• すばらしきドビュッシー
    ドビュッシー・ボックス(10CD)http://www.hmv.co.jp/product/detail/3777057CD1・交響詩『海』(録音:1954年 EMI)・管弦楽のための『映像』(録音:1954&57年 EMI)デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮、フランス国立放送管弦楽団CD2・牧神の午後への前奏曲(録音:1954年 EMI)イーゴリ・マルケヴィチ指揮、フィルハーモニア管弦楽団・夜想曲(録音:1955年 RCA/STEREO) ※HMVの記事ではDECCAになって... 続きを読む
  • ダットさんうみをはしる
    アヤママが保育園の読み聞かせに使うというので、図書館の団体貸し出し制度を使って絵本を借りてきますよ。それを見て、ネコパパは、こんな作品があるのか、と驚くこともしばしば。 60年代の国産車の「名車」が主役をつとめる絵本。シリーズになっているらしい。かつての車マニアにはたまらない絵本ですね。  ダットさん うみをはしる■こもりまこと・作/絵■2009/06■本体1,000円+税■ 教育画劇>日本の名車達が大活躍... 続きを読む
  • 幸せはシャンソニア劇場から
    名古屋女性会館で開催された『愛知平和映画祭2010』憲法や平和を考える多くの団体や個人の支援で開催されているイベントで、ネコパパも毎年出かけている。今回観賞したのは、2008年製作の、とてもおしゃれで、内容も豊かな音楽映画。>『幸せはシャンソニア劇場から』(原題:Faubourg 36)は、2008年のフランス・ドイツ・チェコ映画。 1930年代をイメージしたフランク・トマとライン・ハルト・ワーグナーのシャンソンをモ... 続きを読む
  • スイングジャーナル休刊
    別冊、増刊はしばしば購入したものの、本誌はもっぱら立ち読みか、ジャズ喫茶でめくるくらいで触れてきた。しかし、休刊となると…創刊63年になるという。終戦直後から日本の音楽文化の一端を牽引してきたわけだ。ジャズに関心を持って以来、同誌の評価や、「ゴールドディスク選定」などのマークはディスク購入の一つの目安にしてきた。何しろ数の多いジャンルだから、同じアーティストなら、まずゴールドディスク選定盤から、選... 続きを読む
  • クララ・ハスキルの真価にふれる
    クララ・ハスキル・ポートレート(10CD)CD1・モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番(録音:1953年 RIAS)・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(録音:1954年 RIAS)フェレンツ・フリッチャイ指揮、RIAS交響楽団CD2・モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番(録音:1953年 RIAS)フェレンツ・フリッチャイ指揮、RIAS交響楽団・シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番(録音:1951年 PHILIPS)CD3・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5... 続きを読む
  • 美作七郎と中野「クラシック」
    この一枚からは、古き良き時代の名曲喫茶の香りが漂ってくる。東京、阿佐ヶ谷の名曲喫茶「ヴィオロン」で購入した一枚のDVD。この店にお出かけになれば、まだ入手可能と思われる。http://blogs.yahoo.co.jp/izumibun/31589810.html前半は、2005年に閉店した中野「クラシック」という老舗名曲喫茶をしのぶ「映像によるアルバム」。この店の常連だった五木寛之のエッセイの朗読店主美作七郎の絵画作品の紹介と店の歴史テレビ... 続きを読む
  • トラの百面相
    トラとネコ~ネパールの昔話■プル・トゥリパティ 再話■いばやしまさこ 絵■こどものとも6月号(651号) 福音館書店日本在住のネパール人とそのパートナーの日本人による絵本。原画は、ネパール特産の手漉き紙、「ロクタ紙」に、おそらく顔料素材の絵の具で描かれています。紙の地の色を生かした絵からは、標高1800メートルという、ネパール山岳地帯からの風が吹いてくるようです。ネパールでは、村の老人たちが、毎晩の... 続きを読む
  • ヨウラ・ギュラーのベートーヴェン
    休日にレコード店を散策すると、どこでもショパンの『ピアノ協奏曲第1番』がかかっている。かの映画の影響か。http://blogs.yahoo.co.jp/izumibun/31773037.html同じ映画なら、ネコパパならベートーヴェンの『ピアノ・ソナタ第31番』に注目してほしいのだが、やはり売れ筋となるとショパンなのか。もちろんいい曲だが…と、思っていたらそのベートーヴェンの曲に珍しいものを発見!ずいぶん前にLPが出て、一時は話題になった人... 続きを読む
  • A Child Is Born
    「ジャズで一夜を」で演奏された曲の一つ『A Child Is Born』についてbassclef君からコメントをいただいた。>君がこの曲をよく知ってて「好きな曲」だと判って、とても嬉しかったですよ。あの曲には、なにか祈りのような雰囲気があって・・・静謐さの中に秘めた情感・・・みたいなものを表したい・・・というような難しい曲ですが、本当にいい曲です。確かに、いい曲だなあ!と思っていた。曲名も脳裏にしっかり刻まれていた。二... 続きを読む
  • スタジオジブリ レイアウト展
    5月某日名古屋・松坂屋美術館で開かれている『スタジオジブリ レイアウト展』にでかける。レイアウトとは、アニメーション業界の専門用語で、「台本」に当たる絵コンテから一つ一つの場面を明確に設定したもの。これをもとに、背景画、動画の分業製作が開始される。作成の工程が確立されていなかった時期、当時『場面設定』と呼ばれたこの手法を初めて取り入れたのが、宮崎駿、高畑勲の二人だったという。テレビアニメで初の試み... 続きを読む
  • 小林研一郎のブルックナー
    ブルックナー:交響曲第8番(ハ―ス版)■小林研一郎指揮■チェコ・フィルハーモニー管弦楽団■2001.11.19,30プラハ芸術家の家、ルドルフィヌム ドヴォルザークホール■エクストンOVCL00076ブルックナーの交響曲第8番は、何かと言うと聴きたくなる曲。第4番『ロマンティック』とならぶネコパパの最も愛聴するブルックナーの曲だ。なにが、そんなにいいのか。80分もの大曲、聴きとおすのも大変そう…と普通なら思われがちだが、これ... 続きを読む
  • 井上ひさしと児童文学③
     子どもにとって、およそ教育熱心な親くらい厄介千万なものはない。筆者の母親もご多分にもれぬ「両書が子どもをよい大人にする」主義の狂信者。明日の米代にも事欠くような切羽詰まった時でも、「銀河」や「赤とんぼ」を筆者に買い与えてくれた。「銀河」や「赤とんぼ」は敗戦のあと、いち早く刊行された『良心的な児童雑誌』であるが、これがちっとも面白くなかった。紙面のあちこちに編集同人たちの、子どもは純真なんですよ、... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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