• 1か月で40万枚売れたクラシックレコードの話。
    LINEでやり取りしている音楽好き仲間の話で、「カラヤンの『運命』って、どけだけ売れたのという話になった。そういわれて、すぐ脳裏に浮かぶのはグラモフォン盤の「運命/未完成」のLPで、これは1968~9年ごろ、中学生当時レコード屋さんに行くと無料でもらえた『レコード・マンスリー』(日本レコード振興株式会社)という、宣伝情報誌のベストセラー・ランキングでいつも1位か2位につけていた。トップを競ったのはもちろん、イ... 続きを読む
  • ワルターのトリプル・コンチェルト。
    ベートーヴェン 三重協奏曲ハ長調 作品56ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン)レナード・ローズ(チェロ)ワルター・ヘンドル(ピアノ)ブルーノ・ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック【録音】1949.3.21 30番街スタジオ(モノラル)第1楽章冒頭のオーケストラ序奏部から、重い響きと熱量の高さが感じられ、ワルターの曲への入れ込みのただならなさが実感される。大きく盛り上がって独奏部に入ると、ローズのチェ... 続きを読む
  • フルトヴェングラー「バイロイトの第九」に3番目のマスターが!
    金曜日、いつものように名曲喫茶ニーペルングに出かけると、常連のお客様から「フルトヴェングラーのバイロイト盤がスウェーデンからも出ましたよ」というニュースが。帰って確かめると、HMVのサイトに出ていた。こりゃ、えらいこっちゃ…といっても、ディープなクラシック・ファンでなければ「それ、何の話?」だろう。かいつまんで言うとこうだ。往年のドイツの指揮者フルトヴェングラーの指揮したベートーヴェン「第九」のレコー... 続きを読む
  • プランタン管弦楽団、ベートーヴェン第4交響曲を熱演
    地元名古屋のアマチュア・オーケストラ、プランタン管弦楽団はネコパパの贔屓。音楽に一本筋が通り、いつもハッとするような新鮮な音楽体験をさせてくれるからだ。しかもチケットはワンコイン。頃中で中止延期が続き、演奏会情報も危ぶまれていたけれど、アンケート協力者にはちゃんとはがきで知らせてくれる。前回は予定が合わず涙をのんだが、今回は喜び勇んで出かけた。会場の芸術創造センター、コンサートではあまり出掛けた記... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・楽器の世界⑫おもしろ楽器
    豊明市立図書館自主企画2021年第10回 10月9日(土)午前10時~12時 (毎月第2土曜日開催)今月のテーマ 楽器の世界⑫おもしろ楽器みなさん、おはようございます。今日は楽器シリーズです。「おもしろ楽器」といえば、電気を使わずゼンマイとラッパの力で音楽を再生してくれるこの蓄音機も、楽器の一つかもしれません。このコロムビア212、90年以上動いているもので、この点をとっても楽器みたいなものです。さて、今回取り上げるの... 続きを読む
  • ディスクユニオン上陸。
    コロナ緊急事態宣言解除と同時に名古屋・栄に開店した、業界トップの中古レコード店。ネコパパ、遅まきながら偵察に出かけてきた。繁華街、栄の中心部で中区役所のすぐ近く。家賃は高いだろうに、強気の姿勢だ。一足先に開店した大阪店よりも、面積は広いという。コロナ以前、ネコパパは何かと理由をつけて年一、二回は東京のお茶の水クラシック館と、新宿クラシック館には通っていたので、さすがにこれは小さく見えた。クラシック... 続きを読む
  • 巌本真理CD-R2枚目が到着。
    巌本真理のヴァイオリン名曲集の2枚目が届いた。今回もメルカリで送料込み800円。貴重な内容を考えると、じつにお買い得である。1枚目の「G線上のアリア」は1958年ころの録音とあったが、今回は1960年ころ。伴奏者もかわっている。「G線上のアリア」がシューベルトの「アヴェ・マリア」で終わっていて、今度のがバッハ/グノーの「アヴェ・マリア」で始まっているのは「全作品の続き」と一貫性を持たせるためだろうか。オリジナル... 続きを読む
  • 巌本真理の復刻盤CD-Rが素晴らしかった。
    買いたい本があってネットを探したら「メルカリ」に手ごろな価格で出ていた。「メルカリ」というのは、個人出品のネット版ガレージショップのようなものだろうか。これまで一度も使ったことはなかったが、その本が欲しかったので登録した。やってみると、購入は簡単で、ヤフオクのように競争入札でせりあがることもないのでストレスがない。ただ、全体にそれほどお買い得という感じはしない。ついでにレコードなども見てみたが、さ... 続きを読む
  • マタチッチ指揮のブルックナー第8交響曲を、N響以外で聴こうとしたら。
    ロヴロ・フォン・マタチッチは、ネコパパにブルックナーの交響曲第8番の魅力を教えてくれた指揮者だ。それは、1975年にNHK交響楽団の定期演奏会を指揮したTV放送を見てのこと。実家の台所にある小さなTVで、しかも冷蔵庫の上に乗せてあって甚だ見にくい上に、音質も低劣だったが、そんなことはネコパパ(当時はパパではなかったが)には、全然気にならなかった。壮大無比で、山あり谷あり、活気に満ちて面白く、それでいて第3楽章の... 続きを読む
  • 音楽を楽しむ会・文学と音楽④ゲーテ
    コロ難儀緊急事態宣言下のうえに、台風14号が最接近。でも暴風圏はないので、中止連絡はなく、図書館も開館。「音楽を楽しむ会」も、予定通りに開催されました。館内整理のために第三土曜日に変更されているし、きっと閑散とするだろうなと思っていましたが、17人の参加がありました。いつもながらのご支援に感謝しつつ、盛りだくさんな内容の2時間となりました。2021年第9回 9月18日(土)午前10時~12時 (通常毎月第2土曜日開催... 続きを読む
  • スクロヴァチェフスキのブルックナー第7番、栄光への序章。
    ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (1885年稿・ノヴァーク版)ザールブリュッケン放送交響楽団 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ  (指揮)録音: 27, 29 September 1991, Kongresshalle Saarbrucken, Germany交響曲第7番の第2楽章「比較試聴」という、大胆な企画を進めておられる「クラシック音楽の名曲名盤この一枚」のハルコウさんが「お薦め」マークを付けている、数少ない1枚。これは聴かなければならない... 続きを読む
  • 朝比奈翁のブルックナー第5交響曲、2000年盤を再認識する。
    ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105 (1878年稿・ハース版)東京都交響楽団 朝比奈 隆  (指揮)録音: 29 March 2000, Suntory Hall, Japanシュレーゲル雨蛙さんの多忙なブログ記事にこのCDのことが出ていたので、 久々に聴いてみたら、たちまち心を持っていかれた。この演奏、数ある朝比奈隆のブルックナー5番の中では、スリムな静謐感があって、それが逆に地味な感じを与えていた。リアルな生々しさよりも、全... 続きを読む
  • 17㎝/7inch盤のたのしみ③
    ②では日本ビクターの発売したクラシックEP盤をご紹介したので、今回は他のレーベルのものをいくつか。まずは日本コロムビア盤。ネコパパが音盤収集を開始した1970年にはすべて「エンジェル盤」になっていた英EMI盤は、1962年まではコロムビアからの発売だった。アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団、ロッシーニ「セビリアの理髪師」序曲。レトロ感たっぷりだが演奏も音質も良好。1953年録音。カラヤン指揮フィルハー... 続きを読む
  • サイトウ・キネン・オーケストラ/無観客配信とデュトワの「海」。
    サイトウ・キネン・オーケストラの無観客配信。初回放送の9月3日は、リマインダー設定もして初めの部分を視聴し、残りは後で聴こうと思い「らじれこ」の録音機能をつかって音声のみ録音しました。ところが、ネットの通信状態が悪かったのか、書斎に戻ると画面が止まっていて、1時間ちょっとしか録音できておらず、5日は外出でまったく視聴できませんでした。そんなわけで聴けたのは休憩前の2曲のみでした。ラヴェルの「マ・メール... 続きを読む
  • 17㎝/7inch盤のたのしみ②
    今回ご紹介するのはEP盤だ。EP(Extended Play)という言葉は、いろいろな意味で使われているが、本来は17cm/7inchの45回転盤で、片面に2曲以上を収録しているものを指すらしい。片面1曲のものはシングル盤で、これを基準とするとExtended は、拡張しているという意味である。クラシックの場合は小品でも1曲10分程度の曲が多いので、1曲収録でもEP盤と呼ばれる。ちょっと混乱する。どちらも、音楽の自動販売機ジュークボックスに入れ... 続きを読む
  • 17㎝/7inch盤のたのしみ①
    街に出て「ことのついで」に中古レコード店を漁るのがルーティンになっているのだが、さすがに自宅のキャパを考えるとやや慎重になる。これといってほしいものがないこともしばしばだが、手ぶらで帰るのはなんとなく後ろ髪を引かれる気分…そんなときに、じゃあ小さいのをちょっと…と覗きたくなるのが、17㎝とか、7inchとか言われる盤だ。45回転、片面1曲の盤が「シングル盤」あるいは「ドーナツ盤」片面2曲、両面で4曲はいったのか... 続きを読む
  • ジョン・コルトレーンの「至上の愛」未発表音源が発売予定。
    伝説のジャズ・ジャイアンツの一人で、サックス奏者ジョン・コルトレーンの未発表音源が発売される。…といえば、3年前にも似たことがあって、なんとNHKTVのニュースでも報道された。今度はどうなんだろう。コロ難儀やパラリンピックでそれどころじゃないか。総選挙も控えてるし。でも、ジャズファンには事件かも。あの「至上の愛」の未発表ライヴなんだから…『至上の愛 ~ライヴ・イン・シアトル』2021.10.8 全世界同時発売品番:... 続きを読む
  • クレンペラー/フィラデルフィアの「英雄」「田園」
    世の中には、そんなに多くのクレンペラー・ファンがいるのだろうか。次々と音源が発掘される。今度は、これだ。良好な音源発見!クレンペラー&フィラデルフィア1962年ステレオ・ライヴ“田園”&“英雄” 掲載: 2020年08月17日 00:00https://tower.jp/article/feature_item/2021/08/16/1110【曲目】ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」*ダグ・ハマーショルドの思い出に捧ぐ【演奏】オットー... 続きを読む
  • クレンペラー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団の戦後ライヴがSACDで発売。
    クレンペラーのライヴ盤でこんな大部のセットが発売された。隠れクレンペラー・ファンのネコパパとしては気になるところ。クレンペラー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団/伝説的アムステルダム・コンサート1947-1961オットー・クレンペラー 、 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団https://tower.jp/item/5194447?kid=gs5194447&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=ssc&utm_term=s1&_adp_c=wa&_adp... 続きを読む
  • ネコパパ、堤剛のドヴォ・コンを聴きなおす。
    先日M氏邸宅で、ハイエンド・オーディオによるクラシック音楽を仲間内で楽しむ機会があった。タンノイの大型スピーカからながれる妙音に聴き惚れていたら、突如M氏からブラインドフォールド・テストを出題された。初めてのことで動揺するネコパパ。ドヴォルザークのチェロ協奏曲3種をこれから掛けるので、ソリスト、指揮者とオーケストラを当てよというものだ。いつも弱腰の小心者であるネコパパは、大概この手のクイズや勝負事が... 続きを読む

プロフィール

yositaka

Author:yositaka
子どもの本と、古めの音盤(LP・CD)に埋もれた「ネコパパ庵」庵主。
娘・息子は独立して孫4人。連れ合いのアヤママと二人暮らし。

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