• 今江祥智さん講演『読むという冒険』
    今江祥智さんに、お聞きしてみた。「先日、神宮輝夫さんに伺ったことなのですが、戦後のリアリズムの実験の時期を経て、現在の児童文学は、男性作家を中心に『物語』に移行しようとしている。リアリズム表現の成果をすぐれたかたちで継承しているのは主に女性作家で、その表現は完成の域に達しているが、男性作家は急激に『物語』への傾斜を強めている。今後子どもたちにふさわしい作品形態は『物語』なのではないか…というお話で... 続きを読む
  • クレンペラー、ウィーンでの歴史的演奏会
    1960年、指揮者オットー・クレンペラーは手兵フィルハーモニア管弦楽団とともにウィーン芸術週間に出演。ベートーヴェン交響曲全曲チクルスという大規模なコンサートに挑んだ。 その模様は録音されたが、正規の契約を経て発売されたものはないらしい。有名な音楽批評サイト『An die Musik』の伊東さんが熱情的なコメントを書かれている。 >クレンペラーは齢75。幾多の災難を乗り越え、再起不能を囁かれつつも、そ... 続きを読む
  • 白菜の絵
     高校時代の友人である深津真也さんが、二人の画家たちとともに「スーパーリアリズム 細密画3人展」を開催しています。場所は、東京・銀座のスパンアートギャラリー。1月29日までの開催。ただし日曜日はおやすみとのこと。詳細はこちらに。http://www.span-art.co.jp/fset_ex/201101superr.html   上から、瀬戸照さんの「石」田嶋徹さんの蜂の「巣」深津真也さんの「白菜」 「白菜」とは、自らユリを栽... 続きを読む
  • 本は、これから?
    こんな新書を読んだ。 本は、これから池澤夏樹編岩波新書http://www.amazon.co.jp/dp/4004312809  グーテンベルク革命から五世紀。電子の端末が膨大なコンテンツから美しい「ページ」を開くこの時代、あなたにとって「本」とはいったい何か。それはいかに変貌するのか。書店・古書店・図書館・取次・装丁・編集、そして練達の書き手・読み手の位置から、鋭いアンテナの持ち主たちが応える―本の過去と未来を俯瞰する... 続きを読む
  • ヴィヴァルテ・ボックス間もなく到来
    メジャーレーベルが新譜を減らす一方、旧譜の格安放出をやっている。前の記事に取り上げたグラモフォン・ボックスに続いてソニーから出されたピリオド演奏のレーベル「ヴィヴァルテ」のボックスセット(60CD)を注文。http://www.hmv.co.jp/news/article/1011270001/日頃「ピリオド楽器は抵抗がある、素直に心に触れてこない」「ノンヴィヴラート奏法は何かへん」云々と書いているくせにこれは何だ、と言われてしまいそうだが、この... 続きを読む
  • 新年の聴き会②あるいは この世で1000枚の…
    1973年、大阪フィルハーモニー交響楽団が東京公演。音楽監督の朝比奈隆は、「玉砕覚悟で」と、決意を持って公演に臨みました。演目は、ブルックナーの交響曲第5番。後に彼らの代表的レパートリーになる曲ですが当時は何度やっても会心の演奏ができなかったという曲目だったようです。しかし、東京公演は朝比奈自身も満足の出来。会場の東京文化会館は喝采の嵐に包まれたのです。  その観客のひとりが、前衛演劇を中心と... 続きを読む
  • 新年の聴き会①
    Sige君とEmo君が来訪、今年初めての聴き会となりました。ネコパパは最近PCへの音源取り込みに忙しく、年末購入したディスクもろくろく聴いていなかったこともあり、今日が事実上今年のディスク『聴き初め』です。まずは年末ネコパパの購入した『ジェリー・マリガン・パリ・コンサート1954』二枚組をSige君と初聴き。これは日本のキングレコードが仏ヴォーグ原盤のシリーズを真っ黒な統一デザインで発売したころのもの。このア... 続きを読む
  • PCに音楽を取り込む
    年末年始、暇を見てはiTunesに音楽を取り込んでいる。リッピングではなくインポートと呼ぶそうだ。音源は、これまでいろいろな人から頂いたCD-Rが中心で、他はアナログLPからデジタル化したものやいくつかのCDから曲を選んで作った自己流ベスト盤も加えている。なぜそんな音源が中心にになったかというと日頃聴く音源がどうしても購入したてのCDに偏りがちになっているからだ。自分でお金を払ったものは、やはり聴く意欲がわく。そ... 続きを読む
  • VPOニューイヤー・コンサート2011
    恒例のウィーンフィルニューイヤーコンサートの生中継を(全曲ではありませんが)視聴。指揮者は今年度初登場のフランツ・ヴェルザー=メスト。デビュー当時のすらりとした痩身、貴公子然とした風貌は20年を経てもほとんど変わっていません。そして指揮ぶりは、カルロス・クライバーを静的にしたような、オーケストラに任せるべきところは任せて、棒も大概、ここぞというところでちょっとおしゃれに身振りする…といったものでした... 続きを読む
  • 謹賀新年
    2011年、到来です。 大晦日は家族でゆったりと過ごしました。ネコパパは27日に納車されたばかりのハイブリッド車と、それに搭載するために購入したIpodのデータ作りに夢中です。アヤママは仕事疲れもあって体調不調気味でしたが、ようやく年末休みになって少し元気になったかな。銀鼠くんは、めずらしくクリスマスには帰省しました。卒業制作もようやく終わり、ひと段落したのでしょう。しかし連絡もせずにいきなり帰っ... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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