• 緊急時避難準備区域 解除へ
    緊急時避難準備区域 解除へ NHK 9月30日 12時13分 原発事故を受けて政府が福島県の5つの自治体を指定した「緊急時避難準備区域」が、30日夕方、解除されます。歓迎する住民がいる一方で、放射性物質の除染が進まないと不安だという声も相次いでいます。原発の異常事態に備え避難の準備が求められている「緊急時避難準備区域」には、福島県の南相馬市、田村市、広野町、楢葉町、川内村の5つの自治体が指定されていて... 続きを読む
  • クリュイタンスのフォーレ、レクイエムSACD
    エソテリック名盤復刻シリーズの最新作。購入は、迷った。以前入手して「これは自分には合わないなあ」と感じて手放した記憶があるからだ。だいぶ以前のことである。 曲の美しさはたとえようもなく、またその名曲のもっとも有名な盤のひとつなのは知っていた。しかし、以前にも記しているように、私はクリュイタンスなら1950年録音の旧録音、音は古いにしても、その清楚純朴な響きが好きでどうして新録音はこんなに厚ぼったく... 続きを読む
  • EU、音源著作権保護期間を延長
    こんなニュースです。レコードにおける実演の保護期間を延長するEU指令が採択 去る9月12日、欧州閣僚理事会は、レコードに固定された実演の保護期間を、実演後50年から70年に延長するEU指令を採択した。EUでは、加盟国の著作権及び著作隣接権の保護期間を調和するために、実演の保護期間を実演後50年とする保護期間指令が1993年に採択されていた。今回の指令は、この保護期間指令を改正するものである。これにより、... 続きを読む
  • 指揮者ザンデルリング、逝去
    ドイツの指揮者、クルト・ザンデルリング氏逝去。9月18日、99歳の誕生日を迎える前日だったとのこと。ご冥福をお祈りいたします。    ラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番。リヒテル(ピアノ) ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル  これは『レコード芸術』の70年代の別冊付録の「レコード総目録」に、かなり長い期間掲載されていたレコードである。だが、そんな録音は実在していない。これがその実物。 &... 続きを読む
  • クリヴィヌの『海』
    ドビュッシーの交響詩『海』。 正確には交響詩ではなく「三つの交響的スケッチ」というのだそうだが交響詩、という日本語がこれほど似合う音楽もないのではないか。実景の描写ではなく心の中の印象を音楽にした純粋音楽だから、交響詩という言葉はあたらない、という人もいるが、私はむしろ、それこそ「詩」という言葉であらわすべきものと思う。 さて、この曲、亡き友に誘われてブーレーズ盤を耳にし、たちまち魅力に取... 続きを読む
  • ヴェネチアの水面を時は流れる
    9月某日アヤママの高校時代の恩師で画家の今西先生の個展に出かけました。今西英雄展-濃彩パステルの世界「イタリア紀行」名古屋 ギャラリー タマミジアム会期   2011年9月15日(木)~9月20日(火)骨太で陰影の濃いパステル画で描きだされたヴェネツィアを中心としたイタリアの風景。中でも印象的だったのは、ヴェネツィアを流れる運河の水面が一枚一枚、全く別の色彩と表情で描写されていること。水というのは、絵にする... 続きを読む
  • オクタヴィアからもボックスが
    オクタヴィア・レコードから次のようなセットが発売されるようです。10周年企画のふたつのセットに続く第3弾です。興味深い内容だったので、さっそく予約しました。特にインバル指揮マーラーの第5交響曲の新盤や、ズヴェーデンのストラヴィンスキーは聴いてみたかったものですし、日本の若手によるベートーヴェンやドビュッシーのピアノ曲、オッテンザマーたちの室内楽作品にも期待が高まります。ブルックナーの作品をオルガン... 続きを読む
  • クイケンのブランデンブルク協奏曲
    シギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドによるJ.S.バッハの傑作「ブランデンブルク協奏曲」全6曲の2009年最新録音。http://www.hmv.co.jp/product/detail/3895308  チェロ・パートがヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩のチェロ。ヴァイオリンのように顎で構えるタイプの小型チェロ)によって演奏されているのが特徴だ。そして編成は、近年流行の《ひとつのパートは一人の奏者》というスタイルによ... 続きを読む
  • 新鋭作曲家のコンサート
    こんなコンサートを聴いてきた。場所はごく普通のマンションの一室。靴を脱いでスリッパに履き替え、「居間」に入っていくとそこは最大50人ほどの観客がはいることか゛できる、コンサート会場になっている。芸術大学出身の若い音楽家たちがよく利用する場所なのだそう。二人の作曲家の作品は、ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとピアノ、チェロとピアノ、フルートとピアノ、ピアノトリオ…と多様な楽器編成。二人曲はそれぞれに個性的... 続きを読む
  • マイルス・イン・ストックホルム1960
    Emoくん提供の音源。CD4枚組の大作だ。マイルス・デイヴィス・イン・ストックホルム1960http://www.amazon.co.jp/dp/B00001ZU3Kこれをめぐる、Emoくん、Sigeくん、ネコパパのメールのやり取りが面白い。ちょっと手をくわえて転記し、紹介の言葉としたいと思う。E「これは、すごいですよ。私、半分泣きながら聴きました。マイルス、1960年ストックホルムでのライブのコンプリ盤です。(こんなのがあるとは知らんかった!)1960年で... 続きを読む
  • サンデル教授の「究極の選択」
    マイケル・サンデル 究極の選択 第2回 「震災復興・誰が金を払うのか」NHK BS1 9月10日(土)午後9時~10時13分   番組説明ハーバード大学マイケル・サンデル教授が、インターネット中継で、東京、ハーバード大学、上海復旦大学の学生たちに向けて難問を投げかけ、白熱の討論を繰り広げます。今回のテーマは、震災からの復興について。これはもちろん日本だけの問題ではありません。ハリケーン・カトリーナ、四川大地震な... 続きを読む
  • デッカも大規模なボックスを企画
    グラモフォン、RCA、ヴィヴァルテなど、代表的な音源を網羅したボックスセットが次々に出ている。ネコパパは、グラモフォン111の後編(黄箱)とヴィヴァルテを購入し少しずつ聴き進めているのだがいやその内容の濃いこと。食わず嫌いの未知の曲をあらためて聞き直す喜びもある。 さて、名録音で知られるデッカも、今回同様のセットを発売するという。さっそく注文した。発売は10月20日とのこと。デッカなのだから、大... 続きを読む
  • 子どもの本 シンポジウム開催
    こんなシンポジウムが開催されるようです。とりあえず予約しました。 シンポジウム「子どもの物語・大人の物語」2.主 催:日本ペンクラブ  後 援:読売新聞社 朝日新聞社 財団法人国際児童文学館 大阪府子ども文庫連絡会 日本児童図書出版協 会 日本YA作家クラブ3.日 時:平成23年9月24日(土) 午後2時~4時4.場 所:大阪産業創造館会議室E〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1丁目4-5TEL: 06-626... 続きを読む
  • 暴風下のオーディオフェアで
    暴風警報にもかかわらず…名古屋・吹上で開催の「オーディオフェア」に出かける。 時間の関係でお目当ての講演会は聞けず、レコードを漁ったり、出品ブースを冷やかしたりして時間をすごした。この日の収穫は、高級オーディオメーカー、エソテリックの担当の方にお話が聞けたこと。恰幅の良い、いかにも技術畑という風貌の人である。この社が販売しているSACDのシリーズについてお尋ねしたのをきっかけに、貴重なお話をた... 続きを読む
  • カザルス、戦後の「無伴奏」録音
    カザルスのプラド音楽祭での無伴奏チェロ組曲第3番、第5番の演奏について。演奏会場はクサ修道院、または、サン・ピエール聖堂。ボンのベートーヴェンハウスとは違って、響きが多い。それを考慮して、マイクは楽器に近接して設置しているようだ。弦をたたきつけるような弓の音や、カザルスの唸り声をしっかりと拾っている。第3番は、組曲の中でももっともポピュラーな作品で、カザルスも1915年に抜粋録音をおこなっている。... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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