• EMIグレート・レコーディングス・オブ・ザ・センチュリー・ボックス
    こんなボックスを入手しました。さきのデッカ盤も聴き終わらないうちに…と笑われそうです。でも、CDの時代も盛期を過ぎ、こうした「お買い得」の製品が出回るのも短い期間と思うので、手に入るうちに…という気持ちもあるのです。 EMIグレート・レコーディングス・オブ・ザ・センチュリー・ボックス(31CD) 輸入盤    リストはこちら。 http://www.hmv.co.jp/product/detail/4221976 とても... 続きを読む
  • シンポジウムに参加して
    ペンクラブのシンポジウムに参加して思ったこと。 まず、国際ペンクラブの支部である日本ペンクラブの一部門に子どもの本の委員会ができたこと。 そのこと自体が、意義が深い。世界でも、日本だけのことという。イギリスはなぜないの、と聞きたくなるが。関西の一線の作家、評論家、漫画家が一堂に会したことも、貴重な機会だ。ただ、今江祥智さんもおっしゃっていたが、パネラーの顔ぶれが豪華なだけに2時間という枠はちょっ... 続きを読む
  • シンポジウム「子どもの物語・大人の物語」④
    ひこ「では、会場の方からの質疑応答に行きましょう。」 質問者A「マンガの分野では、ボーイズラブ(BL)というテーマを享受している読者層があります。それについてのお考えを…」 越水「ボーイズラブは「萌え系」にふくまれるのかな。病弱な少年が主人公の畠中恵『しゃばけ』もそうだし『新撰組』人気もその流れですね。いずれも男と男の友情に萌える分野です。でもこれをとくにBLと読んで区別しなくても良い気がします。... 続きを読む
  • シンポジウム「子どもの物語・大人の物語」報告③
    川島今の編集部は、昔と違ってほぼ女性ですよ。しかも、下請けの編集プロダクションがほとんどです。里中60年代当時は、本社の人が編集でほぼ男性。3人くらいでひとつの雑誌を担当していました。私は、編集者とのかけひきをうまく続ければ、いつかは描きたいものが描けると思っていましたね。『季節風』は、新田次郎の作品から題名をお借りしたのです。このタイトルで雑誌連載されていて、いいなと思っていたのですが、一冊の本... 続きを読む
  • シンポジウム「子どもの物語・大人の物語」報告②
    今江「令丈さん、越水さんは、児童文学などお読みになるんですか。」   越水「漫画を読むと脳が育たない…結果が私やな。今日、里中先生が来られるというので、勇んで持ってきました。当時の連載作品の切り抜きファイルです。これを夢中になって読んでいた少女時代にも、感じていました。里中先生は、子どもとか大人とかを越えて描いているということを。たとえ、内容に読者の子どもにはわからないことがあるとしても。現在、... 続きを読む
  • シンポジウム「子どもの物語・大人の物語」報告①
    報告が遅くなりました。作家たちの貴重なディスカッションの様子を、ネコパパの走り書きでご紹介します。言葉通りではありません。不明な点がありましたら、お知らせください。これは日本ペンクラブの、関西での初めての催しで、世界に先駆けて発足した「子どもの本委員会」の最初の会合となりました。日本ペンクラブ前会長は「子どもの本こそが壁を乗り越えるツール」という意見を持っていたそうです。ディスカッションは作家であ... 続きを読む
  • 広上淳一、京響『新世界』!
    初めての会場で、京都市交響楽団の演奏をききました。昨年4月に開館したばかりの大ホール、和風のデザインは京都市コンサートホールを思い出させます。プログラムがとてもおもしろい。指揮は広上淳一、私が近年最も期待を寄せている指揮者で、ライヴに接するのは二度目。前半の大河ドラマのテーマ曲集は、次の曲目。『天地人』大島ミチル『秀吉』小六禮次郎『江』吉俣良『龍馬伝』佐藤直紀『新撰組!』服部隆之『徳川慶喜』湯浅譲... 続きを読む
  • 『大地の歌』をライヴで体験
    聴いてきました。交響曲『大地の歌』20代の方が多い、若々しいアマチュア・オーケストラ。しっかりとしたアンサンブルで、この難曲にまっすぐに立ち向かう姿は清々しいものでした。マーラーの音楽は、ライヴ演奏がとりわけ「利き」ます。それは、この作曲家が楽器の一つ一つに徹底して神経を通わせた曲作りをしていて、音が鮮明になればなるほど、それがはっきりと明確になってくるためでしょう。生演奏の良さを味わうには、絶好... 続きを読む
  • COM40年目の終刊号
    懐かしい雑誌が突如、書店に並んだ。http://www.amazon.co.jp/dp/4022140747  自分で購入したことはないが、当時はちかくの団地の書店で欠かさず立ち読みし、亡き友の家では、すべて揃っていたその現物をむさぼり読んだものだ。 手塚治虫『火の鳥』掲載の舞台であったとともに当時第一線の作家たちが妥協のない作品を寄稿し、かつ新人作家の登竜門の役割をはたしていた。目次には、懐かしい作家作品のタイトルがず... 続きを読む
  • 『大地の歌』のコンサート
    10月9日に、こんな演奏会が開催されます。  名古屋シュピールシンフォニカー第3回定期演奏会 日にち:2011年10月9日(日)時 間:4:30pm開演 (4:00pm開場)場 所:愛知県芸術劇場コンサートホール指 揮:井 正浩アルト:菅 有実子テノール:土崎 譲曲 目:ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容マーラー 交響曲「大地の歌」  http://spiel-sinfoniker.sakura.ne.jp/  『大地の... 続きを読む
  • 近江八幡
    今西先生の「水の流れ」に刺激されたのか、久しぶりに描きたくなった。2年前にスケッチして、描きかけのまま放置していたもの。やっぱり水は難しい。... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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