• あの一夜がここに~ワルター&ウィーン・フィル
    エピタフォーン・ヒストリカル・レコーディング・アーカイヴスブルーノ・ワルター スペシャルBOX(2枚組)■ウィルマ・リップ(ソプラノ)■ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)■アントン・デルモータ(テノール)■オットー・エーデルマン(バス)■指揮:ブルーノ・ワルター■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団■1956年6月23日ウィーン楽友協会大ホール■RIPD-0005 2CD(モノラル)■エピタフォーン(ニホンモニター)モーツァルト交... 続きを読む
  • 北の国へ~旭川
    旭川は雨。旭川駅前から広がっている広い町並みは、小樽と違って、新しい建物が立ち並ぶ都市の景観。駅前からは長く広い歩行者専用の遊歩道が続いている。両側には大型店舗が並び建つ。その一角に、「サックス吹きと猫」と題する彫刻が…うーん。これ確かどっかで見たことある。本の写真だったかなあ…雨のせいもあるのか、どっしりとした体格ののサックス吹きが歩道ににしっとりと溶け込んで、いい空気を生み出している。演奏してい... 続きを読む
  • 北の国へ~旭山
    動物の死亡通知が、動物舎に掲げられていた。生前の写真やイラストとともに、手書きの字でしっかりと書かれてあった。2009年2月7日、オオカミの森で狼の「クリス」が仲間の狼との闘争によって死亡。2009年4月20日、オランウータンの「もも」が設置してあるロープに首がからまり、死亡。飼育係の方にお聞きすると、そのときの様子をていねいに教えてくださった。「お客さんがいるということが大切なんです。気をつけていても、四六... 続きを読む
  • 北の国へ~小樽
    アヤママとふたりで北海道旅行を四日間。天候は曇天、時々雨。しかし、運良く、主な見物場所ではほとんど雨もなく、快適な旅を楽しむことができた。一日目は千歳空港から鉄道で小樽へ。運河の街を見たいと思った。故 河合隼雄氏が所長を勤めた「絵本・児童文学研究センター」の所在地であることも心をひかれた。運河の街は、明治時代から昭和初期にかけて、水産業と交易で大きく栄え、北海道の中心地であった。しかも空襲を免れた... 続きを読む
  • 地球の上に生きる
    と、題する写真展に出かける。広河隆一氏の主宰する報道写真誌『DAYS JAPAN』そこに参加する各国のフォトジャーナリストたちの作品を、大きく鮮明なプリントで公開する催しだ。私は長年広河氏の活動に注目してきた。この写真展も毎年顔を出している。彼は言う。>DAYS JAPANは、読者に「楽しみ」をもたらす雑誌ではありません。時には見るのもつらい状況を伝える雑誌です。しかし絶対に目をそらしてはいけないことがあり... 続きを読む
  • カール・ベーム 乾坤一擲の音
    mikotomochi58さんのプログに「ベームの来日公演 in 1975」http://blog.goo.ne.jp/mikotomochi58/e/bc8333297ab1dd20578fd07bfd2258f9と題する記事を発見。カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の1975年来日公演のうちのシューベルト:交響曲ハ長調『ザ・グレート』についての愛情こもったレビューだ。>全体的にゆっくりめのテンポ。スケールは限りなく大きく、曲調とあいまって大きく巨大な構造物とになってい... 続きを読む
  • MW 手塚治虫の危険な情熱
    MW(ムウ)1, 2■手塚治虫■1989/10/10(小学館叢書版)■小学館「手塚治虫 禁断の問題作」として、玉木宏の主演で映画化。1976/09/10-1978/01/25 「ビッグコミック」(小学館)連載。手塚治虫、47歳。映画はまだ見ていない。ひとつの機会と思って、読んでみた。大筋の内容は知りつつも、あまり読もうとは思わなかった作品だった。それは、手塚作品にしばしば現れる虚無的な「死にむかう衝動」が強く打ち出されている感じがしていたか... 続きを読む
  • 田原総一郎、答える
    環境7大学中中公開講座2009~朝日新聞・メ~テレ~田原総一郎 with 中京大学演題『環境こそ人類の新しい可能性だ!』田原氏は、講演を1時間10分程度で切り上げ、質問の時間に切り替える。司会者はいるのだが、田原氏は自分で采配をふるってしまうのだ。質問に対してのコメントも、一瞬の間もおかず即答だ。だらだらしゃべる質問者には、言葉をさえぎってぴしりとまとめてしまう。さすがテレビ界で鍛えられた(「朝まで生テレ... 続きを読む
  • 田原総一郎、語る
    環境7大学中中公開講座2009~朝日新聞・メ~テレ~田原総一郎 with 中京大学2009/7/8演題『環境こそ人類の新しい可能性だ!』75歳、希代の経済評論家、ジャーナリストの田原総一郎氏。彼の話を直に聞くチャンスに恵まれた。テーマは環境問題ということで、常日頃の彼の論評分野とはちょっとずれるが、いずれにせよ政治経済の話になるだろうと踏んでいた。そのとおり。修羅場を踏んだ人間は、存在感が違う。老獪そのものの風貌... 続きを読む
  • 「偉大な老紳士」の人生と音楽
    大指揮者 カール・シューリヒト 生涯と芸術■ミシェル・シェヴィ■扇田慎平 塚本由理子 佐藤正樹 訳■叢書・20世紀の芸術と文学■2009/2■アルファベータ■3800円シューリヒト・ファン待望の一冊。何しろ、彼の音楽のファンというのは、満足な評伝一冊もないままに、ひたすら、彼の「レコード」を頼りにその音楽を享受してきたからだ。もちろん私もその一人。来日とは無縁と思われていたシューリヒトだが、本書によれば、東京オリン... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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