• 昔はこうだったとしても…
    徳岡直樹氏のYOUTUBEで、フルトヴェングラーの「英雄」交響曲の総括がはじまって、大変興味深く視聴している。このベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(徳岡氏によれば「英雄的」)は、話題が出るたびに聴き返したくなる魅力作で、これだけ繰り返して聴くに足る音楽というもめったにないだろう。ネコパパ架蔵のフルトヴェングラー盤も少なくないが、聴いてみたのはこの1952年12月8日盤。tahra原盤、Altus制作によるLPだ。1952年、... 続きを読む
  • 閑静な住宅地に、ジャズの流れる午後。
    2021年6月5日、土曜の午後、名古屋市内で行われたレコードコンサートです。オリジナル盤を中心としたジャズのアナログLPを、筋金入りのジャズ愛好家、井上マスターの名調子とともに楽しんでいただこうという趣旨で開催されました。換気、検温、消毒、窓は開放と、感染対策は万全。定員は余裕を持って設定しましたが、すぐに予約で満席でした。再生機器は受注生産のみというメーカーのハイエンド・システム。大型スピーカー「グラ... 続きを読む
  • ブルーノ・ワルターの「春」とリマスタリング・ストレスについて。
    DANNOさんの「ブルーノ・ワルター・ディスコグラフィー」は素晴らしい発見に満ちていて、読み出すと止まらないが、これに引きずられるようにして読みふけったのが、このワルター評伝だ。ワルター・ファンのネコパパだけに、邦訳版の出版後すぐに購入だけはしていた。ところが、いまどき二段組で500ページ越えと分厚い本である。「いずれは」と思いながら、飛ばし読みで済ませてきた。この際、一念発起というわけで、一気に読み通し... 続きを読む
  • 童謡SP盤リスト作成で、大事件!
    手持ちの童謡SP盤の管理のためにエクセルでリストを作成中。コレクションといってもヤフオクで二度落札しただけなのだが、これが結構カサがあり、手を付けるまでに時間がかかった。ものぐさ猫のネコパパは、とにかく決断が遅い。始めても道草が多い。誰かに締切日を設定してもらえるといいのだが…とりあえず、6月13日の第2回童謡サロンまでにはやらなくちゃ…で、始めたのだが、2時間で壁に突き当たった。レコード番号、日本コロム... 続きを読む
  • ワルター、1930年録音「ジークフリート牧歌」の録音場所が判明。
    LINE仲間のひとりNさんは、拙ブログでも以前ご紹介した「ミュージックカフェ・Figaro」のマスター(現在は閉店)で、広範な音楽愛好家である。そのNさんから昨日おくっていただいた画像がこれだ。ワーグナー作曲「ジークフリート牧歌」ブルーノ・ワルター指揮 交響楽団 1930年5月16日録音。ワルター・ファンなら、この指揮者が殊のほか愛好した曲であることはご存知だろう。SP時代に限っても、1924年から1935年迄の短期間に4種類... 続きを読む
  • Bruno Walter Discography、刊行決定!
    ブルーノ・ワルター・ホームページを主宰されているDANNOさんが、いよいよ労作を出版されます。ネコパパ、さっそく予約しました。Bruno Walter Discography オンデマンド (ペーパーバック) 出版社 : NextPublishing Authors Press発売日 : 2021/5/21旦野克幸 (著)https://www.amazon.co.jp/dp/B094T5C1M5?psc=1&smid=AN1VRQENFRJN5&ref_=chk_typ_imgToDp<内容紹介>ブルーノ・ワルター(1876‐1962)の正規... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・ベートーヴェンを聴く/傑作の森②
    豊明市立図書館自主企画2021年第5回 5月8日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)またしても緊急事態宣言の発令で、心配の多い日々ですが、このひとときだけは、頭を空っぽにして音楽の世界でおくつろぎいただければと思います。感染対策は万全です!さて今回も、昨年延期になったベートーヴェン生誕250年記念企画。お馴染みの名曲をたっぷりお楽しみいただきましょう。今月のテーマ ベートーヴェンを聴く/傑作の森②1. ピア... 続きを読む
  • 訃報 クリスタ・ルートヴィヒさん
    https://news.yahoo.co.jp/articles/1997416f43ed7c56a6dd15af1e8c238c50d2e5a4クリスタ・ルートヴィヒさん(ドイツのオペラ歌手)オーストリア通信(APA)によると、24日、ウィーン近郊の自宅で死去、93歳。 ベルリン生まれ。1955年ウィーン国立歌劇場に入り、ミラノ・スカラ座やニューヨークのメトロポリタン歌劇場など世界を舞台にメゾソプラノ歌手として活躍。カラヤン、ベーム、バーンスタインら世界的指揮者、マリア・カラ... 続きを読む
  • 謎多き新譜、2枚。
    またしてもブルーノ・ワルターの新譜が登場するそうです。こういう、学生時代に感じたような期待感が65歳のネコパパにも残っているのが嬉しい。https://www.kinginternational.co.jp/genre/epita-019/ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45ブルーノ・ワルター(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)エジンバラ音楽祭合唱団録音... 続きを読む
  • 滔々たる歩みのトルトゥリエ「ドヴォコン」。
    愛読しているハルコウさんのブログに、ネコパパの愛聴曲であるドヴォルザークのチェロ協奏曲のレピューが次々に掲載されていて、毎回興味深く拝読しています。ネコパパ自身は1970年代初頭に日本コロムビアから発売されたムスチスラフ・ロストロポーヴィチの独奏、ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団による1952年録音のLPではじめて全曲を聴いてすっかり「ぞっこん」になり、50年経った今も、その気持ち... 続きを読む
  • ネコパパの痒みも吹き飛ぶ、ヤンソンスの「夜の歌」。
    マーラー 交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」マリス・ヤンソンス 指揮バイエルン放送交響楽団(2007年3月8,9日 ミュンヘン,ガスタイク・フィルハーモニー ライヴ録音 Br Klassik)ネコパパはアレルギー体質で、季節の変わり目が特に症状がひどい。子どもの頃は喘息やら鼻炎に苦しんだが近頃は収まり、もっぱらアトピー性皮膚炎だ。50歳ころ医者に「君の皮膚は乳幼児と変わらんね」と言われたことがある。いやいや、頭の中身もそう... 続きを読む
  • 蓄音機店主人の手になる豪華な入門書。
    梅田 英喜【著】価格 ¥3,080(本体¥2,800)デコ(2021/03発売)https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784906905201こんな本が出たというので、早速取り寄せました。著者は1957年北海道生まれ。蓄音機専門店「梅屋」を都内の駒場、青山、神保町であわせて20年あまり営業し、2015年春、店舗を大分県・由布院に移されています。NHKのSPレコード番組(AM、FM)に協力および出演、テレビ東京『開運!なんでも鑑定... 続きを読む
  • 春はうきうき♪ホンワカホンワカ♫
    4月10日、ウィル愛知にて2回目のクローズド蓄音機会が開催されました。コロナ禍の心配な中ですが、春たけなわの晴天、適度な人数で楽しむことができました。ネコパパはこの日図書館での「音楽を楽しむ会」もあったので、アヤママと一緒に高速を使って一気に到着。一日二回の登壇で慌ただしい一日になりました。でも、趣味の世界ですから、こういうときは力が出るものです。当日のプログラムです。テーマの「ホンワカホンワカ」... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・楽器の世界⑨コントラバス・ハープ
    豊明市立図書館自主企画2021年第4回 4月10日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)今月のテーマ 楽器の世界⑨コントラバス・ハープ第1部 コントラバスオーケストラの前方に陣取る弦楽器群のなかで、全体を下からしっかりと支える役目を持っているのがコントラバス。単にバスもしくはベース(Bass)(英語圏ではこの呼び方をする人が多い)コントラバス(日本のクラシック音楽、吹奏楽における名称)ダブルベース(英語起源)... 続きを読む
  • ベームのケルン・ライヴは、老いの影を超越した清澄な音楽だ。
    先日ご紹介したカール・ベーム指揮ケルン放送交響楽団のライヴLPについて。まず1977年録音のベートーヴェン、交響曲第7番を聴く。この年はベームがウィーン・フィルとの二回目の来日公演を行った時期で、老巨匠はまだまだ元気で、その姿はNHKでも放送された。それはNHKホールで演奏された「運命」「田園」というプログラムで、DVDやCD、LPでも発売されている。なので、この「第7」も、75年来日時のような、叩いてもびくともし... 続きを読む
  • 栄光の蓄音機クレデンザをハイビット・デジタル収録
    愛知県図書館で借りたCDのご紹介です。いずれもレコード店の店頭ではあまりお目にかかれない、貴重なディスクでした。栄光の蓄音機 ビクトロラ・クレデンザで聴く フバーイ、ブーシュリ、ブルメスター Coodination: (株)シェルマン 磯村建文レコーディング・エンジニア:依田平二1994.10.7 ビクター青山スタジオにて20bitK2システムにより収録今回の録音にはビクターエンターテイメント社の所有するクレデンザが使用された... 続きを読む
  • スウィトナー指揮のモーツァルト「魔笛」に酔う。
    ひさびさに「魔笛」の録音を聴いた。オトマール・スウィトナー指揮ドレスデン・シュターツカペレのCD、1970年の録音で、この曲の優れた演奏として高い評価を得ているのは、半世紀を経ても現役盤であることからして、明らかだろう。聴いたきっかけは、へうたむさんの記事。http://bluegourd.jugem.jp/?cid=3最近この曲のDENON盤CDを入手されたという。確かに、これが最初に出たのは、独オイロディスクと契約していた日本コロムビア=... 続きを読む
  • カール・ベーム/ケルン放送交響楽団のLPを入手。
    久しぶりにネットオークションをみたら、日本ブルーノ・ワルター協会の私家版が出ているではないか。それも9枚。これはぜひと思って、落札できそうな金額を入れておいた。時々見返すが、動いた様子もなく、あと数時間という時になって、ついつい失念。そしたら終了間際にあっという間にさらわれてしまった。もう少し高めに入れておけばよかったと後悔したが、後の祭りである。オークションで買うのを覚えて、まだ3年くらいだが、... 続きを読む
  • 春の聴き会と、蓄音機針の遍歴譚。
    4月にクローズドで実施予定の、第2回蓄音器聴き会のプログラム制作係りを担当することになりました。公開の会ではないので、詳細を述べることはできませんが、仲間内で春めいた、ワクワク感のある選曲を、ということで計画中です。コロ難儀も低空飛行で埓があかないままですが、そんなことにはお構いなくやって来る桜の季節。対応は万全かつ、存分に楽しみたいと思います。ネコパパの担当曲(予定)はこんな感じです。メニューイン... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・ベートーヴェンを聴く/傑作の森①
    豊明市立図書館自主企画2021年第3回 3月13日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)ベートーヴェン生誕250年にちなんで、昨年取り上げる予定だったプログラムをお届けします。創作力が最も旺盛だったウィーン時代中期、ロマン・ロランが「傑作の森」と読んだ時期の作品群です。今日は32歳から35歳の頃の作品を取り上げましょう。今月のテーマ ベートーヴェン/傑作の森①1. ピアノソナタ第23番ヘ短調 作品57「熱情」第3楽... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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