が発売される。 夭折の名指揮者グィド・カンテルリの商業録音のほぼ全部。巨匠ブルーノ・ワルターのSP時代の録音の代表的なもの。 ありがたい反面、こうしたまとめ売りよりも、当時のジャケットや音質に配慮して一点一点、丁寧に発売することが、演奏家の過去の遺産を「ひとつの作品」として扱う姿勢ではないか、という気がしな... 続きを読む
  • 聴き初めのバッハ
    今年の聴き初めもJ・S・バッハ。 バッハの音楽は、フォーマルでありながら、決して威圧的にならない。内容がしっかり詰っているのに、押し付けがましさがない。均整の整った佇まいが、調和した世界の存在を予感させる。そこが新年にふさわしい… 昨年末、NHKでリッカルド・シャイー指揮の『クリスマス・オラトリオ』が放送されていた。  2009年のクリスマスにパレスチナ暫定自治区にある生誕聖誕教会とエルサレ... 続きを読む
  • きみに出会うとき
    きみに出会うとき■レベッカ・ステッド■ないとうふみこ訳■ハードカバー: 265ページ■東京創元社 (2011/4/21)■1995円http://www.amazon.co.jp/dp/4488013309 きょう、ママにハガキがとどいた。三年間応募しつづけて、ついに当選したんだ。うちのママが「ピラミッドクイズ」に出場する。“あなた”の予言のとおりだ。ミランダはママとふたり暮らし。ある事件以来、親友だったサルとはろくに口もきいてない。でも、新しい友だち... 続きを読む
  • 今年のウィーン・フィル、ニューイヤー
    ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート、今年はリアルタイムでじっくり視聴できました。マリス・ヤンソンスの指揮は、舞踏感覚よりも音の強弱で陰影をつけていくもの。几帳面だが、流して振っている感じはなく、曲の面白さが素直に伝わってくるものでした。「稀有のコンサート」という性質のものではなく、まあ平常心で楽しめるもの。でも、さすがに終盤近くのヨーゼフの2曲は手に汗を握りました。  順を追って、感... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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