• アヤママと東京へ
    7月某日 アヤママと二人で東京に出かける。三泊四日、しかも車での移動という、ネコパパにとって初めての体験。息子・銀鼠は4月から都内で一人暮らし。「やりたいこと」があり「なりたいもの」がある銀鼠君は、いろいろと厳しい状況をかいくぐりそれでも、やりがいをもって生活していた。京都にいたときよりも居住性の厳しい暮らしぶりをしているが4ヶ月前の顔とはどこか違うものを見せていた。銀鼠君も大人の顔になりつつ... 続きを読む
  • しげちゃん
    自分のことを言うとき、「私は」とか「おれは」とかいうのではなくどうどうとフルネームで「○○○○はこう思う」という人がときどきいます。自分の名前を自信を持って押し出してくる。きっと、自分にも自信を持っているんでしょうね。私には、なかなかできないな…と、ネコパパは思います。姓だけ、名だけならまあ、言えるのですが、フルネームとなると、とたんに躊躇してしまう。ふしぎです。さて、みなさんは、自分の名前にどんな気... 続きを読む
  • 広河隆一講演会
    7月18日名古屋国際会館で広河隆一氏の講演会を聞く。 「巨大事故の時に何ができるのか」 広河隆一(DAYS JAPAN編集長)  福島のの原発事故で、政府がどれだけの「気休め情報」を流し、情報操作を図ったのか。広河さんの話を聞いていると、つくづく国民は軽く見られているなと思う。しかし、見ている人は見ている。考える人は考えている。講演会の趣旨を伝えることで、考える人が少しでも増えることを願っている。 ... 続きを読む
  • ジブリ版『魔女の宅急便』再見
    ひさびさにTVで『魔女の宅急便』を見る。よかった。  ネコパパは角野栄子の原作小説のファンである。 一人の女性の一代記といっていいスケール雄大な原作と、つい比較してしまうせいかこの映画は、宮崎駿オリジナルの『天空の城ラピュタ』などに比べるとどこか小ぶりで、物足りない感じがしていたし、正直言って、原作のよさを生かしきっていないとも感じていた。 しかし今回再見してみてやはりこれはいい作品... 続きを読む
  • バルビローリの3枚
    1970年の日本万国博を記念してフィルハーモニア管弦楽団(当時はニュー・フィルハーモニア)が来日することになり、指揮者として同行するのがサー・ジョン・バルビローリ、と決まっていた。当時クラシック音楽を聞きだしたばかりの中学生だった私は来日公演がテレビ放送されるのを楽しみにしていた。 ジョン・バルビローリという指揮者になじんでいたわけでも、レコードを持っていたわけでもなかった。むしろこの人、英国の... 続きを読む
  • 『魔笛』序曲の冒頭部分を聴き比べ
    先日の西尾フィルで『魔笛』序曲冒頭の演奏に違和感を感じたことについて確認しようと、手持ちの音源を聴いてみた。ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団 1961年録音オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団 1960年録音(全曲盤とは別)オトマール・スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン 1976年録音カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー 1963年録音フェレンツ・フリッチャイ指揮... 続きを読む
  • タタン、タタン
    7月10日Sige君と西尾フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聞きに行く。Sige君の友人が、夫婦で参加しているということで、招待を受けたのだ。二人ともエキストラ参加だが本人はヴィオラ、奥様はヴァイオリン。夫婦揃っての楽興の時。なんとすてきなことだろう。  曲目は モーツァルト『魔笛』序曲シューベルト 交響曲ロ短調『未完成』(反復あり)ブラームス 交響曲第2番二長調(反復なし)アンコール曲はシュー... 続きを読む
  • ほんとうに「希望のヒマワリ?」
    これは2011年7月10日付朝日新聞の記事。  原発被害復興への「希望」を喚起するポジティブな記事と見える。しかし、本当にそうだろうか。 青空とヒマワリ。放射性物質吸収の効果をたよりに、ヒマワリを植えていこうという市民運動があることを報道している。写真下には編集委員の名で「チェルノブイリに学べ」とも。チェルノブイリ救援プロジェクトで、地中の放射性物質の吸引効果のある菜種やヒマワリの植栽... 続きを読む
  • ウィーンの森の聴き比べ
    偶然入手した英デッカ初期盤の音はどんなものか。手持ちの盤と比較してみた。曲は「ウィーの森の物語」プロデューサー/エリック・スミス クリストファー・レイヴァーンエンジニア/ジェイムズ・ブラウン ゴードン・パリー録音/1962年 ウィーン ゾフィエンザールデータでは二人ずつになっているが、これは録音日によってスタッフが交代したからと思われる。もっと詳しいデータが欲しい。まずは日本盤。1970年発売のSL500... 続きを読む
  • 懐かしい風景
    7月某日ネコパパはアヤママとドライブ。以前住んでいた豊田市陣中町の様子をみてちょっと足をのばして足助まで。この豊田市の一角で、20代から30代までの激動の若き時代をすごしたネコパパでしたが最近ではすっかり疎遠になっていました。「ずっと行っていないでしょう。いちどネコパパにみせたいのよ」とさそったのはアヤママでした。久々に来てみると、かつて新婚当時住んでいたアパートはそのままだったものの道路拡張計画... 続きを読む
  • 英デッカ オリジナル盤?
    名古屋ブルックナー管弦楽団の演奏会に出かけた日、たまたま近隣で中古レコードのセールが行われていた。数多くの中古店が参加する催しで、ネコパパは暇があれば出かけている。 もっとも、高価な初期盤などは「へエー」と眺めるだけで、実際に購入するのはバーゲン盤ばかりである。概してクラシックはジャズやロックに比べてずっと安価で品質も、まあそんなに悪くないものが多い。 これは、クラシックはジャズと比べてプ... 続きを読む
  • 演奏はお見事、客入りは…
    名古屋ブルックナー管弦楽団の演奏会に出かける。会場の中京大学文化市民会館オーロラホールは、4000人収容(うそ)の大きな多目的ホールで、愛知芸術文化センターや、電気文化会館、しらかわホールなど音響の優れた音楽専用の会場ができる前は、当地きっての「音の良いホール」として定評があった。その、もっとも音がいいといわれる二階席最前列で、ネコパパ、emo君、sige君の3人は2時間半にわたる長い演奏会に耳を傾けるこ... 続きを読む
  • マーラーとブルックナーが同日に
    あす、7月3日のコンサート情報を見ていたら二つのアマチュア・オーケストラの演奏会の知らせが目に付いた。名古屋市民管弦楽団第66回定期演奏会◆(名古屋マーラー音楽祭)マーラー/交響曲第6番「悲劇的」モーツアルト/「魔笛」序曲指揮:現田 茂夫日時:2011年7月3日(日)開演時間:13:30 (12:45開場)愛知県芸術劇場コンサートホール名古屋ブルックナー管弦楽団17回定期ブルックナー/交響曲第5番 シューベルト/... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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